ヘア&メイクアップアーティスト河北裕介さんとスタイリスト百々千晴さんが旬のファッションとメイクのバランスについて語る人気連載。今回は、足立梨花さんをゲストに、ショートアウター×ピンクアイシャドウのベストな関係をお届け。今季のトレンドでもある、ショート丈のアウターの洒落感をアップさせるメイクテクは必見!
【河北さんの美語録】ほんのり辛口のアウターには淡いピンクのアイメイクで女らしさをひそませて
スタイリングもメイクもほどよい抜け感が重要!
百々:主役は、今季のトレンドのショート丈のアウター。パンツにもスカートにも映えて、背が低い人にもバランスがとりやすいのでおすすめ。今回は、ライダースっぽい辛口のフォルムだから、パールのピアスや優しいピンクのニットで女らしさをプラスしました。
河北:グレーのスカートだと無難に黒っぽいアウターを合わせそうなところを、キャメルを選んで全体に軽やかさを出しているところがいいよね。
百々:ありがとう! ほどよい抜けがあって女らしさを感じるメイクも洒落感にひと役買ってると思う。
河北:ポイントは、まぶたの淡いピンクなんだ。彩度が高すぎないピンクシャドウをまぶたにさらっとミニマムに効かせるぐらいがベスト。さりげない色気が出るよね。
ショートコート¥36850/アダム エ ロペ ニット¥91300/ガリャルダガランテ 表参道店(エクストリーム カシミヤ) スカート¥33000/ドローイング ナンバーズ新宿店(ドローイング ナンバーズ) ピアス¥82500・リング¥115500/パラグラフ(アリータ) ネックレス¥29700/メゾン イエナ(リューク) ブーツ¥34100/オデット エ オディール 新宿店(オデット エ オディール)
「アイホールより少し狭い範囲と下まぶたのキワに、パレット右上のピンクをふわり。上のキワは、右下のブラウンで引き締めて」。オンオフどちらにも映える、使い勝手のいい落ち着いた赤みパレット。&be パレットアイシャドウ ロゼブラウン¥3300/Clue
足立梨花
女優。1992年10月16日生まれ。第32回ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリを受賞。デビュー15周年、30歳を記念した写真集『リリカル』(KADOKAWA)も好評。
Yusuke Kawakita
ヘア&メイクアップアーティスト。鋭い観察眼でその人の美しさを瞬時に見抜き、ミニマムメイクで最大限のよさを引き出す。
Chiharu Dodo
スタイリスト。シンプルながらも、その人のバックボーンと魅力がすっとのぞくようなおしゃれスタイリングを得意とする。
撮影/岡本 俊〈まきうらオフィス〉(人)、伊藤奈穂実(物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/百々千晴 モデル/足立梨花 取材・原文/中島 彩 ※BAILA202年1月号掲載