ベーシックなのに地味見えせず、女らしさ満点。バイラ世代に必要なあらゆる要素を備えたキャメルの魅力を、人気スタイリスト佐藤佳菜子さんがレクチャー。上手に取り入れて、秋冬コーデをもっと高揚感あるものに! 今回はキャメルを着るといい3つの理由を紹介。
![佐藤佳菜子さん](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/53/53b19cf6-ed0e-4da1-9aff-da1648ebf281.jpg)
スタイリスト
佐藤佳菜子さん
通称“サトカナ”。モダンで意志のあるスタイリングと、ユーモアに富んだ人柄にファン多数。Instagramで披露する愛犬たちとの暮らしぶりも注目を集める。
「キャメルの最大の魅力は、その“懐の深さ”。きれい色ともニュアンスカラーとも相性よく、どんなテイストにもすんなりなじむ。さらに、受け止めるだけにとどまらず、上品さやリュクス感まで盛れるから、おしゃれの更新&格上げに相当役立ちます!」
1.マニッシュなトラッドスタイルも品はそのまま、優しい印象になるから
![王道トラッドほど肩ひじ張らない キャメルグラデで"優しげな人"に](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/ee/eeb24ae5-7b76-4dce-a253-9dd1ae78108c.jpg)
王道トラッドほど肩ひじ張らないキャメルグラデで“優しげな人”に
「今までならネイビー基点にしがちなお決まりトラッドを、キャメルベースに変換。それだけでぐっと印象が柔和になり、新鮮に感じるはずです」(佐藤さん、以下同)。ジレ¥26950/ミラ オーウェン ルミネ新宿2店(ミラ オーウェン) ボーダーカットソー¥1990/ユニクロ 肩にかけたニット¥35200/ラルフ ローレン(ポロ ラルフ ローレン) パンツ¥23100/ミースロエ メガネ¥42900/モスコット トウキョウ(モスコット) ピアス¥297000/トーカティブ 表参道(トーカティブ) バッグ¥51700/ヴァジックジャパン(ヴァジック) 靴¥35200/デミルクス ビームス 新宿(ポルペッタ)
2.オフィスコーデに取り入れれば“知”と“品”をもたらしてくれるから
![シャープな黒の相棒に 白よりリッチなキャメルをご指名](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/0d/0da216fd-112b-43eb-a783-6cfc10e0b300.jpg)
シャープな黒の相棒に白よりリッチなキャメルをご指名
「通勤の定番・黒パンツの相手役に白のシャツやブラウスを選ぶと、やや子どもっぽく見えたり、無難になりすぎるきらいが。そこで重宝するのが、キャメルのブラウス。こっくりした色は文句なしに上品で、大人の余裕や思慮深さまで醸し出してくれます。白よりコントラストがつきにくいので、立体的で華やかなデザインが知的な印象にまとまるのも、働く女子には嬉しい限り」。ブラウス¥33000/ボウルズ(ハイク) パンツ¥23100/ミースロエ ネックレス¥20900/マリハ バッグ¥41800/ヴァジックジャパン(ヴァジック)
3.カジュアルをカジュアルで終わらせない高見え力と特別感があるから
![ちょっぴり淡いキャラメル色なら 軽やかで着やすさ抜群!](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/77/77fe9adc-447d-41c3-86e3-daeba13cb54e.jpg)
ちょっぴり淡いキャラメル色なら軽やかで着やすさ抜群!
「ブルゾンやデニムも、キャメルを選ぶとぐっときれいめにクラスアップ。ほかの色にはないコクやニュアンスが、カジュアルにいくつもの特別感を与えてくれます。中でも、このニットやアウターのような赤み系の淡い“キャラメル色”は、より気さくに着られておすすめです」。コート¥74800/リンク・セオリー・ジャパン(セオリー) ニット¥49500/オーラリー デニム¥27500/ゲストリスト(アッパーハイツ) ベルト¥9900/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(ユナイテッドアローズ) サングラス¥23100/キングスター(ザベッドフォードホテル) バッグ¥17600/アンソロジー(アド カラム) 靴¥19800/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ)
撮影/金谷章平 ヘア&メイク/河嶋 希〈io〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/大政 絢 取材・原文/栗田瑞穂 ※BAILA2023年11月号掲載