スペシャルな日のスキンケア方法は? 時短しない日の朝ケアは? 世の女性の憧れの的である田中みな実さんにスキンケアについてあれこれ伺いました。
Minami Tanaka
たなか みなみ●1986年11月23日生まれ。元TBSアナウンサー。現在はフリーのアナウンサーとして「有吉ジャポン」「ジョブチューン〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(ともにTBS系)などで活躍するほか、女優として活動中。10月からは「モトカレマニア」(フジテレビ系)に出演。
Q 時短したい日の朝ケアは?
A 「朝の手抜き=日中のくずれ」。朝は「ながらマスク」で効率よく
「朝のケアは夜より大切だから大幅に工程を削ることができないけど、少しでも効率を上げるために私はシートマスクを愛用。気分に合わせて選んだマスクをつけながら、家事をしたり準備をしたり約15分フル稼働しつつ“ながらケア”」
「オルフェスのマスクは種類が豊富なのでたくさんストック。肌の状態や気分で選ぶのが朝の楽しみです。つけたまま動きまわってもはがれにくいところもとても優秀」。オルフェス シートマスク¥176〜¥250/ロハス製薬
Q 20代のころからそんなに美肌だったの?
A 肌悩みが増えるほど女性はキレイになれるはず
「以前は肌荒れもしましたしニキビで悩んだ時代も。大学に入って親元から離れたことで、急に太ったり口内炎で悩んだこともあります。でもその経験のおかげで『こうなったらこれをこう使う』的な知識を蓄え、肌悩みの数だけ美に磨きをかけることができたように思います」
Q 30代になって気にしていることは?
A 日焼けしないこと。白肌なら抜群にあか抜けるから
「とにかく日焼けをしないこと。白い肌は七難隠すといいますが、透明感のある明るい肌は無条件に女性を美しく見せてくれるし、整った生活をしている感じがしますよね。顔も体も一年中日焼け止め、日傘、日焼け止めサプリはマストです」
Q 敏感肌・乾燥肌・体調が肌に出る…自分の肌を好きになるには?
A 食生活を変えてみては?
「いろいろ試しているのに効果を得られないときは、食生活を見直してみるのがいいかも。乾燥で悩んでいる方は水を飲むのも私はおすすめ。顔だけじゃなく、体の肌感もむちっと豊かになります」
Q スペシャルな日のスキンケアは?
A スチーマーを浴びながら、じっくりスキンケア
「私のスキンケアに絶対マストなのが、スチーマー。面倒な方は、朝、クリームをつけるときだけでいいので使ってみて! 一日くずれ知らずの肌になります。充分に加湿された部屋で7時間睡眠をとることも翌朝の肌を輝かせるのに効果的」
Q 2019AWで注目しているアイテムは?
「疲れた肌の水分油分のバランスを整えて、細胞からふっくら♡ 最高です」。ジェニフィック アドバンスト ハイドロジェル デュアル メルティングマスク 7 枚入りボックス ¥13000/ランコム
Q ジムの日など洗顔過多なときの肌にやさしいスキンケア法は?
A 高保湿洗顔料を
「通常の保湿うんぬんの前に、落としすぎは×。栄養を与える効果もあるクレンジングで、肌に負担をかけずにケア。こちらを使うとむしろ肌がワントーンアップ!」
クリスティーナ Château de Beauté Vino Pure Cleanser 300㎖ ¥5000/クリスティーナ ジャパン
Q 30代になってからの肌悩みって?
A 肌のくすみ
「だからトーンアップベースが必須です。もとの肌色との落差に落ち込みたくないので、スキンケアもくすみ抜け、透明感、美白系のアイテムを。うっかり日焼けしないように不要な外出も控えています(笑)」
Q 肌荒れしちゃったときのケアは?
A 最小限のケアにする
「あれこれいじったり、普段使わないスキンケアを投入するとよけい悪化してしまう原因に。いったん最小限のケアにとどめて。それでも効果のないときは皮膚科へ行くのが◎」
「私のお助けスキンケア。ニキビが気になる日はこれを厚めに塗って寝ると肌がよみがえるんです」。セルキュレイト カロチーノジェル 60g ¥5800/ネオメディック
Q スキンケアで大事にしていることは?
A 「飽きない」こと
「どんなに頼りにしているスキンケアでも、毎日同じだとその効果にだんだん飽きてしまう。日常的にあれこれ試したり、お気に入りを増やしたり、ひとつの方法にしばられず楽しむケアが性に合っています」
Q みな実さんの「理想の肌」は?
A 青白いくらいの「透明感」
「透けるような透明感をまとう、白人のような肌が憧れ。白いファンデーションを塗りたくったようなのぺっとした白さではなく、じゅわっとにじみ出るツヤと立体感も出したい!」
撮影/吉田 崇〈まきうらオフィス〉(人)、富田 恵(物) ヘア&メイク/山下智子 スタイリスト/筒井葉子〈PEACE MONKEY〉 取材・原文/通山奈津子 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2019年11月号掲載