こんにちは!バイラーズの岡田りさです。
実は9月3本も書いていた星のや竹富島のブログもいよいよ最終回となりました(笑)
今回は、星のや竹富島ならではのディナーコースについて。ここでしか味わえないディナー「島テロワール」について、みなさんにご紹介します!地元の食材や文化を楽しむために組み立てられたコース料理は、島を五感で感じることのできるとっても素晴らしい特別な体験でした。
「島テロワール」とは?

「島テロワール」とは、竹富島を含む八重山の自然・風土・文化をテーマにした星のや竹富島オリジナルのコース料理。島で育った野菜や果物、近海の魚介、伝統的な調理法を取り入れながら、フレンチの技法で洗練された一皿へと仕上げられています。
一皿ごとに驚きがあり、沖縄に来たからこそ味わえるディナーとなっています。
前菜|ヤギとキャビアのタルタル フーチバの香り

最初の一皿は、沖縄ならではのヤギ肉を使ったタルタル。クセが強い印象のあるヤギですが、細かく刻まれたお肉に、キャビアの塩気、茄子のムースとフーチバ(よもぎ)の香りが重なり、とても上品な美味しさ。
一口目から「沖縄らしさ」と「フレンチの洗練」が融合していて、特別感のある一品。海を思わせるブルーのお皿と珊瑚もとても綺麗です。
魚料理|イセエビのパイ包み焼き 二色のソース

続いて登場したのは、イセエビを贅沢に使ったパイ包み焼き。サクサクのパイとイセエビの身・柔らかな豚肉のムースがマッチしています。濃厚なソースとも相性抜群です。
添えられた野菜も、一つ一つ丁寧に処理されているのを感じます。
肉料理|熟成サーロインとマグロの炭火焼き

メインは、「牛肉×マグロ」の組み合わせ。熟成されたサーロインは、油っぽくなく濃厚な香り。炭火で香ばしく焼かれたマグロは、臭みもなくしっとりしています。
味付けはシンプルながら、島醤油と黒糖のアクセントが効いていて、沖縄の風土を感じる仕立てでした。島醤油とは、竹富島で醸造されている泡盛や鰹節を使用した醤油のことで、泡盛の香りよりは鰹節の香りを強く感じます。塩気は強めでキリッとした味わいです。
デザート|ジーマミーのマルジョレーヌ

最後のデザートは、沖縄らしいジーマミー(落花生)を使ったマルジョレーヌ。合わせられたアイスクリームにもジーマミーが使われています。濃厚なジーマミーの風味を感じますが、甘さはかなり控えめ。添えられたパイナップルのコンフィチュールとよく合います。
当日注文できるお酒のペアリングコースも♡
この日は料理に合わせて、ワインや泡盛コーヒーのペアリングもいただきました。
・ヴーヴ・オリヴィエ・エ・フィス(シャンパーニュ)
・ボネ・ストー(白ワイン)
・シャトー・ド・ラプラス(赤ワイン)
・久米仙
最後の「久米仙 泡盛珈琲」は、泡盛をベースにしたエスプレッソの香りがするリキュール。キャラメルのような香りもして、泡盛の概念が覆されました。コーヒーと泡盛の香りが絶妙に混ざって不思議な美味しさです。
まとめ|島の恵みを堪能できる「島テロワール」

星のや竹富島の「島テロワール」は、沖縄の食材とフレンチの技法が出会う、ここでしか味わえない特別なディナーでした。
一皿ごとに沖縄や竹富島を感じさせてくれる工夫があり、まさに島の恵みを余すことなく楽しめます。特別な旅行や記念日ディナーにぴったりのコースです。

























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