小柄の小柄による小柄のための連載企画。身長150cmエディターchiakiが超個人的に感じている、低身長ならではのお悩みや、ニッチな問題にアプローチしていきます~! 今回のテーマは、「デニムの裾上げ」について。これまで色々お試ししてたどり着いた、スタイルアップを狙うためのお直し術やベストな丈感をシェアします!
【丈が長いデニム、自分で直す? お店で直す? 】
これまでデニムを買ってお直し不要ではけたものって…あったっけ? というほど、ほぼ100%の確率で丈詰めをしている私。お直し屋さんに出したり、たまには自分で直したりもしています。
その境界線は、「カットオフデザインで着たいか着たくないか」。
カットオフデザインなら自分で丈詰めできる!
以前こちらの連載でご紹介したことがあるのですが、いわゆる切りっぱなしのデニムは、カットするだけでデザイン性をキープしつつ丈感調整ができるので、セルフでもいいなと思っています。
(縫製系は、不器用なため自粛…)
膝下のデザインを大切にしたいものはお直し屋さんへ!
たとえば裾のアタリを残したい場合や、フレアデニムなどカットすることでシルエットが変わりそうなものは、迷わずお直し屋さんへ持ち込み!
こちらは、お直し屋さんで裾のアタリを残しつつ、裾上げをしていただいたデニム。裏面を見るとわかりやすいのですが、もとの裾を細くカットして縫い付けてあるんです。このさりげないデザインが、デニムコーデを素敵に見せてくれるポイント! 見た目は普通のデニムと変わらないですし、はき心地がごわごわすることもなく、まさにプロのお仕事! お直し代金は、3000円くらいだったと思います(by 近所のリフォーム屋さん)。
小柄さんがデニムの裾上げをお直しするときに気を付けたい3つのポイント
上記を踏まえたうえで、小柄な私がお直し屋さんにデニムを持ち込むときに気を付けていることは、次の3つ!
①デニムの可愛さが変わらないか念入りに確認!
先ほどの“アタリ”もそうですが、裾をカットすることでシルエットが変わるものや、スリットが入っているものなど、お直しするとデザイン性が半減しそうなものは、店員さんに事前に相談を。仕上がってみて、なんか違う!は、あまりにも悲しすぎるので(涙)。
②お直しやさんの試着室でカット幅を決める
事前に自宅でカット幅を計測→持ち込みがスマートですが、私は自分で測る長さが間違っていそうで信じられないので、毎回お直し屋さんの試着室をお借りします(事前に確認することをおすすめしますが、ほとんどのお店には併設されているかと! )。「くるぶしくらいの丈感で」など、希望の長さをお伝えすると店員さんが丁寧に測ってくれるうえ、まち針などで仮留めまでしてくれるので、仕上がりイメージがつきやすいんです!
③丈感に迷ったら、くるぶしが見え隠れする軽やか&万能レングスに
デニム/ヤヌーク ブラウス/ミュラー オブ ヨシオクボ バッグ/ダンスレンテ(トゥモローランド) 靴/セリーヌ
私は細身のストレートデニムをはくことが多いので、丈に迷ったら、くるぶしが見え隠れするレングスでオーダーしています。ヒールにもスニーカーにも、きれいめぺたんこにも合うし、バランスが取りやすいので、低身長的には最強なのでは⁉︎と思っています…! ワイドやフレア系は、足の甲に当たって〝たぷっと〟なるくらい少し長めでもよさそう。
サイズが合うとおしゃれはもっと楽しくなる!
余談ですが、最近クローゼットの整理をしまして、「なんだか違う…」と感じていたものを思い切ってすべて手放しました! さよならすることになったお洋服たちを見返してみると、ほとんどが私にはサイズが大きかったもので。
結局、きれいに着られないものは、だんだん着なくなり、気づけばクローゼットの化石となるということを身をもって実感しました…! 無駄買いを防ぐためにも。今あるものを素敵に着るためにも。サイズを合わせることはすっごく大切! お直し屋さんに出すとお金はかかりますが、その分お気に入り度もアップすると思うので、投資と思って活用してみることをおすすめします!