新作『多類婚姻譚』発売!今、改めて凪良ゆう『流浪の月』を手に取る理由
『多類婚姻譚』

2026年5月25日に新作『多類婚姻譚』が発刊され、再び大きな注目を集めている作家・凪良ゆうさん。
『流浪の月』『汝、星のごとく』で二度の本屋大賞を受賞され、今最も新作が待ち望まれる著者の一人です。
今回の新作も「婚姻」という、30代の私たちにとって避けては通れないテーマを扱っており、SNSでも大きな話題を呼んでいます
『流浪の月』

そんな新著の帯にも書かれている『流浪の月』は過去本屋対策を受賞した凪良ゆうさんの代表作の一つ。
2022年には広瀬すずさん、松坂桃李さんが実写化したことでも話題になりました。
この流浪の月は私の好きな作品の一つ。
私は通勤時間に読書をすることが多く、日々さまざまな物語に触れています。ただ、部屋が本だらけになるのを防ぐため、読み終えた本はすぐにメルカリやブックオフへ持っていくのが常。ただこの『流浪の月』は何度も読み返したい、と手元に置いている一冊です。
いま読み返したい『流浪の月』の魅力を30歳OLの視点で解説。
凪良ゆうさんの魅力とは
『流浪の月』を通して感じた凪良ゆうさんという著者の魅力を2つご紹介。
⒈紡ぐ言葉の魔法
凪良さんの作品の最大の魅力は、圧倒的な「言葉選びの美しさ」だと思っています。
『流浪の月』の中で描かれる言葉の数々は、心に静かに、けれど深く染み渡ります。私が好きな一節は、感登場人物の声を「甘くて冷たい磨りガラスみたいな声」と表現した一節です。
小説でしか出会えない表現は読書の醍醐味ですね🫧
実写映画では松坂桃李さんが文(ふみ)を演じられましたが、そのキャスティングを知った時、私が脳内で描いていた「文の声」そのものだと感じて鳥肌が立ちました。
2.多角的な視点で浮かび上がる立体構造
・事実と真実は違う
・真実は当事者にしかわからない
本作は、同じ出来事を複数の視点から描く「多角的な構成」をとっています。これにより、私たちはある「事実」がいかに見る角度によって形を変えるかを、残酷なまでに突きつけられます。
流浪の月を何度も読み返したくなる理由
"赤い糸"ではなく"命綱"で繋がる唯一無二の恋愛小説
「わたしと文の関係を表す適切な、世間が納得する名前はなにもない。」-本書引用
男女の関係を「付き合うか、そうでないか」「別れるか、結婚するか」という二択で決めつけられることに息苦しさを感じたことはありませんか?
この物語は、そんな既存の枠組みからはみ出してしまう「名前のない関係」を、優しく、強く肯定してくれます。
結ばれなくても、それでも一緒にいたい。相手の幸せを心の底から望んでいて、自分がその一助になれたらいいのに。
そんな切実な願いを持ったことがある人なら、猛烈に刺さる言葉が詰まっています。
赤い糸ではなくて命綱で繋がっている誰よりも純粋な二人のつながりの物語を何度も読み返したくなります。
まとめ:自分を大切にする時間を、凪良ゆうさんの物語と共に
書籍情報
◾️作品名: 流浪の月
◾️著者名: 凪良ゆう
◾️出版社名:講談社
現在、私は新作『多類婚姻譚』を大切に読み進めています。読み終わったら、またこの場所で詳細なレポートをお届けしますね。
「世間の正解」に迷い、心が擦り切れてしまいそうな夜こそ、スマホを置いて凪良ゆうさんの美しい世界観に浸ってみてください。
それは、忙しく働く自分への何よりのご褒美になります。 また、以前ご紹介した名作『傲慢と善良』のレポートも、婚活や自分自身の在り方を考えさせられる一冊として多くの方に読んでいただいています。こちらもあわせてチェックして、豊かな読書時間を楽しんでください。
















































