名だたる老舗や美味しいレストランが結集しており、今東京での展覧会が大混雑の伊藤若冲の作品はじめ、日本美術の素晴らしいコレクションをそろえた細身美術館も。
昨年には京都岡崎 蔦屋書店もオープン。(ここも良かった!)
そして、蔦屋書店によったあと、ぜひ足を伸ばして欲しいのが、ここ。
タルトタタンとは、こっくりとした茶色になるまで甘く煮込まれたりんごをたっぷり使ったタルトです。
ざっくりいうと、アップルパイのタルト版!?
タタン姉妹の失敗から偶然できあがった、という名前の由来もなんともキュートな、フランスの伝統的なお菓子です。
「ラ ヴァチュール」は、フランスで食べたタルトタタンの味が忘れられず、試行錯誤して作り上げた松永ユリさんという方が始めたお店です。
90歳を過ぎてもお店にいらっしゃって、今は残念ながらなくなられたのですが、お孫さんがその味を引き継いでいます。
フランスで何度も表彰されたくらい、味は本場のお墨付き。
今も店内には、メダルを首にかけた松永さんの写真が飾られています。
肝心のタルトタタンがこちら!
このりんご、砂糖とバターで4時間以上も煮込まれているのだそう!
底にあるタルトも、たっぷりバターが感じられて、さくさくしておいしい♡
タルトだけ別で追加しても食べれちゃうくらい、止まらない。
「おしみなく」「たっぷりと」西洋菓子の豊かさをぎゅっと凝縮したような、リッチなスイーツでした。
ちなみに、他メニューの「オペラ」もすごくおいしかったです!
チョコレートの甘そうな見た目とは裏腹、リキュールとしっかりビターが効いた大人の味。
ちなみに…お店のメニューも可愛くて、つい撮ってしまいました。