こんにちは、バイラーズの阿部早織です。
今回ご紹介するのは私の地元京都・祇園の中心、風情ある花見小路沿いに佇む甘味処「ぎおん徳屋」。
観光地のど真ん中にありながら、上質な素材と丁寧な仕事でリピーターも多い名店です。今回は、名物の「本わらびもち」と季節限定の「お番茶のわらびもち」をいただいてきました。祇園らしい贅沢なひとときを、本音レビューします!
1. 花見小路の風情が心をほどく、京都らしい立地

「ぎおん徳屋」があるのは、石畳と格子戸が連なる花見小路。着物姿の観光客が行き交うことも多く、その風景は、まさに京都の原風景!
そんな歴史と文化が色濃く残るエリアにしっとりと佇む店舗は、外観からしてすでに風格たっぷり。店内に入ると、木のぬくもりが心地よく、ほっと息がつけるような空間が広がります。

2. とろける口どけに感動。「本わらびもち」は別格!
まずは看板メニューの「本わらびもち(1,390円)」から。
注文が入ってから練り上げるというこだわりで、供されるまでに10分ほど。おぼんで丁寧に運ばれてくるその姿から、すでに特別感たっぷりです。
ひと口食べれば、まるで飲めるようなとろける食感にびっくり。きなこも香ばしく、黒蜜をかけると上品な甘さが口いっぱいに広がります。
“わらびもちってこんなに美味しかったんだ”と、思わず静かに頷いてしまう完成度でした。

3. ほっこり和の余韻。「お番茶のわらびもち」は大人の味わい
続いていただいたのは、香ばしさが際立つ「お番茶のわらびもち(1,390円)」。
こちらはややコシのある食感で、お番茶特有の渋みと香ばしさが絶妙に効いています。口に入れるとふわっとお茶の香りが立ち、後味はすっきり。甘味の中にも凛とした芯があり、大人向けのわらびもちという印象です。
こちらは黒蜜ではなくあんこが添えられており、これがまた絶妙。定番の本わらびもちと食べ比べると、味わいの奥行きに驚かされます。

4. 値段は少し張るけれど…納得のクオリティと体験
正直、甘味で1,000円超えは少し高いと感じる方もいるかもしれません。
しかし「ぎおん徳屋」のわらびもちは、“ただの甘味処”ではありません。職人が一つ一つ丁寧に練り上げ、最高の状態で提供される一品は、もはや一種の“体験”そのもの。
観光地価格というより、素材・技・空間すべてに対する対価としては、十分に納得できる内容でした。観光の合間に一服したいとき、自分へのご褒美にもぴったりです。

まとめ:京都らしさを味わうなら、一度は訪れたい名店
花見小路の風情ある街並みとともに、上質な甘味を味わえる「ぎおん徳屋」。
職人技が光る本わらびもちは、京都観光の締めくくりにも、ふと立ち寄りたくなる癒しの一皿です。
混雑する時間帯を避けて、静かな午後に訪れるのが個人的にはおすすめ。
京都らしい体験を求めるなら、一度は足を運んでほしいお店です!
ぜひこのゴールデンウィークに訪れてみてください^^
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