なぜか春になると毎年、家のあちこちから引っ張り出すものがありまして…。
たとえば、アラサー世代にはきっと好きだった人も多いのではないかと思われるサニーデイ・サービスの1996年の名盤「東京」。
当時、高校に入学したばかりの春、「なんだかおしゃれな人が聴いているバンドらしい」というぼんやりしたイメージだけで買ったのですが、以来、私の心の名盤に。
桜が咲き誇るジャケットも、大学時代、中央線の窓から見えていた市ヶ谷あたりのお堀の桜を思い出したり、入社して同期と一緒に歩いた千鳥ヶ淵の夜桜のことを思い出したり、とにかくムネアツ!な一枚です。
今年、このアルバムの発売から20年(ギャー‼︎そんなに…⁉︎)記念ということで、5月にLP盤が再発されるそうです。(大学時代、お小遣いためてすでに持っていた身としては微妙な気分…。レア盤だったのに…涙)
インスタントカメラに加え、レコードブームの再来も来ているみたいですが、若い世代はこういう曲はどう思うのかな?
今度、編集部のカラオケ会があったら歌って反応みてみようっと(悲しい感じになったららどうしよう)。
これまた高校時代、お年玉をためておいて、春先に清水買い(当時の自分的には)していた
アイテムです。
当時、渋谷のファイヤー通りをあがった坂の途中に路面店があって、そこでドキドキしながら買い物→斜め前のカフェマディでお茶、が女子高生時代の最高のイベントでした。
最近はネットで何でも買えてしまうけど、あの頃は街に出ること自体が本当に楽しかったです。
右は相当昔のものですが、マイファースト「ケイトかご」。なかがギンガムチェックですごく乙女なかんじ。左は社会人になってから買ったクラッチ。
そのほかにもケイトのかごはクローゼットにたくさん。
何年たっても古びない、ベーシックさがあります。
写真右のナヴァル3/4がマイ定番ですが、春になるとさらに色違い、ピッチ違い、そで丈違いで家中のボーダーちゃんが大集合〜!
毎年「また会えたね」と一枚一枚顔を見ながら、今年はもっと女っぽく着てみようかな、最近買った色スカートに合わせてみようかな、と新しい着こなしが自然と湧いてきます。
こんなにいるか⁉︎と一人ツッコミしながらも、やはり春のボーダーは格別です。
今年は、人生初のレザージャケットを手に入れて、クールめにボーダーを着てみたいな、と野望を抱いてます。
コンバースとレペット。
真冬に愛用していたミルキーなオフホワイトではなくクリーンな白。
(レペット若干汚れてお見苦しくすみません)
朝起きて、光が変わってきたなーと感じると、ピシッと足元で光を反射する真っ白な靴をはいて出かけたくなります。
新しいものや変わっていったものもたくさんあるけど、昔から変わらない、自分の「核」にあるもの。春はそれを確認したくなる季節なのかもしれません。
カラオケでサニーデイを誰も知らない瞬間があっても、好きなものは好きと言える気持ちを、大切に生きていきたいですっ(マッキーLOVE♡)。(編集U)