ライターが「これは今、本気で使える!」と実感したユニクロ(UNIQLO)の優秀アイテムを紹介する連載【ユニクロ 読む試着室】。
ただの紹介ではなく、実際に着て・動いて・試してわかった「リアルな使い心地」や「見た目の印象」まで徹底レビュー。サイズ感や素材感など、気になるポイントは編集部が独自に調査&細部の写真とともに、読者が“手に取るようにわかる”ようお届けします!
日焼け・日除け対策の新定番!ユニクロの万能アイテムをレビュー!
ユニクロ「UVカットフェイスカバー」¥1500

女性の永遠の敵・夏の紫外線。日焼け止めや日傘と色々なケアアイテムがありますが、最近はより直接顔を守るアイテムが注目を集めています。ということで今回は、ユニクロでこの夏登場した「UVカットフェイスカバー」(¥1500)のご紹介です。
「顔半分を覆うって、蒸れて暑そう」「風が吹いたらめくれたりしない?」「サイズはちゃんと合うの?」という声も聞こえてきそうですが、実際のところは? では早速見てみましょう。
UVカットフェイスカバーの「細部」に注目!

今回レビューするのは、UVカットフェイスカバーのブラック、フリーサイズ。顔の下半分と首周りをしっかり覆ってくれて夏の強い日差しから肌を守ってくれる、心強いアイテムに注目しました。
質感:さらりと心地いい、夏向けの軽やか素材

素材表示を見てみると、ナイロン81%・ポリウレタン19%。ユニクロの「エアリズム」シリーズらしく、手に取った瞬間にその軽やかさと、なめらかな肌ざわりに驚きました。表面はほんのりひんやりとする接触冷感機能も備わっており、肌に触れると「これなら真夏も快適そう」と感じられる質感。通気性が高く、暑い季節でもつけ心地は抜群です。
つけ心地がいいのに、機能面も優秀。UVカット機能(遮蔽率90%以上、UPF50+)が備わっており、紫外線対策としてかなり優秀です。薄手ながらしっかりと伸縮性もあり、顔の丸みや曲線にもしなやかにフィット。軽さ、快適さ、そして高機能。これは毎日使いたくなる、と素直に思えるクオリティでした。

さらっとしていて肌への刺激が少ないため、日焼け止めを塗れない敏感肌の人や、メイクを崩したくない日にもおすすめです。
「UPF」衣類の紫外線カットの数値の意味って?
UVカットをうたうこちらのアイテムは「UPF50+」とのこと。調べると、UPFとは衣類が紫外線を防ぐ効果を表す指標のこと。日焼け止めなどでよく耳にするSPFやPAと違って聞き慣れないのは、衣類に限った指標だからですね。50という数値は、紫外線がやや強い日でもカバーしてくれるレベルだそうです。そのカバー力は「素肌でいるときと同じように日焼けするまでに50倍以上の時間がかかる」くらいなんだとか。日焼け止めを塗らずにそんな効果があるなんて...! とっても心強いですね。
加えてこのアイテムは、マシンウォッシャブル仕様。汗はもちろん、化粧汚れや呼吸によって蒸れるアイテムだからこそ、毎日洗えるのは助かりますね!
色み:使いやすさNo.1のブラックは、視界の眩しさも軽減してくれる

今回選んだのはブラック。締め色として選びましたが、「視界に優しい」という効果も発見しました。目の下をすっぽり覆うフェイスカバーは、どうしても視界に入ります。これが明るい色だと少し眩しさを感じてしまうところ、黒は光を吸収してくれるからか、眩しい屋外でも視界が少し楽でした。
黒という色は熱を吸収しやすいのが心配でしたが、エアリズム素材によって不快感はあまり感じなかったのも安心でした。肌が白く見えるのも地味にうれしかったです!
カラバリ:つけやすい、目的別に使えそうな3色展開

