こんにちは!スーパーバイラーズの井上です。
今回は、10月9日に実写映画が公開される小説『汝、星のごとく』をご紹介します。

広瀬すずさん、横山流星さん出演の本作は期待値も高いですね!映画公開前に、原作がどんなストーリーなのか知りたい方へ。
実は本作、読み終えた感想は決して「大好き!」というものではありませんでした。
それでも、読みながら考えさせられたことがたくさんあった一冊。
共感できたところも、正直、共感できなかったところも含めて、ネタバレなしでご紹介します。
CONTENTS
映画好きの私が手に取った一冊
私は映画業界を志望していたほど映画が好き。
何百もの映画を観てきた中で、ベストムービーを挙げるなら『君に読む物語』。
何度も何度も見返している、大切な作品です。人生を賭けた愛情に弱く、15年に渡る2人の愛の物語と聞いて、読んでみたいと思ったのが本作でした。
著者は、凪良ゆうさん。
以前、『流浪の月』も読了していて、その読了記事はこちらです
『汝、星のごとく』はどんなお話?

物語の舞台は、美しい海と空が広がる瀬戸内のとある島。
京都から島に転校してきた男子高校生・青埜櫂と、この島で生まれ育った女子高校生・井上暁海。
漫画原作者になる夢を持つ櫂と、大好きな刺繍を仕事にしたいと願う暁海。

ともに複雑な家庭の事情を抱え、孤独を感じていた2人は、互いに唯一の心の支えとなり、恋に落ちます。
しかし、夢を掴むために上京する櫂と、家族のために島に残る暁海。
それぞれの人生を歩み始めた2人には、さまざまな岐路が突きつけられていきます。
17歳、24歳、30歳、32歳。
ここではないどこかへ、と願った2人の15年に渡る愛と選択の物語です。
「人生間違えたっていい、愛する人のためなら」
そんな言葉が浮かぶ、人生を賭けた愛情が描かれています。
浮気・不倫はNG派な私の正直な感想
ここからは、私の個人的な感想を。
※ネタバレはありません。
正直に言うと、私は本作がとても好きな話というわけではありませんでした。
東京で育った私には、田舎ならではの息苦しさや人間関係のしがらみが物語の中の話に理解が留まり、あまりイメージできず、作中で描かれる愛情や人生の選択についても、共感できない部分がありました。
また不倫に関しても、
不倫された、した、なんて話も耳にする年齢になったからこそ、「みんな自由に生きればいいよね」という考え方には、共感できませんでした。
作中には、こんな言葉が登場します。「自分の人生を誰かに許されたいの?」
自分の人生誰かに許されなきゃいけないとは思っていないものの、それによって不倫がまかり通るような考え方には、賛同できませんでした。
ただ、考えさせられた言葉を2つご紹介。
心に残った箇所①自分で自分を養えること。それは人生の武器。

「自分で自分を養える、それは人が生きていく上での最低限の武器です。結婚や出産という環境の変化に伴って一時的にしまってもいい。でも、いつでも取り出せるよう、メンテはしておくべきでしょうね。いざとなれば闘える。独身だろうが結婚していようが、その準備があるかないかで人生が違ってきます」
原作引用
この言葉は、印象的でした。
どんな環境にいるかにかかわらず、自分で自分を養える力を持っておくこと。
それは、自分の人生を自分で選ぶための武器になるのだと思います。
環境が変わっても、自分の人生を自分で選べるようにしておく。
私自身も、これからの人生を考えるうえで大切にしたい考え方だと感じました。
心に残った箇所②優しさと、弱さ

もう一つ、印象に残った言葉があります。
「いざってときは誰に罵られようが切り捨てる。もしくは誰に恨まれようが手に入れる。そういう覚悟がないと、人生はどんどん複雑になっていくわよ」本作引用
大人になるほど、誰かの気持ちや周囲との関係を考えて、決断することが難しくなる場面もあります。
それでも、自分が何を選ぶのかを自分で決める。そんな覚悟が、人生を生きるうえで必要なのかもしれません。
映画では松村北斗さんの役柄にも注目!

10月9日の実写化は横浜流星さん、広瀬すずさんほか松村北斗さんも出演。
原作を読んでいて、松村北斗さんが演じる久住尚人という役が、どんなふうに映像化されるのか、はまり役では?と期待しています。
映画では、原作の15年に渡る愛と選択の物語がどのように描かれるのか。
映像だからこそ伝わる表情や空気感にも注目したいです。
映画の公開前に原作を読んでおくと、登場人物たちの選択や心の動きを、より深く味わえるかもしれません。
共感できるかどうかだけでは語れない一冊

『汝、星のごとく』
私自身は、すべてに共感できたわけではありません。
価値観が違うと感じた部分もたくさんありました。
それでも、自分の人生をどう生きるのか。自分を縛るものを誰が決めるのか。
そんなことを考えるきっかけになった一冊です。
10月9日公開の映画を観る前に、観たあとに、気になった方はぜひ原作も手に取ってみてくださいね。
























































