よく耳にする“抜け感”という言葉。でもそれって具体的にどういうこと? 今回はスタイリスト加藤かすみさんが、“抜け感”のある 「ジャケット」の着くずし方を解説。ベーシック服なのに仕上がりが見違える、“抜け感”のつくり方をマスターして!
ONとOFFではさじ加減が違うから。ジャケットはシーン別で着くずし方を変えて
同じアイテムでも、シーンによって“抜け感”の最適値って違うんです。仕事中はある程度きちんと見せたいので、着くずし感は控えめに。プライベートでは、いかにセンスよく大胆に“抜く”かが勝負!

オンコーデ(左)とオフコーデ(右)
【AT WORK】お仕事中はきちんと着用して袖まくり

仕事中はジャケットの袖を通してきちんと着て、袖まくりで“抜け感”を出す最少アレンジ。
かすみさんの「ちょっと入りまーす!」
※「ちょっと入りまーす」=ファッションの撮影の現場で、モデルの動きを見ながらスタイリングを微調整するために立ち入るときの、お決まりフレーズ。
ゴムを仕込んで袖をまくる

《1》袖口から2~3㎝上のあたりにゴム(できれば透明)を外からかけ、折り返す

《2》袖口をゴムごとひじの下のあたりまで上げる。このとき、きれいに折りたたむのではなく、あえてくしゃっとラフにたくし上げるのがポイント
完成!

【AFTER WORK】プライベートでは肩羽織り+アクセ盛り

一方、会社を出たら、ジャケットは肩に羽織って軽やかに。仕上げに大ぶりアクセと赤リップで女っぽさをプラス。
ジャケット¥52800・パンツ¥37400/ドローイング ナンバーズ 新宿店(ドローイング ナンバーズ) Tシャツ¥15400/エイトン青山(エイトン) バッグ¥48400/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店(オソイ) 靴¥16500/ル タロン グリーズ ルミネ新宿店(ル タロン グリーズ) (右)メガネ¥26100/ダブルティーエスルーム(カリン) (左)シングルピアス(右耳)¥45100・(左耳)¥24200・ネックåレス¥42900・リング(人さし指上)¥24200・(人さし指下)¥28600/マリア ブラック 表参道店(マリア ブラック)
スタイリスト
加藤かすみさん
ベーシックなスタイルも、合わせ方や着こなしテクでこなれて見せる“抜け感”コーデの名手。職人気質で朗らかなキャラクターも人気。
撮影/金谷章平 ヘア&メイク/河嶋 希〈io〉 スタイリスト/加藤かすみ モデル/佐藤栞里 構成・原文/東原妙子 ※BAILA2025年8・9月合併号掲載
























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