みなさん、こんにちは。スーパーバイラーズの清水麻衣です。
今回は先日の文化の日にK-BALLET TOKYO の眠れる森の美女を鑑賞してきたので、その感動をブログに書きたいと思います🥺🩰
ちなみに7歳から17歳まで10年間バレエを習っていましたが、ブランク10年を経て去年からバレエを再開しました♡
自分の体と向き合うバレエで10年前とはまた違う視点でバレエを楽しめていて大人バレエ最高です😂
▶︎Kballet25周年の熊川版【眠れる森の美女】はストーリーが違う!
世界三大バレエの一つである眠れる森の美女ですが、Kballetの新制作眠れる森の美女はストーリーが違い、現代的になっているなと感じました!元々の古典の眠れる森の美女は100年の時を経てオーロラ姫と王子が出会うのですが、Kballetでは、同じ時代に生きる2人という設定です。
そこも現実的で物語に入り込めます。
Act I Scene I
まず舞台装飾がワクワクするのもKballetの凄さだと思って、今回は赤ずきんちゃんなどが舞台枠にいて、始まる前からとってもワクワクしました☺️
そして、この薔薇の映像が映し出されていて、一枚一枚薔薇が落ちていく様子が映し出されて、これからの物語を彷彿させる感じで感動しました🥺🌹
物語はフロレスタン王国の宮殿から始まります。オーロラの誕生を祝うために4つの国から王夫妻と幼い王子たちが招待されます。この4人の小さな王子たちはのちにオーロラの婚約者候補となります。
ここに、後に恋に落ちるデジレ王子がいるという設定です🤴
この小さな王子たちがとっても可愛くて思わずかわいいって声が出てしまいました笑
突然隣国の君主カラボスが参入して自分だけが招かれなかったことに激怒し、姫は美しく成長するがやがて命を落とすと予言します。王国の守護妖精リラが守護の杖にカラボスを封じ込めます🧚♀️
Act I Scene II
オーロラ姫は成長し、まもなく16歳の誕生日を迎えようとしているある日、いつものように森を訪れたオーロラは花々やカエル、猫、ブルーバードなどと楽しいひと時を過ごしています。💐🐸🐈🐦
このシーンはディズニーの眠れる森の美女のシーンでも出てくるシーンに似ていて可愛らしい雰囲気でとっても素敵でした♡
古典の眠りの舞台ではカエルは見なかったですが、カエルたちがいる事でコミカルになってとっても楽しく見れました♪
このシーンのオーロラはあどけなさが残る少女ではつらつとしています♡
そんな中赤ずきんと狼が忍び寄り、実はこの時点では赤ずきんはカラボスの呪いがかかった悪の手下になっています🐺
狼に襲われるオーロラを通りすがったデジレ王子が助け2人は恋に堕ちます♡
その後赤ずきんが道に迷っているふりをして、王子の前に現れ森の奥に連れて行きます。そこでカラボスを封印させた杖を復活してしまい、王子は呪いにかけられ死をもたら毒黒薔薇を渡されます。
この赤ずきんの設定は物語に入り込みやすくなる為の設定であり、この設定がとても斬新でした👀
赤ずきんのメイクが悪っぽく、物語に引き込まれます💄
Act II Scene I
オーロラの16歳の誕生日。4つの国の王子達も集まり、その中にデジレ王子を見つけたオーロラは喜びつつも、森であった時とは別人の彼に戸惑います。
この時のオーロラの衣装もとっても可愛くて、デジレ王子は呪いにかけられているので衣装は黒の衣装になっています。大阪公演の夜公演でのオーロラを演じる飯島望未さんの表情が変わっていく姿が印象的で、操られているデジレ王子を演じる石橋奨也さんの表情も釘付けでした。
そして、ついに黒薔薇をオーロラに渡して死へ導いてしまいます。
そこへリラの妖精がやってきて、死んだのではなく魔法によって眠りにつくのですと告げ森の奥へオーロラを納めた棺を運ばせます。
Act II Scene II
王子の呪いが次第に弱まり、愛する人を自らの手で殺めてしまったことを悔やみます。そこにリラの精が現れ、彼女は眠りについているだけだと告げます。王子はオーロラ姫に会わせてほしいと懇願し、リラの精は、王子に魔法をかけて夢の世界でオーロラ姫に会わせます。
その夢の中で王子とオーロラ姫は再会します。
この幻影の踊りはとても神秘的で音楽も素敵で引き込まれます🌕
夢から目覚めた王子にリラの精は剣を差し出し、カラボスを倒し、オーロラ姫にキスをすれば彼女は目覚めると教えます。
眠りの舞台では、パントマイムも多く使用されており、踊りの一つ一つに意味があり、それを観察しながら見るバレエもとても楽しいです👀
そして、無事に2人は結ばれるのです👑
ActⅢ
オーロラ姫とデジレ王子の結婚式👑
新たな守護の杖を献上し、お祝いの踊りが始まります。呪いが解けた赤ずきんも今までのことを謝り狼と余興の劇を見せます🐺
そして、永遠の愛を誓い合うオーロラ姫とデジレ王子。
3幕の衣装は豪華絢爛で眩しいほどでした。王冠の真ん中に薔薇があるのが通常の衣装とは違いとっても可愛らしいなと思いました🌹
▶︎アンゲリーナ・アトラギッチさんの衣装
今回初タッグを組んだというデザイナーのアンゲリーナ・アトラギッチさんの衣装はとっても可愛らしくて、古典×現代が合わさった衣装でした♡
特に袖ありの衣装という点が印象的でなかなかバレエのチュチュの衣装でロングスリーブの衣装はないので新しいなと思いました✨
オーロラ姫の柔らかさやピンクのイメージがふんだんにあしらわれていて、ときめきました🥰
▶︎豪華な舞台装飾
四角い舞台に奥行きを持たせるために舞台装飾で工夫をしているという事を知ってなるほどぉと思いながら舞台を鑑賞していました。
360℃真正面から3階せきから見ても、美しい舞台はこうやって作られているんだとパンフレットを読みながら思いました😌
バレエという総合芸術を視覚、聴覚などの五感で楽しむことができてとっても幸せなひとときでした🩰
▶︎バレエ鑑賞の時のファッション
この日はANAYIのブラックワンピースでした🖤
膝丈のところで生地の素材が切り替わるデザインでお気に入りです。
ちょっとカラボスみがあるワンピースでした笑
バレエの鑑賞に行く時って何を着ていけば
、、、となる方も多いと思いますが、基本女性は綺麗めスタイルが多いですが、カジュアルスタイルの方も結構多かったです🙆♀️
中にはお着物の方もいて私も今度はチャレンジしてみたいなと思います👘
男性の場合はジャケットを着てる方が多くてみなさん紳士でした🤵♂️
▶︎さいごに
今回鑑賞させていただいた回のオーロラ姫役の飯島望未さんとデジレ王子役の石橋奨也さんの踊りはとても魅力的で、表情や仕草、手の使い方、足の使い方などずっと双眼鏡で釘付けでした😂
特にのぞさんのジャンプから着地する時のトゥの音が全く聞こえず、重力を感じさせない踊りが流石すぎました🩰
石橋さんのサポートや眼差しもとっても魅力的で食い入るように見てました👀
とても素敵なひと時を過ごすことができました🩰
こういう非日常を味わえるのもバレエの醍醐味だなと思います。ぜひ皆さんもバレエの世界に魅了されてみてはいかがでしょうか✨