歯は一生ものだから、正しい方法を知ってケアしよう!口内炎ができやすい…最近歯茎が下がってきた…知覚過敏がひどい…といった気になる口内に関する悩みに医師が回答!
アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 小川朗子院長
アンチエイジングの考え方を歯科分野に取り込み、審美歯科、矯正歯科、予防歯科を中心に診療を行う。著書は『若さを取り戻す歯のエイジングケア』(桐書房)。
\教えて小川先生!/「歯・口内トラブル」のリアル悩み
Q 口内炎ができやすいです。何か予防法はありますか?(30歳・アパレル販売)
A マウスウォッシュやサプリで口内フローラを整えて
免疫力の低下、栄養不足、唾液の減少、口内細菌のバランスの悪化などが原因。体を休めることと併せて、殺菌作用のある低刺激のデンタルリンスや、口内細菌を整えるサプリなども利用を。
歯周病菌を殺菌・除去。ガム・デンタルリンス ノンアルコールタイプ(医薬部外品)500㎖ ¥800/サンスター
口内環境を整えるロイテリ菌のサプリ。ロイテリ 30粒 ¥3000/オハヨーバイオテクノロジーズ
Q 最近歯茎が下がってきました(36歳・教師)
A 歯ブラシの圧が強いのかも。正しい磨き方と歯肉マッサージを
歯茎が下がるのは、歯磨きのときの歯ブラシの圧が強い可能性大。“鉛筆の持ち方”と“フェザータッチ”を意識して丁寧にブラッシングを。歯肉マッサージで血行を促すのも効果的。
Q 知覚過敏がひどいのですが、原因は何ですか?(32歳・医療事務)
A 歯ブラシ圧が強いか、磨きすぎ、または体調やストレスが原因のことも
歯ブラシの圧が強すぎたり、磨きすぎによって歯肉が下がっているか、ストレスなどで神経が過敏になっている場合も。原因を解消し、しばらくすれば治ることが多いです。
撮影/山崎友実 イラスト/黒猫まな子 取材・文/和田美穂 構成/田畑紫陽子〈BAILA〉 ※BAILA2020年4月号掲載
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