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【超乾燥&敏感肌】超肌荒れ期を乗り越えたBAILAエディターのリアルスキンケアレシピって?【ビフォーアフター写真&医師の解説つき】

外気が乾燥する真冬は多くの人が肌悩みを抱える季節。季節問わず乾燥&敏感肌の方にとっては、より深刻な問題なのでは?

ここでは、肌コンディションに振り回され続けさまざまなケアを試みた結果、肌荒れを克服したBAILA編集Aのリアルレポートをご紹介。“真冬を乗り切る乾燥ケア”をテーマにお届けします!

目次

  1. 超肌荒れ期をのり越えた! 編集Aが自分の肌に向き合うまで
  2. 高瀬先生に質問! 敏感肌は、冬をどうのり越えるべきですか?
  3. リアルに実践中! 「バリア機能を高めるための」Do&Don’t
  4. 冬の乾燥をのり切る! 編集Aのスタメンコスメ

超肌荒れ期をのり越えた! 編集Aが自分の肌に向き合うまで

編集A

超乾燥&敏感肌

編集A


入社5年目のアラサー。本誌では主にビューティ企画を担当。超敏感肌で、刺激の強いスキンケアは苦手。睡眠不足や食事の乱れが肌にダイレクトに出やすいタイプなので、肌の治安を守るために健康的な生活習慣も心掛けている。

「もともと敏感肌ではありましたが、社会人になりたて&ひとり暮らしを始めて生活環境が変わったこともあり、4年前頃から肌の調子が不安定に。そんな時、コロナ禍に突入。マスクをするようになってから肌荒れは加速してしまい、常にニキビができたり口角周りが粉吹き状態……。ずっと頬に膿をもった吹き出物が出続けて、人前でマスクを外すのも憂鬱でした。

振り返ってみると、流行りの美容液を買ってみたり、美容皮膚科に駆け込んでみたりと、一発逆転を狙ってばかりで自分の肌に向き合えていなかったなと思います。いい美容成分を受け入れるための土台も崩れていたので、まずは肌体力をつけるためのケアが大事なんだ!とやっと気が付きました。そこから、優しくもしっかり汚れを落とすケアを取り入れるなど、スキンケアを見直してからだんだん治ってきたのです。

もう治すのは難しいのかな、と思った時期もありましたが、今は“肌がきれいだね”と人に言ってもらえることも増えました。あの時、諦めずに肌状態と向き合うことができて本当によかったです」(編集A・以下同)

  • 乾燥で皮がむけている肌の写真
  • 膿をもった吹き出物が出ている肌の写真

(写真左)「2019年の夏。外的環境は湿度も高い時期なのに、ひとりで乾燥中。口角周りの皮がめくれ、顔全体もくすんでいます。夏ということもあり、さっぱりめのスキンケアをしていて、水分も油分も足りていなかったんだと思います」

(写真右)「2022年の1月。コロナ禍で常にマスクの下はこんな状態(泣)。マスクで湿気があるからと思い込んで(着脱のたびに水分が蒸発しているのに)軽めのスキンケアしかしなかったため、かえって皮脂分泌が盛んに。マスクの擦れでどんどん肌状態は悪化し、悪循環に陥りました」

編集AのBefore/After写真

肌荒れがひどかった2022年と、現在(2024年)の肌状態を比べた写真がこちら。

「現在のAfter写真は、日焼け止めのみを塗った状態で、iPhoneのノーマルカメラを使って撮影。ほぼ同じ角度で撮ってみてその違いに自分でも驚きました。炎症が引いてからはニキビ痕を残さないよう、紫外線対策を徹底したことが功を奏したのかも。よく見るとうっすら痕がありますが、人からそこまで近い距離で肌を見られる機会はないと思うので……気にしすぎず地道にケアを続けています!」

高瀬先生に質問! 敏感肌は、冬をどうのり越えるべきですか?

髙瀬聡子先生

内科・皮膚科医

髙瀬聡子先生


東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学付属病院で皮膚科勤務を経て、2007年、美容皮膚科クリニック『ウォブクリニック中目黒』を開院。メスを使わずに女性の美しさを引き出す、安全かつ効果的なアンチエイジング治療を提供。その丁寧で的確なカウンセリングに定評があり、美容のプロやモデル、女優の顧客も多い。本誌をはじめ女性誌や美容専門誌などのほか、テレビなどでも活躍。著書に『いちばんわかるスキンケアの教科書 健康な肌のための新常識』 (講談社)など多数。最新著書『お肌は最強の「バリア」です!ーー美容皮膚科医が伝える、〈病気〉と〈老化〉を防ぐ肌を育てる方法』(晶文社)を上梓したばかり。
 

「敏感肌には水分は不要。まずは油分を補って バリア機能を立て直しましょう」

「編集Aさんの経験からもわかりますが、敏感肌で吹き出物ができていると、極力油分を避けようとしますよね。しかしそれは大きなまちがいです。敏感肌はバリア機能が低下して刺激物質が皮膚に浸透しやすくなっている状態。なので、浸透する水分(化粧水など)は避けたほうがいいのです。過敏状態になっているのなら、しばらくは洗顔後の化粧水をやめて、保湿クリームだけにするなど“引き算”ケアをしてみてください。特に、その間は美容液NGです。できれば、敏感肌用のスキンケアを使用して、バリア機能を整えましょう。真冬が過ぎれば、ゆらぎの季節がやってきます。今こそ、油分でバリア機能を強化しておくことが大切です

 

リアルに実践中! 「バリア機能を高めるための」Do&Don’t

ここからは、編集Aが実体験に基づいてわかった、敏感肌から脱出するためにすべきこと、してはいけないことをご紹介。スキンケアの意識が変われば、肌も変わります‼︎

Do!

