こんにちは!
スーパーバイラーズの渡邊りりあです。
今月のマンガ部のお題は「大爆笑できるマンガ」。
私からは、何度読み返しても笑えて元気がもらえるこちらをご紹介したいと思います!
「Dr.スランプ」
鳥山明先生の「Dr.スランプ」。
日本人なら、知らない人はきっといないでしょう…!
1980年から1984年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載され、単行本のほか愛蔵版や文庫版、完全版も発売されている、言わずと知れた超人気作品。
単行本の累計発行部数は3000万部以上、更に1981年から放映されたアニメはなんと最高視聴率36.9%を記録するなど、大ブームにもなった作品です。
私が初めてアラレちゃんと出会ったのは、子どもの頃見たアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』でした。
同じくアニメから入った方も多いと思いますが、改めて原作を読んでみると、またこれが魅力的なんです。
あらすじとキャラクターの魅力
自称(?!)天才科学者の則巻千兵衛と、千兵衛が生み出した人間型ロボットのアラレちゃんを中心に描いた、パワフルなギャグコメディ。
ペンギン村を舞台に、ガッちゃんやスッパマン、ニコチャン大王などなど、個性豊かなキャラクターたちが登場するのも魅力的な作品です。
ストーリーの中にはトンデモ設定やギャグが散りばめられていて、読んでいてずっと笑えますし、読み終わった後は心がなんだかほっこりします。
あり得ないことばかり起こるのに、読んでいるとすんなり受け入れられてしまう…軽快でポップな面白さは、さすが鳥山先生。
そして何より、作画が本当に美しいんです…!
ストーリーを追わずとも、見るだけで惚れ惚れしてしまう画の数々。
特に扉絵などに描かれたメカは、細部まで描き込まれていてブレがなく、イラストとしても見応えがあります。
近未来のSFな世界観
千兵衛が生み出す発明も面白く、SFな世界観を楽しめるのもこの作品ならでは。
未来の姿が写る「みらいカメラ」や、被写体の複製を産みだす「コピーくん」など、近未来発明品の発想力は子どもの頃からワクワクが止まりませんでした。
こんな乗り物があったら乗ってみたい、こんな発明ができたら面白そう、宇宙人の友達欲しい、なんて、つい想像してしまいます。
ロボットだから当たり前なのですが、アラレちゃんが本当に強くて、色々な物を簡単に吹っ飛ばしたり、ダメだと言われても頭をカポッと取ってしまったり、ハチャメチャで奇想天外な出来事に周りが巻き込まれていく様子を楽しんでいると、気がつけば私たちもアラレちゃんワールドに引き込まれています。
「んちゃ!」「キーン」「ほよよ」「つおい!」などなど、アラレちゃんの動きに合った言葉の響きもかわいくて、つい声に出したくなります。
こんなに平和で自由な村で生きられたら楽しいだろうな、なんて、ありえない世界なのに憧れてしまうんですよね。
お下品でくだらないギャグもたくさん出てきますが(褒めてます!)子どもだけでなく、大人になってからも笑える作品は本当に貴重。
これからも、何度でも読み返したいです。
いつ読んでもほっこり笑える作品
単行本や電子コミックでも楽しめますが、私は特に文庫版の装丁が好きなので、今回は文庫版のデザインを紹介しています。
昔好きだったけど最近見ていないという方や、アニメしか見たことがない方、もちろんまだ見たことがないという方も、ぜひ一度お手に取ってみてください。
いつどんな時でもほっこり笑えて、凝り固まった思考や心を優しくほぐしてくれるはず。
それでは…バイちゃ!
今回ご紹介した作品
「Dr.スランプ」/鳥山明
集英社文庫(コミック版)※全9巻
792円(税込)
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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
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