こんにちは。さわこです。
先日散歩中にたまたま古本屋を見つけたので物色していたら、お宝を発掘しました。

この「歳時記」がなんと1冊100円(!)。
そういえば昔実家に置いてあったのを読むのが好きだったな…と思い出し、即購入。

出典:俳句歳時記(平凡社)
歳時記とは俳句の季語がまとめられている辞書のようなもの。
(春、夏、秋、冬、新年…と1冊で1つの時季!)
時候(二十四節気など)や天文(空に関するもの)、動植物や宗教行事など、各ジャンルごとにまとめられています。
この目次や索引を読むだけでも、「ほー、これが冬の花/食べ物/行事だったんだー…」「年末賞与…!着ぶくれ…!なるほどこういう行動も季節を表すものかー…」と気づきがあって楽しいです。

出典:俳句歳時記(平凡社)
高浜虚子の「なりふりも かまわずなりて 着膨れて」。
語感やリズムの良さもさることながら、光景を思い浮かべるとクスッとなるユーモアが素敵。

出典:俳句歳時記(平凡社)
「そぞろ寒」「うそ寒」「肌寒」「朝寒」……
ただ「寒い」だけでも気温や天候のコントラストによって、いくつもの表現がある日本語の奥深さに改めて魅了されます。
「紅葉」も
「初紅葉」「薄紅葉」「雑木紅葉」「柏紅葉」…と尽きません。
日本人の感性、めちゃめちゃ面白いです。

出典:俳句歳時記(平凡社)
歳時記 冬版にあったホットドリンクの項。
葛湯、生姜湯…と寒さを乗り越える日本ならではの智恵を教えられた気が。

出典:俳句歳時記(平凡社)
調理法まで、やたらと詳しく記載されていた「鮟鱇(アンコウ)鍋」の欄。
美味だけでなく滋養に良さそうで、冬に食べたいものがまた一つ増えました。

出典:俳句歳時記(平凡社)
「乱用したら季感がなくなる」にウッとなった「寝酒」の項。(笑)
いかがでしたでしょうか。
日本ならではの季節の感覚を取り戻したり、言葉や生活の知恵を知ったりすることで、毎日がより興味深いものになりそうに感じる出会いでした。
これから何かと気忙しくなる季節ですが、日々の暮らしを見つめる時間を取りたいなと思います!

























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