読者から寄せられた歯や口内の悩みに小川朗子先生が回答。正しい歯の磨き方は“2本を10秒間ずつフェザータッチ”がベスト!おすすめのホワイトニング効果のある歯磨き剤・デンタルフロスも併せてご紹介します。
アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 小川朗子院長
アンチエイジングの考え方を歯科分野に取り込み、審美歯科、矯正歯科、予防歯科を中心に診療を行う。著書は『若さを取り戻す歯のエイジングケア』(桐書房)。
\教えて小川先生!/「歯・口内トラブル」のリアル悩み
Q 正しい歯の磨き方が知りたい(32歳・広告営業)
A 2本を10秒間ずつフェザータッチで
歯ブラシは毛幅が前歯2本分以内のものを。鉛筆と同じ持ち方で、2本ずつ10秒間かけてやさしくいちばん奥の歯の裏側までしっかりと。表面だけでなく歯と歯茎の境目を45度の角度で当てて磨いて。
歯周ポケットや歯間に無理なく届く。DENT.EX systema 44M ¥300(編集部調べ)/ライオン
毛の先端が長く奥歯の後ろにも届く。ピセラ P-20M/S¥282/ジーシー
歯周病や歯のくすみをケア。クリーンデンタルW くすみケア(医薬部外品)100g ¥1280(編集部調べ)/第一三共ヘルスケア
Q 自宅で簡単にできるホワイトニングケアはありますか?(32歳・サロン受付)
A 美白効果のある歯磨き粉もおすすめです
クリニックでは、自宅用として自分で歯に薬剤を塗り、マウスピースをつけて行う“ホームホワイトニング”を購入できます。また、市販の美白効果のある歯磨き粉もおすすめ。
研磨剤不使用で、エナメル質を傷つけず歯を美白。ハリウッドセレブにも人気。スーパースマイル 119g ¥2800/クチュール
Q 歯ブラシ+αのケアは必要ですか?(32歳・営業)
A 最低でも一日1回は歯ブラシのあとにデンタルフロスを
歯と歯の間の歯垢は歯ブラシでは取り除けないので、一日1 回は歯ブラシのあとにデンタルフロスも使いましょう。デンタルフロスの糸を指に巻いて歯間に入れ、歯の側面をこするように動かして汚れを取り除いて。
ワックスつきで歯間に入りやすい。リーチ デンタルフロス ワックス 50m¥798/銀座ステファニー化粧品
撮影/山崎友実 イラスト/黒猫まな子 取材・文/和田美穂 構成/田畑紫陽子〈BAILA〉 ※BAILA2020年4月号掲載
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