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ついに日本上陸!“放送禁止用語”なトム・フォードの新作香水

超・超・超!気になっていた香りをついに嗅ぐことができました。本国ではすでに昨秋発売されていた、トム・フォードの最新フレグランス。やっと解禁…いや、色んな意味で“解禁”という言葉が似合う香りでしてこれが。
ついに日本上陸!“放送禁止用語”なトム・フォードの新作香水_1
F ファビュラス オード パルファム スプレイ 50mL ¥35000(5/25発売)
この赤い線は柄ではなく、イケナイ言葉を“ピー”にするアレです。本国ではピーのないラベルで登場しているのでなにが書かれているかはググッてもらうとして(ちなみにヒントは、商品名の最初のアルファベット。…わかりました??)、意味合い的には“ああ、なんて素敵!”“ヤバイ、サイコー!”みたいな。

いかにもトム様っぽいこの扇情的なネーミング、そのままでは発売できない国々でどうやって展開するかを決めるのにも時間がかかったそうで、そんなところも“らしくて”好き。

これはさぞかし深く官能的な香りなのかな~と想像していたのですが、あれ、意外と禁欲的な香り。個人的なファーストインプレッションは、“お寺も似合いそう…”。トップはクラリセージとラベンダーで静謐な強さを添え、段々バニラやアンバーの密な甘さに変わっていき、奥深いウッドの香りへ。そのすべてのベースとして、マスキュリンなレザーのアコードが潜んでいる、ドラマティックな香調。

ちょっと禅っぽいムードがあるなと思いつつ、その禁欲性が逆にセンシュアル、みたいな。

香水ほど、値段=質が反映されているコスメはないと思うのですが、最高峰の香料で奏でられる香りってどんなに複雑でも胸焼けしないというか。それを改めて実感。そこにユーモアも忘れてない。こんな香りが似合う大人になりたいものです。(ナベ嬢)

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