繰り返すカラーリングやパーマによる刺激に紫外線や摩擦、乾燥などのダメージ…。美賢者たちのアドバイスに従い、日々のアウトバスケアを見直してみて。アウトバス用トリートメントや、ダメージ毛をいたわるスタイリング方法をご紹介。
Q.アウトバスのスペシャルケアを知りたい!
A.日中、気になるダメージを瞬時にケアできるアイテムを
「日中に、パサつきやチリつき、広がりを感じたら、夜の洗髪時にすぐにリカバリーできるアイテムがあると安心です」(美容ジャーナリスト 小田ユイコさん)
「クリームミストなので、日中でもチリつかずしっとりつややかに保湿」(美容ジャーナリスト 小田ユイコさん)。ルミナスヘア アウトバストリートメント クリームミスト 80g ¥2310/エイベックス
「髪を乾かしたあと、毛先中心につけ、ストレートアイロンでまっすぐ伸ばすとツヤとまとまり感アップ。硬毛や多毛さん向き」(美容ライター 松井美千代さん)。ゆず油 無添加ヘアオイル 60㎖ ¥1100(編集部調べ)/ウテナ
Q.毎日のアウトバスケアはどうするべき?
A.アウトバス用のトリートメントで保護を
「洗髪後はしっかり水分を取ることが大切。タオルで髪を挟んでねじるようにするとしっかり取れます。その後は、アウトバス用のトリートメント剤を髪全体に塗布。コームでとかしてから、頭皮から乾かし、最後は冷風でキューティクルをキュッと締めて」(トータルビューティアドバイザー水井真理子さん)
「朝、スタイリングバームでトリートメントもできるものを使うと、髪型が決まる&ケアもできて一石二鳥」(美容ジャーナリスト 小田ユイコさん)。リ・ヘアプラス バームニュアンス&ウェット 35g ¥3080/ラ・ヴィラ・ヴィータ
「軽いオイルで日中も使える」(トータルビューティアドバイザー水井真理子さん)。パンテーン エフォートレスUVカット ヘアオイル 50㎖ ¥1408(編集部調べ)/P&G
Q.ダメージが気になるときのスタイリングのコツってある?
A.短時間で乾かすこと。いきなりオイルはNG
「パサつき・ちりちり・広がりが気になるときにいきなりオイルを塗ると、余計にバリッとなる危険が。ミルクやクリームを塗って乾かしてから、オイルコートを」(美容ライター 中島彩さん)、「風量があり保湿力の高いドライヤーで短時間でしっとり乾かすのがコツ」(美容ライター 松井美千代さん)
「UV防止効果もあって、ツヤ力がアップ」(サロン・ド・リジュー 永本玲英子さん)。H&A ヒートコントロールオイル 100㎖ ¥4400/サロン・ド・リジュー
「重すぎないミルクで、薄髪やハリコシがなくても、ぺしゃんとならない」(美容ライター 中島 彩さん)。uruotte リペアミルク N 100g ¥3300/クィーン
Q.ダメージが気になるヘアで、やってはいけないことは?
A.摩擦と過度な熱を与えることはNG!
「とにかく毛髪に摩擦によるダメージを与えることは厳禁です。また、過度な熱を加えることも避けましょう」(サロン・ド・リジュー 永本玲英子さん)
「髪内部の水分量をキープしながら乾かせるのでダメージ毛のパサつきを抑えながらドライ。速乾なので、熱ダメージも軽減。しかもカラー持ちもキープ」(美容ライター 松井美千代さん)。ヘアドライヤー「ナノケア」EH-NAOG オープン価格/パナソニック
撮影/久々江満 取材・原文/山崎敦子 ※BAILA2022年4・5月合併号掲載