夏に向けて単調になりがちな着こなしを「洒落感ベーシック」に格上げするテクニックを、スタイリスト佐藤佳菜子さんが伝授。今回は、いつものスタイルにプリントTや白みピンクで“普通なのになんだか素敵”に見せるテクを教えていただきました。
![Kanako Sato](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/69/694506d8-b661-4bb4-877d-ca5e87995e9f.jpg)
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Kanako Sato
佐藤佳菜子、愛称サトカナ。ベーシックに着映え感をプラスしたBAILAの王道をいくスタイリングと、独特な語り口調のキャラクターが人気。
サトカナ’s【格言】ときにはお洒落に「ユーモア」を。
トータルの印象を変えるほどではないけれどこっそり一人で笑えるようなささやかなふざけ心を持ってみる。
![ひそかなお楽しみはTシャツのクマとメガネのリンクコーデ](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/b3/b38e811a-633b-4ae1-8679-3b34b6279875.jpg)
ひそかなお楽しみはTシャツのクマとメガネのリンクコーデ
「まじめな格好なのに、カラーフレームのメガネを合わせるとか、思いのほか派手な靴下をはいているとか、変なサブバッグを持ってみるとか。でもふざけすぎはただの奇抜な人。基本がベーシックだからできること」。ジャケット¥221100/マディソンブルー Tシャツ¥20900・バッグ¥75900/ラルフ ローレン(ポロ ラルフ ローレン) スカート¥40700/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店(ヴェルメイユ パー イエナ) メガネ¥50600/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン)
サトカナ’s【格言】万能「白みピンク」が大人を救う!
なんだか無条件にウキウキするわ、誰でも顔色よく見えるわ、ピンクってゴキゲンなことしかない!
![肌になじんで主張しすぎずそれでいて気分が上がるごく淡いピンクが最強](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/e2/e21f6c6b-5b70-4e05-9d2f-65513416d038.jpg)
肌になじんで主張しすぎずそれでいて気分が上がるごく淡いピンクが最強
「最近よく目にする白っぽいピンクは、肌が白くても日焼けしていても着る人を選ばないし、色のトーン自体が薄くてインパクトが強くないから、意外なほど合わせやすい。若い頃は興味なかったけれど、大人になってから好きになりました」。ニット¥7990/プラステ スカート¥49500/サードマガジン サングラス¥55000/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) 靴下¥3960/真下商事(パンセレラ) バッグ¥138600・靴¥138600/リシュモン ジャパン(アライア)
撮影/赤尾昌則〈whiteSTOUT〉(人)、新谷真衣(佐藤さん) ヘア&メイク/菊地美香子〈TRON〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/松島 花 取材・原文/東原妙子 ※BAILA2023年6月号掲載