✔洗顔時も保湿時も“皮膚を動かさない”を徹底!

「とにかく負担をかけたくないので、皮膚が動かないようにクレンジングも洗顔も、保湿する時も皮膚を動かさないようにハンドプレスでなじませています。特に洗顔は、洗顔ネットでたっぷりの泡を立てて使用。指で肌に触れないように気をつけています」

✔顔も体も乾く隙を与えず、即保湿!

「顔も体も乾燥が超深刻な私にとって、お風呂上がりは1秒でも早く保湿をしたいもの。そこで活用しているのが、スプレータイプの保湿エッセンス。これをお風呂上がりに顔〜首に吹きかけて保湿した状態で急いで体の保湿をします。お風呂上がり前に浴室で濡れた肌に塗布するタイプのボディクリームを使うことも」

Don't!

✔肌がピンチの時こそ、一発逆転に頼らない

「髙瀬先生のお話にもありましたが、肌が過敏な時はいつもの化粧水や美容液をすぐに見直し。ひどく荒れていれば敏感肌用の保湿クリームオンリーにして、“引き算ケア”に切り替えます。5日間くらいで肌が改善するのを実感できます。攻めのケアでなんとかするのではなく、守りのケアにシフトする勇気も必要です」

肌の刺激になるものを極力避ける

「学生時代からずっとシースルー前髪なのですが、以前バームを前髪につけすぎておでこがひどく荒れてしまったことが。今はナチュラル系のスタイリング剤をサッとつけるだけにして刺激を避けています。また、靴下のゴムがきついと足首がかゆくなったり赤みが出たりしてしまうので、冬は履き口がゆったりしたものを選ぶなど、できる範囲で肌への刺激を阻止しています」

冬の乾燥をのり切る! 編集Aのスタメンコスメ

敏感肌ケアにトライ&エラーを繰り返した編集Aがたどり着いた、現在のスタメンコスメをご紹介。気になるものがあったらぜひお試しを。

【洗顔】イプサ クレンジング マリンケイクe

イプサ クレンジング マリンケイクe

「唯一無二の洗い上がりで、すでに10個はリピート!」
真珠パウダーや海泥など海の恵みをたっぷり含んだ洗顔石けん。不要な皮脂や毛穴の汚れを優しく吸着しながらすっきりツルツル肌に洗い上げる。「朝晩、洗顔ネットでたっぷりの泡で洗います。洗いあがりに肌がつっぱることなく、むしろ肌色が明るくなったように見えるんです」100g ¥2750/イプサ

【クリーム】カルテHD 乾燥ケア 高保湿クリーム

カルテHD 乾燥ケア 高保湿クリーム

「敏感肌をうるおいでしっかり包んでくれるお守りコスメ!」

高い保湿力の“ヘパリン類似物質”や、抗炎症効果の高い“グリチルリチン酸ジカリウム”を配合。コクのあるクリームがベタつくことなくなじみ、うるおいで守る。「肌負担ゼロ。乾燥が気になる頬には少し厚めに塗っています」40g ¥2530(編集部調べ)/コーセーマルホファーマ

【お風呂を出てからの保湿】ミノン全身保湿ミルク

ミノン 全身保湿ミルク

「大容量のポンプタイプを惜しみなくたっぷり愛用中」

肌荒れを防ぐ有効成分“グリチルリチン酸ステアリル”をはじめ、独自処方で敏感肌のバリア機能を守る顔・体用保湿ミルク。「なめらかでのびがよく、何本もリピート。洗面所に常備して、お風呂上がりにサッとケアできるポンプタイプが好きです」400㎖ ¥2530(編集部調べ)/第一三共ヘルスケア

【日中の爪の保湿】uka nail oil 13:00

uka ネイルオイル 13:00

「デスクの置きコスメ。香りも好きでリフレッシュ度満点♡」
爪と爪周りの保湿に欠かせないネイルオイル。集中力アップのミントやレモン、パインにマジョラムのスパイスをプラス。リフレッシュしたい時におすすめ。「ささくれが気になる前に、爪の根元やキワにこまめに塗り込んでいます」5㎖ ¥3630/ウカトーキョーヘッドオフィス

毎日の“優しく守るケア”こそ、美肌への近道

長引く肌荒れを改善するには、一発逆転の攻めケアではなく、優しく守るケアが最重要。肌体力=バリア機能をアップさせるケアを継続して、真冬やゆらぎの季節に負けない肌作りを!

取材/小内衣子(PRIMADONNA)

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