各ブランドが服を盛り上げる舞台装置として選んだ花には、そのテーマやデザイナーの気持ちがこめられているので、素敵な服を飾っているブランドほど、花あしらいも素敵ということが多いのです。
先日、うかがったミュベールの展示会もそのひとつ。
ロココらしく、バラがふんだんに使われているのですが、
花器もレトロなムードのものと、モダンなガラスとを組み合わせてます。
色選びや花器で、クラシカルな中にもモダンさが感じられて、まさに新しいロココ。2017年ならではのイメージで、それがミュベールのコレクションにマッチしてたんです。
花選びほどセンスが出ちゃうものはないから、その極意を知りたいものですよね。だから、いつも「このお花、どこで頼んでるんですか~?」と、展示されているアイテムそっちのけで聞いたりしています(あ、もちろん服も小物もしっかり拝見してるんですが)。今回のミュベールの場合には、青山にあるボタニカルショップ『Spoonbill』によるもので、全体を作ってもらったんだそう。
素敵な花をオーダーするにはプロの任せるのが一番なのかもしれませんね。ポイントは、どのプロに頼むか。
だからこそ、まずはセンスのいいショップを選ぶのが成功の早道です。自分が素敵だと思うお花屋さんリストをストックしておけば、いつでも素敵な花束を作ってもらえるし、持って行ける。そうしているうちに、センスのいい人って言われる日も遠くないかもしれません……。(副編ナカディ)
営業時間:11時~19時(火曜定休)