こんにちは。スーパーバイラーズのMomokoです。
「わかっているのにできないこと」って、どうしてこんなに多いんだろう?
日常の中で、そんな風に思うことはありませんか?
やらなきゃいけない事を後回しにしてしまったり、寝る前にスマホを見ないと決めたのに気づけば1時間も動画を眺めていたり…「自分は意思が弱いんだろうか?」とちょっと罪悪感に浸ってしまうことが、私はあります。
そんなときに読んだのが、キム・ソクチェ著『私たちはなぜ「やるべきこと」をやれないのか、「やめたいこと」をやめられないのか』。この本を読んで、それは「脳の仕組みが原因である」と、冷静に理解することができました。
今回は、こちらの読書ログを綴っていきたいと思います。

『私たちはなぜ「やるべきこと」をやれないのか、「やめたいこと」をやめられないのか』
キム・ソクチェ 著/岡崎 暢子 訳
(¥1,870)
「意志の弱さ」ではなく「脳の回路」の問題
こちらの本の中で繰り返し語られるのは、私たちの行動は“意思”よりも“脳の自動反応”に強く支配されている、ということ。
たとえば、ついスマホを触ってしまったり、衝動買いしてしまったり…そういった行動一つとっても、それは単なる怠けではなく、脳の回路がそういう行動を選びやすくなっているから。
詳しい解説はぜひ本を読んでいただきたいのですが…自分の意志では制御できない脳内物質の作用であったり、その物質を放出する脳の仕組みや癖が原因で自分の行動が左右されてしまっている、ということを科学的に理解することができました。
正直、これまでは自分の意志の弱さに幻滅していたこともありましたが、「そんなに自分自身を責めなくても良いのでは?」と思うことができました。それと同時に、「気合いでなんとかしようとしても無理なのか…」とも感じてしまいましたが…
「やめる」のではなく「設計し直す」

この本を読んで印象的だったのは、「やめようとするな」という考え方です。
普通は、悪い習慣を断ち切ろうとするとき、「我慢する」「自制する」という方向に行きがちですよね?でもこの本では、むしろ環境や行動の流れを変えること=脳の回路を設計し直すことが重要だと説かれています。
たとえば、「スマホを見ないようにする」ではなく、「そもそも手に取らない場所に置く」など。環境の変化をつくることで、「ベッドからは少し遠くて取りに行くのが面倒くさいし、このまま寝ようか…」などと脳の回路を変えてしまう。そしてそれを習慣化してしまう。
すごくシンプルですが、実際に意外とやっていない小さな工夫を試してみるのが必要だと感じました。
「できない自分」を責めるのをやめたくなる

この本を読んでいて一番変わったのは、「自分に対する見方」でした。
これまでは、「本当はこうしたかったのに…」「またダメだったな…」と小さく落ち込んでいたこともあったのですが、この本を読んでからは「この行動を選ばせている仕組みは何だろう?」と考えるようになりました。
ちょっとした視点の違いですが、気持ちはかなり軽くなります。"脳科学"の知識を入れるだけで、こんなにも周りや自分の見え方が変わるのか!と、ちょっと面白くなってしまったほどです!笑
本の中身を少しだけチラ見せ!
この本では"脳科学"がメインで語られている本ですが、そこに哲学的な視点での解説も加えられていたり、イラストもあるため、とても読みやすい本です◎
おわりに
いかがでしたでしょうか?
この本は、劇的に人生を変える!というよりも、もっと静かに、私たちの日常に寄り添ってくれるような本です。
・続かない理由
・やめられない理由
・同じ失敗を繰り返す理由
そういった日常に発生する「あるある」に全部ちゃんと理由があると知るだけでも、少しだけ自分の扱い方がわかってくるような気がします。
この本を読んで、何もかもが完璧にできるようになるわけではありませんが、「なんでできないんだろう?」と悩む時間は確実に減ると思います!むしろ、“できないことを前提にどう自分の脳内回路を設計しようか”を考えるようになるはずです。
もし今、みなさんが「ちゃんとやりたいのにできない」そんな感覚を抱えていたら、一度“根性論じゃない説明”に触れてみるのも悪くないと私は思います。そんな時はぜひ、こちらの本を手に取ってみてください!












































