【steppi 読む試着室】ニットだから、見た目以上に心地いい「バックルベルト サンダル」をライターが徹底レビュー！

ライターが「今使える！」と思った優秀アイテムを紹介する連載「読む試着室」。読者が実物を手に取ったのと同じくらいにアイテムのよさやディテールが伝わるよう、サイズなどを編集部独自に調べ、細部の写真多めでご紹介します！　

今回は、連載番外編。梅雨〜夏に快適な足元で過ごすためにおすすめの、今注目する３ブランドより、計12足のシューズ・サンダルをご紹介！　ここではsteppi（ステッピ）のサンダルに注目。実際に試着し、魅力をくわしくレビューします！

steppiは、オンワード樫山が展開するシューズブランドで、「洗える・軽い・痛くない」をコンセプトにしたシューズを提供しています。また、使用済みペットボトルやプラスチック廃材をリサイクルしたポリエステルヤーンなどを使用し、環境にも配慮したサステナブルな取り組みを行っています。

徐々に注目を集めているサンダルも機能性とデザイン性に優れ、女性の夏の足元をサポートしてくれます！

夏の靴に求めるもの。それは、涼しさ、快適さ、そしてスタイルのよさ。そのどれもを叶えるおすすめのサンダルが、steppiにあるんです。ということで今回は「バックルベルト サンダル」（￥11990）をご紹介します。

「ベルトが太めだからゴツく見えない？」「ボリュームがあって重そう」という声も聞こえてきそうですが、実際のところは？　早速見てみましょう。

今回レビューするのは、バックルベルト サンダルのブラウン、23.5cm（5H）。太めのベルトにゴールドのバックルが可愛い、大人っぽいカジュアルサンダルに注目しました。

足を通した瞬間、「あ、気持ちいい」と思わず声が出たほど柔らかいのは、アッパーの素材が足当たりがやさしいニットだから。しかも見た目以上にしっかりしていて、足を包み込んでくれる安心感がすごい！　素足ではいてもチクチク感ゼロで快適です。

このサンダル含め、steppiのパンプスやサンダルたちの多くは、リサイクルポリエステルを使ったサステナブルな素材。アウトソールだけでなく中敷きにも同様の素材が使われていて、地球にも“やさしい靴”といえます。

さらに、このサンダルの素材は汚れたら手洗いOKというイージーケア仕様。気負わずガシガシ使えるのも、このサンダルの大きな魅力です！

ぱっと見はすっきりシンプルですが、太めのバックルベルトがアクセントになっていて、ちゃんとおしゃれ！　ブラウンの色みも落ち着いていて、大人のカジュアルスタイルにすんなりなじみそう。

足もとに“抜け感”が出る開放的なデザインだけど、露出が多すぎないのできちんと感もキープ。ゴールドのバックルも、女性らしさを演出してくれています。スムースなソールもスポーティな雰囲気を抑えてくれるので、上品にはくことができそう。デニムに合わせてナチュラルに、ワンピースに合わせて少しモードに、と振り幅広めの万能デザインです。

ちなみにカラーはブラウンのほか、ブラック、グレーがあります。グレーのバックルはシルバーです。

着用したのは23.5cm。甲部分はしっかりホールドされているのに、窮屈さはまったくなし。むしろ足がすっと収まってくれる感じで、長時間はいても圧迫感は感じにくそうです。ニット素材なので、足の形に自然に沿ってくれて、幅広・甲高さんもはきやすい！　さらにバックルベルトで幅の調節ができるので、甲高・幅広さんも安心。普段どおりのサイズで問題なさそうです！

サステナブルな素材は軽量なため、はき心地も軽やか。フラットに近いローヒールタイプで、ぐらつきにくく、安定感抜群です。インソールは厚みのあるクッション入りで、足裏への衝撃をしっかり吸収してくれるのを実感しました。

また、かかとのベルト部分も太いので、歩いていてもずれにくい。そして柔らかいニットは靴擦れもしにくそう！

店頭ではかずとも手持ちのアイテムと比較できるよう、気になるサイズをメジャーで測ってみました！　着用写真はすべて23.5cm（5H）のものなので、写真と合わせてチェックしてみてくださいね。

※サイズは編集部調べ。ブランドが提示している公式な数値ではありません。また、物によってサイズには若干の差があるので、あくまで参考として、見てくださいね！

少しサイズの表記より大きめの作りですが、ニットのバックルベルトに伸縮性があるので、はき心地は数値通りのサイズを選べば間違いなさそうです。

気持ち広めなので幅広さんでも安心。ゆるいわけでもなく、アッパーがフィットしてくれるので、圧迫感がないのにズレない作りです。

数値的には3.5cmですが、クッション性があるので重さによる沈みを考えると、3cmほどと思っていていいでしょう。

アイテムのスペックがわかったということで、続いてははいてみるとどんな感じか？　アングル違いで着用写真を撮ってみました。

夏にも快適に使えるこのサンダル。ということで、足を通すとどう印象が変わるか、はいて見てみました。

普段靴は基本的に23.5〜24cmをはいているライターが、23.5cm（5H）を着用。サイズ感も参考にしてみてくださいね。

足先の形が長めのスクエアトゥなので、指が長い人もこぼれずはくことができそうです。フィット感のあるニット素材は正直「上から締めつけがあって余裕がなさすぎるなんてことにならないかな」と思っていたのですが、肌あたりが優しく締め付け感もないので快適！　インソールは柔らかさはもちろん、滑りにくい質感なので、足が前へ行き過ぎてしまう心配もありません。

steppiのバックルベルト サンダルは、柔らかいニット素材で足をふんわり包み込みながら、安定感のあるはき心地で長時間でもストレスなし！　シンプルだけどしっかり洒落見えするデザインで、どんな服にもすっとなじみます。通勤も休日も、さっとはいて出かけたくなる軽やかさと安心感。この夏、毎日の足元に“ちょうどいい”を求める人に、自信を持っておすすめしたい一足です！