毎日フル活用したいデイリー名品こそ、身近なブランドで賢く選ぶのがおしゃれプロの常套手段! 今回はハイク、オーラリーほかステディブランドから、スタイリストが長く着ている名品6選をご紹介。
HYKEのフィールドジャケット
“こなれ上手になれる万能ジャケット”
「『ハイク』の前身である『グリーン』時代から愛用するフィールドジャケットは、何年着てもくたくたにならず、誠実なつくりと素材のよさを実感しています。メンズっぽいニュアンスが甘さの中和やきれいめのハズしに最適で、つい手が伸びてしまいます」。¥44000/ボウルズ(ハイク)
スタイリスト
福田亜矢子さん
ベーシック軸の上品コーデに定評が。昨年ジュエリーブランド「AFFECT」を始動。
AURALEEのジャケット
“きちんと感と洒落感がいいバランス!”
「堅苦しいのは苦手だけれど大人としての品は欲しい、そんなわがままをかなえてくれた一着。抜け感のあるオーバーサイズとベージュの延長線上で着られるヌーディなイエローが絶妙に洒落ていて、サラッと着るだけでムードがでます」。¥82500/オーラリー
スタイリスト
小林実可さん
百々千晴さんに師事し、2022年独立。モダンで遊び心のあるコーデが持ち味。
AKTEのカラースウェット
“鮮やかカラーが文句なしに可愛い!”
「こんなにもきれいに発色するピンクやオレンジのスウェットに出会ったのは初めてで、まさにひと目ぼれ。地厚なのに柔らかく、洗濯機でガシガシ洗えるイージーケアも最高です。さし色に、シャツやワンピと重ねて、肩にかけて、などアレンジ自在で飽き知らず!」。/本人私物
スタイリスト
池田メグミさん
きれいめもカジュアルも得意とし、抜け感と華のあるシンプルコーデに定評あり。
BASERANGEのキャミ&タンク
“コーデに奥行きをだす名バイプレイヤー”
「肌に優しいところがとにかく好き。繊細な色出しのサテンキャミや変則ストラップのキャミ、胸元がハート形にくりぬかれたタンクなど、遊び心のあるデザインにもグッときます。2枚重ねしたり、シャツやジャンプスーツの下に仕込むのが定番です」。/本人私物
細部こそこだわりを
スタイリスト
石田 綾さん
着る人の個性を引き出すスタイリングで、多くの俳優、モデルからの信頼も厚い。
ObladaのTシャツ
“一年中ないと困る名品中の名品”
「つかず離れずのジャストサイズ、腕がスラッと見える袖丈、ニットやスウェットと重ねたとき首もとからちょうどよくのぞくネックのつまり具合など、なにもかもが完璧!これからも私の基本のワードローブとしてリピートし続けるつもりです」。¥7700/シンチ(オブラダ)
スタイリスト
石上美津江さん
トラッドをベースに今の気分をMIXした高揚感あるスタイルをつくるエキスパート。
DÉPAREILLÉの薄タートル
“着た人だけがわかる驚くべきタートル美”
「薄手でとろみがあるのにへたらず、首全体をやわらかく覆うタートルは感動レベル。それがとにかくシックで色っぽいんです。一枚でももちろん絵になるけど、ジャケットの中に入れても抜群に決まりがいい」。¥12100/デパリエ 伊勢丹新宿店(デパリエ)
スタイリスト
佐藤佳菜子さん
小物使いや配色によって“普通の服を素敵に見せる”テクニックの持ち主。
撮影/魚地武大〈TENT〉 スタイリスト/小林実可 取材・原文/榎本洋子〈TENT〉 ※BAILA2024年5月号掲載