【脱・コートマンネリ1】“いつも同じ印象”を、おしゃれな人はどうしてる?
新しく買ったトップスをおろした日、お気に入りのスカートをはいた日。いつもよりちょっとワクワクした気分で出かけられそうと、コートに袖を通したら……。あれっ、玄関にある姿見前の自分は、結局いつもの「コート」が前面に出た印象。大物(大面積)だから仕方ないとはいえ、せっかくなら同じコートでも印象チェンジを希望! これ、おしゃれな人はどうやって変化をつけているの??
というわけで、冬も後半戦のこの時期、おしゃれプロたちのマンネリ知らずなコートスタイルを突撃します!
ライター榎本洋子さんの、”いつものコート×3パターン”印象チェンジワザ
①明度の上がる白トップスで、コートとインにコントラストをつける
カーキとブラウンの中間色のような、絶妙な色合いにひと目ぼれしたというロングコート。付き合いも長くなってきて少々マンネリを感じたら、「冬の白」をカンフル剤に使って。コートに目がいきがちな冬の着こなしに明度の高い白を仕込むことで、視線がそちらに引き付けられるんです。顔色がトーンアップしたり、色のメリハリですっきり見えるなど、嬉しい効果もたくさん。愛犬のお散歩など、ちょっとそこまでのワンマイルコーデも”いつもと同じ”から脱却! 可愛すぎる愛犬タムちゃんは、撮影現場でも大人気でした♡
②大人っぽい差し色と、遊び心満点の小物で視線を分散
トマトレッドのカーディガンは、ボタンを上までとめてプルオーバー感覚で。ちらりとのぞく、並んだフロントボタンが新鮮! 差し色ながら大人っぽく落ち着いたトーンなので、”浮かずに華やか”がかないます。遊び心をつめこんだファークラッチは、会う人会う人に「触りたい~!」と言われる、人気の”つっこまれ”小物。着こなしに立体感と動きが生まれ、おしゃれを楽しむ大人の余裕も感じさせて。大人の差し色とキャッチーな小物の存在感が大物コートの強い印象をほどよく抑え、一体感のある着こなしが完成。
③コートで引き算するという感覚。ドラマチックワンピースと合わせる
一枚だとかなり華やかでシーンを選ぶ総花柄ワンピースは、ロングコートを添えるとちょうどいいバランス。普段着こなしの主役になりがちなコートを、ワンピースを引き立てる脇役として活躍させて。袖をくしゃっと巻くって肩からかければ、女子会でも褒められる感度の高い着こなしに。高め位置でラフに巻いたサッシュベルトは、メリハリ体型を作ってくれる嬉しいトレンド小物。ミンクファーのグローブとともに、エッジを効かせていつもと違う”非日常感”を楽しみたい!
スーパーバイラーズ木本さんは旬小物を上手に散りばめ、細部から鮮度を上げるテクニック。定番ベージュコートは着まわしやすく頼りになる分、なんとなく着ているとまさにいつも同じ印象に。そこで、華やかな色のスカートをあわせたり旬小物を重ねるなど、”盛って”着こなしイメージを自在に操作。ボルドーのレーススカートに、ベレー帽、ファーチャームなど、目を引くアイテムを複数取り入れ見せ場を作って。ベージュコートをベースに、ちょっと盛りすぎ? くらいが印象チェンジには効果的!
スタイリスト滝沢真奈さんは、”真逆テイスト”で引き立てる!
細身シルエットがきれいなきちんと見えするロングコートを、スタイリスト滝沢さんはあえてカジュアルに方向転換。凛としたムードを生かして着るのもいいけれど、時にはゆるっとしたパンツやスニーカーでリラックス感を足し、印象のベクトルを変えるのも良い刺激。メンズっぽい雰囲気にぐっと女っぽさを足す、プラムレッドのリップもアクセント。真逆テイストのものと合わせるのもアリなんだ! と思えれば、着こなし幅はぐんと広がるはず。
たくさん買えるものではないからこそ、手持ちコートに飽きることなく、いかに上手く長く付き合えるか? は冬の重要ミッション。おしゃれプロのワザを参考に、あともう一息、冬のコートスタイルを楽しみましょうね♪
そして、2月7日(火)の10:00には、コートマンネリ解消第二弾として「あなたのグレーコート、まだまだ素敵に着られます!」をアップ予定。そちらもチェックしてみてください!
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