現在展開中のカラーだと、ブラック以外にも、ライトグレーとブルーといった、派手すぎず肌なじみのいいカラーが揃っています。どの色も“スポーティすぎない”のが嬉しいポイントで、「街で使えるUV対策グッズ」として、ファッションとの相性も◎。
黒が視界に優しい半面、明るい色は視界が辛くなる心配がありますが、それを考慮してかホワイトの展開はなく、落ち着きのあるライトグレーの展開というのもありがたい! 暑苦しさを極力減らしたい人にはさわやかなブルーもいいですね。黒はどうしても強い印象になってしまうので、それが気になる方はこれらのライトカラーを選んでもいいと思います!
UVカットフェイスカバーの「サイズ」をメジャーで実寸!
フェイスカバーはパック売りで店頭では開封できないので、気になるサイズをメジャーで測ってみました! この後コーディネートでも提案時に着ているフリーサイズの数値なので、着用写真と合わせてチェックしてみてくださいね。
※サイズは編集部調べ。ユニクロが提示している公式な数値ではありません。また、物によってサイズには若干の差があるので、あくまで参考として、見てくださいね!
首もと(顎下〜裾):約15cm

着用すると、両肩をほぼ覆うくらい。首から下は、シャツの場合第二ボタンくらいまでの丈になりました。
鼻〜顎:約14cm

鼻のつけ根、目もとギリギリから下の顔を覆うくらいです。
顎下の開き(畳んだ状態):(口もと〜)約10cm、(首もと〜)約4cm

見た目ではそこまで大きなスリットではありませんが、着用してみるとこの穴の偉大さがわかります。かなり風が入ってきます! ただしフェイスカバー部分の長さにゆとりがあるので、顎を上げない限りこの穴はほぼ見えません。
耳の紐:(半分の長さ)約7cm、(付け根の幅)約5.5cm

メンズも使えるフリーサイズなので、女性には少し大きめな作りかもしれません。ただ紐が調節できるのでブカブカになる心配はありません。大きさはゆとりとして、快適さを生んでくれています。
アイテムのスペックがわかったということで、続いては実際にフェイスカバーを着用してみました。
UVカットフェイスカバーを「試着」!
頻繁に使いたいからこそ、着用感は大切ですよね。ということで、着用方法と合わせて、つけ心地をレビューします。
普段からユニクロの服は基本的にMサイズ(時々Sサイズ)を着ている162cmのライターが、フリーサイズを着用。参考にしてみてくださいね。
耳にかけて、首の後ろで留める!


実際に着けてまず感じたのは、“顔まわりをしっかり守ってくれる安心感”と、“息がこもらない快適さ”の両立。鼻から顎、首元までをカバーしながらも、布が肌にぴったり貼りつかず、ふわっと空間ができているので息がしやすいんです。顎下にスリットが入っていることで、通気性が高まり、長時間でもムレにくく快適。着用したまま飲み物も飲めちゃいます。

つけていて疲れにくい、自分サイズに調整できる!

耳にかける仕様も優秀で、ストレッチ性があり、長さの調整も可能。柔らかな素材で耳が痛くなりにくく、つけ外しもスムーズです。横から見ると耳のつけ根ギリギリまで覆われる形なので、うっかり日焼けしやすい“耳まわり”もカバー。首の後ろ側までしっかり隠れるため、襟足近くまで紫外線をブロックしてくれます。
全体のフォルムもよく考えられていて、顔のラインに自然に沿う立体構造。カバー力はありながら、もたつかず横顔もすっきり見えるのが嬉しいポイントです。首の後ろでつけるマジックテープは肌あたりが優しい仕様なのも感動しました。横に長いテープなので、首周りの詰まりも調節できます。無駄のないミニマルな形ながら、「ここに布が欲しい」という部分にぴたりと寄り添ってくれる――そんな“ちょうどよさ”に、ユニクロらしいこだわりを感じました。


しかも、畳むとコンパクト。バッグに入れておけるので、急な外出や日差しが強い日の備えとしても優秀。毎日の“ちょっとそこまで”に、頼りになる一枚です。
【結論】“紫外線対策+快適さ”を両立する高機能フェイスカバーは、買わなきゃ損!

UVカット、通気性、軽さ、フィット感。そのすべてを兼ね備えたユニクロのフェイスカバーは、日常づかいにぴったりの高機能アイテム。顔まわりをしっかり守りながら、息苦しさや蒸れを感じにくい設計で、真夏の外出も快適に。機能性を重視したい人にこそおすすめの一枚です。ぜひチェックしてみてくださいね。

























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