人気ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさんと大政絢が初セッション! 絶世の美しさを誇る絢をキャンバスに、オフィスの誰をも魅了するルックを提案。スウィーツにインスパイアされたワントーンメイクをマスターして、秋の表情をドラマチックにバージョンアップ! 今回は2通りの肌の仕上げ方&おすすめベースメイクをご紹介します。
1.点画のように繊細なタッチで毛穴レスなハーフグロウ肌に
ショコラカラーをメインに凛とした雰囲気を狙いたい日、ベースメイクはほのかな光沢感をたたえたハーフグロウスキンを目指すのが正解。
下の1をブラシで滑らせながら顔全体に均一になじませる。2を顔全体にパフで軽やかにタッピングしてトーンを整えたら、再度1を投入。鼻すじと頰の高いところ、広角にピンポイントでのせてこのあとのせるコンシーラーの密着力をアップ。1を重ねた部分に3を重ねて、クマやくすみブロウを補整。ラストに4でコントゥワリング。耳の手前からあご先にかけてスッとのせたら、指でトントンなじませるだけで輪郭がぐっとシャープに仕上がります。
1 練りタイプのパウダーでありながらプライマーなところが画期的! 独自のクレイパウダー処方で毛穴やキメの乱れをカバーしてなめらかな肌に。エアリーパウダープライマー ¥6490/HERA
2 美容液成分約90%のオールインワンタイプ。まるでもとから美しかったかのような素肌を軽やかに再現。シースルー ヴェール コンパクト 01 SPF25・PA++ ¥6050(セット価格)/ポール & ジョー ボーテ
3 目のまわりの色ムラやくすみを巧みにカバーしながら立体感はキープ。高いトリートメント効果も嬉しい。B.A 3Dコンシーラー 01 ¥6930/ポーラ
4 ぬくもりを感じるウォームグレージュ。自然な影になりすましてくれる。KANEBO シャドウオンフェース 01 ¥3300/カネボウインターナショナルDiv.
ニット¥60500(ドゥロワー)・ピアス¥90200(カイリー)/ドゥロワー 六本木店
2.薄く均一なレイヤードが奏でるフレッシュ×グロッシースキン
媚びない甘さが好印象をつれてくる大人のピンクメイクには、フレッシュでいて品のいいグロウスキンがぴったり。
エレガントに傾きすぎないように、プライマーとファンデーションを顔全体に薄く均一に重ねるのがフレッシュ×グロッシースキンをかなえるカギ。下の1を手でスタンプのようにトントンとなじませてみずみずしさを仕込みながらトーンアップ。輪郭は自然にフェードアウトさせて2のファンデーションはコンシーラーの役割。頰などくすみや凹凸が気になるところに、スタンプ塗りで薄く重ねる。ちなみにこの肌、どんな日でも最高潮を気取れます。
1 くすみ、色ムラ、毛穴の3 大悩みを一瞬でカバーしてトーンアップ。圧倒的なみずみずしさを仕込める。フローレススキン グロウライザー SPF20・PA++ 30g ¥4950/コスメデコルテ
2 ハイライトのように光を集めてリフトアップしようなライブラリーな肌へ。ザ ファンデーション リフトグロウ SPF20・PA++ 30㎖ 003 ¥6600/アディクション ビューティ
ニット¥39600/ハルミ ショールーム(ヴェニット) ピアス¥96800/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ)
ヘア&メイクアップアーティスト
小田切ヒロ
ヘア&メイクアップアーティスト。Nous主宰。圧倒的なセンスとテクニックによるビジュアル提案と唯一無二のユーモアで大人気。見るだけでキレイ、かつ、元気になれると話題沸騰中のYouTube「HIRO BEAUTY CHANNEL」もチェック。
撮影/菊地泰久〈vale.〉(人)、魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/小田切ヒロ〈Nous〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/大政 絢 取材・原文/石橋里奈 ※BAILA2023年12月号掲載