間違ったメイク直しは汚ブスのもと! まずはくずれの原因を仕分け&ゾーン化することからはじめましょう。メイク直しとは、何かを足すより、肌の上を整えることが大事なんです。
くずれ原因を仕分け&ゾーン化。ターゲット別メイク直しのコツ
くずれた部分にコンシーラーやファンデーションをどんどん重ねるのは絶対アウト。つけた直後はキレイになったように見えても、土台がしっかりしていないから重ねたぶんが“地滑り”を起こすのは必然。結果、肌はさらにドロドログチャグチャの悲惨な事態に…。そう、メイク直しは何かを足すより、まず肌の上を整えることが先決。そのうえで必要最低限のものと量を“ちょい足し”して!
一枚続きの肌、こう仕分ける!
●水色ゾーン…【老けくずれゾーン】
目じりやほうれい線、口角付近は、メイクがヨレてシワになりやすい。潤いを補いつつシワにたまったファンデを指で“ならして”まわりの肌になじませるのが正解。
⇒保湿バームを指でたたき込んで
●黄色ゾーン…【汚くずれゾーン】
Tゾーンや鼻まわり、そして意外にも目もともテカりやすく、ほうっておくと夏場はドロドロに。必要な潤いを奪わないよう、かるく押さえたあとに的をしぼって直して。
⇒ティッシュオフ&ミニマム直し
●紫色ゾーン…ここは【ノータッチゾーン】
メイク直しの間違いとしてよくあるのが、フェイスラインにまでファンデーションを広げてしまうこと。途端に厚塗りに見えるので、顔の中心だけにとどめるべし。
⇒フェイスラインにさわるべからず!
●ピンク色ゾーン…さらに【血色&つやゾーン】
くずれをきちんと“仕分けて”直した涼しい肌には、血色とつや感も補いたい。頰のいちばん高い位置をターゲットにして頰骨に沿って加えれば、出先でも失敗知らず。
⇒チークとハイライトを重ねづけ
ジャケット¥110000/ポステレガント イヤウェアリング¥14000・イヤカフ¥7000/ジュエッテ
撮影/岡本 俊〈まきうらオフィス〉 ヘア&メイク/河嶋 希〈io〉 スタイリスト/滝沢真奈 モデル/岡本あずさ イラスト/二階堂ちはる 取材・原文/小川由紀子 ※BAILA2019年8月号掲載