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「34歳IT、独身です。推し活にハマって、結婚できる気がしません」【マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 #5】

「マッチングアプリの中のひと」として、YouTubeをはじめSNSで大活躍のとーまさん。恋に悩む女性の気持ちを受け入れ、男性心理を的確に分析して大人気! そんなとーまさんの「婚活相談」第5回。今回は、推し活にハマった女性のリアルな結婚についてのお悩みに回答!

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談1「推し活にハマって、結婚できる気がしない女性へのアドバイス」

「IT企業で働いているリナです。推し活にハマって、結婚できる気がしません。34歳なので、不安も出てきて…」

「34歳、IT企業でデザインの仕事をしているリナです。

高校や大学でつきあったのが、見た目はいいけど中身はクズ、みたいな男ばかりでした。その経験で懲りてしまって、なんとなく大学後半から今に至るまで、男性とつきあっていません。告白されたこともあるけどその人はタイプじゃなかったり、会社の先輩がいいなと思ったこともあったけど、その人は私のことがとくに好きじゃないっぽくて、自分からはアプローチしなかったり。友達に紹介してもらったこともありますが、その方は銀行員で、クリエイター職の自分とは話があわなくて…。よく考えたら10年以上彼がいません。

デザインの制作をしているため、ここ2年近く自宅でPC仕事ばかりで、人に出会う機会がありません。でも、マッチングアプリはやりたくないんです。そこで自分をアピールするとか、恥ずかしくて。

今はお笑いと韓国アイドルにハマってしまって、それにばかりお金を使っています。推し活にいそしみすぎて、だんだん恋愛のモチベーションが下がってきてしまって。

自分ももう30代半ばなので、ここでなにかしないと、一生独身で結婚しないのかな、しないっていうか、できないのかな? と漠然と不安になることがあります。でも10年以上恋愛をしていないし、どうやって結婚にガツガツしたらいいのか、わからなくなってきました。」

漠然とした不安を抱えるのは当たり前。

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談2「具体的にどうしていけば、結婚に向かっていけるかということを一緒に考えていきたいです」

「リナさん、相談ありがとうございます。

 

今回のリナさんのお悩みは、「30代半ばのここでなにかしないと一生独身で、結婚するかしないのかという漠然とした不安を抱えている」ということですね。まずお伝えしたいのが、同じ不安を抱えている人も、きっと多いということです。

 

20代後半くらいから周囲が結婚し始めると少しずつ不安になり、30代になってその気持ちがふくらむのは自然なことです。

 

だからこそ、将来について考えている自分自身のことをよくないとか、否定したりしないで欲しいです。

 

婚活は自分が気になった時期に始めるほうが力を入れることができるので、思い立ったときにスタートすることは良いことだと思います。

 

その中で、具体的にリナさんがどうしていけば、結婚に向かっていけるかということを一緒に考えていきたいです。

推しは現実にできる彼とは違う。

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談3「推しは現実にできる彼とは違います」

お笑いや韓国アイドルの推し活にハマっているというのは、恋愛ばかりにならずいい意味で自分の時間を分散できるので、良いことだと思うんです。

 

こういう、何かあったときに自分が保てる、楽しくなる、幸せになれる場所を持っていることは強みです。だから気にせず、そのままリナさんが良いと思う推し活をしてください。

 

ただこのときに大事なことが2点あります。

 

・推し活の中の、少しの時間を婚活にさく

・推しと同じことを現実の彼に求めない

 

順番に説明していくと、リナさんは仕事をしていて推し活も、となると時間がなかなか作れないと思うんです。

 

でも当たり前のことですが、時間が作れない、とずっと言っていても最高の男性が現れるわけではないので、時間を作っていくしかないです。

 

もう一つは、リナさん自身がいちばんわかっていることかとは思いますが、推しは現実にできる彼とは違います

推しはリナさんの期待に100%で答えてくれますが、現実の男性は100%で答えてくれないことが多いと思います。推しの対象になる人は理想像であることが仕事なので、なおさらです。推し活をしている友人の話を聞いていると、推しと現実をしっかりと分けて考えている人も多い印象ですが、まずはここを押さえておきましょう。

今、やることは恋愛のリハビリ。

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談4「今、やることは恋愛のリハビリ」

この気持ちの準備が整ったうえでやることは恋愛のリハビリです。

 

今いきなりリナさんの目の前に、自分の理想とする完璧な男性が現れたとします。その人と恋愛して自分をアピールしたり、その人の気持ちを理解したり、デートに行ったりできますか?と聞かれたら、難しい部分があると思うんです。

 

10年恋愛していないと、そうなってしまってもしょうがないです。

 

だからこそリハビリが必要なんです。恋愛対象の女性として接してもらう機会や、好きな男性と接するという機会などなど、準備をしておかないと、いざというときにうまくいかなくなってしまいます。

 

恋愛してなかった自分から、恋愛をしている自分に慣れていく。

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談5「恋愛してなかった自分から、恋愛をしている自分に慣れていく」

そのために、まずは出会って欲しいです。マッチングアプリは嫌ということなので、婚活イベント、街コン、結婚相談所などなど、今は出会おうと思ったら出会える機会がたくさんあります。同じ趣味のイベントなどでも出会うことができると思います。

 

そういうところに時間を使っていって、恋愛してなかった自分から、恋愛をしている自分に慣れていってください。それから、どこにいったとしても他の人と比べられるので、自分をアピールすることにも慣れていって欲しいです。

 

そのときに大事なのが、プラス視点を見ていくことです。リナさんは以前の恋愛の相手は「クズみたいな男ばかりでした」とおっしゃっているので、いざ男性と出会ったときにマイナス視点で見てしまうことがあるかもしれないです。

 

ここがダメ、あれはダメ、と見ていたら良い人とは出会いづらいですし、自分もそういうふうに見られていると感じたらどんどん出会いが減っていきます。

 

もちろん直感や感覚的に違うと思ったらそれに従って欲しいですが、ファッションなど外見的な部分は、男性は好きな人の言葉でいくらでも変われるのでなるべくプラスの視点で見て欲しいです。

恋愛以外が充実している人の恋愛は強い。

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談6「恋愛以外が充実している人の恋愛は強い」

こうやって自分から出会いの場にいって少しずつ恋愛に慣れていけば、リナさんの仕事や推し活に関してもしっかり理解してくれて、リナさんを大切にしてくれる人と出会えると思います。

 

そのためにもまずは最初の1歩を踏み出してみてください。なかなか難しかったら、一人でなく、友達と一緒に行ってみてください。

 

恋愛以外が充実している人の恋愛は強いので、推し活も恋愛も堂々としていって欲しいです。リナさんが素敵な方と出会えることを願っています。

 

何かあれば、またいつでも相談してください。今回は相談ありがとうございました。」

 

 

とーま

マッチングアプリの中のひと

とーま


1992年生まれ、大分県出身。国内最大級のマッチングアプリ「タップル」を運営する会社で働く会社員。1000人の男女にインタビューした経験やマッチングアプリの運営で培ったノウハウを生かし、男性心理を的確に分析したYouTubeチャンネルが大人気。登録者数は約4.6万人(2022年4月現在)。

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