ライターが「これは今、本気で使える!」と実感した優秀アイテムを紹介する連載【読む試着室】。
ただの紹介ではなく、実際に着て・動いて・試してわかった「リアルな使い心地」や「見た目の印象」まで徹底レビュー。サイズ感や素材感など、気になるポイントは編集部が独自に調査&細部の写真とともに、読者が“手に取るようにわかる”ようお届けします!
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ラクチンなのに美シルエットが続く!着回し力抜群、オリヒカの万能パンツをレビュー!
オリヒカ「ORIHICAフラミンゴPANTS® ワイド」¥8789

オフィスでもオフの日でも活躍するヘビロテアイテムといえば、キレイめなパンツ。毎日レベルで使うからこそ、重視したいのはシルエットと扱いやすさですが、ORIHICA(オリヒカ)の「ORIHICAフラミンゴPANTS® ワイド」(¥8789)は、まさにそんなパンツを探している人におすすめしたい一品! ということで今回は、AOKIが展開する、ビジネスからカジュアルまで“新しい働き方に合う服”を提案し、きちんと感と快適さを両立したアイテムがそろうオリヒカの新作についてご紹介します。
ORIHICAフラミンゴPANTS® ワイドのシリーズについて「筋肉質の脚でもキレイに見える!」「股上が深くてはきやすい」「お尻もキレイなシルエットになる」という口コミもあるなか、今回の新作は? では早速見てみましょう。
ORIHICAフラミンゴPANTS® ワイドの「細部」に注目!

今回レビューするのは、ORIHICAフラミンゴPANTS® ワイドのチャコールグレー、Mサイズ。シンプルデザインの王道パンツ。2022年1月の販売開始以来、累計販売枚数3万5000本※を突破するほど人気のシリーズの、ワイドシルエットの新色に注目しました。
※2022年1月~2025年8月の累計販売本数
質感:ストレッチと落ち感で“きちんと感”と快適さを両立

実際にはいてみてまず印象的だったのは、生地の落ち感とストレッチ性のバランスです。ポリエステル63%、レーヨン33%、ポリウレタン4%という生地(表地)は、きちんと感を保ちながらも、素材にはしなやかな伸縮性があり、動くたびに快適さを感じられます。ストレッチは2WAY仕様。なのでどんなに動いてももつれる感じはなく、快適なはき心地が続きます。

ワイドシルエットながらもストンと下に落ちる生地の質感が脚のラインを拾わず、余計な広がりも出ないので、いわゆる“だぼっと感”が出にくいのも嬉しいところ。ほどよく厚みがありつつも軽やかな生地は、これから寒くなる時季はもちろん、シーズンを問わず長く愛用できそう。オフィスでも休日でも、一日中快適に過ごせるパンツという印象でした。
加えてこの素材は、マシンウォッシャブル。自宅の洗濯機で洗えるのでお手入れが簡単です。これなら毎日でもはけて安心ですね。
色み:上品なチャコールグレーが大人のワイドシルエットを引き締める

今回登場したチャコールグレーのカラーは、一般的なグレーよりもやや深みがあり、クリーンさと上品さを兼ね備えた絶妙なトーン。重たく見えやすいワイドパンツですが、黒よりは軽やかに、単なるグレーよりはしっとりと上品な印象で着ることができます。
ブラックのような強さはなく、明るめのグレーやベージュほどカジュアルすぎないので、トップスを選ばず合わせやすいのが魅力。白シャツを合わせればオフィスできちんと見え、カラーや柄アイテムを持ってきても自然に受け止めてくれます。とくに、同系色のジャケットやニットと組み合わせると、グレーの奥行きが際立って洗練されたワントーンスタイルに。シーズンを通じて着回しやすい、万能な色合いでした。
デザイン:美脚シルエットとラクさを兼ね備えたこだわり設計
「ORIHICAフラミンゴPANTS® ワイド」の“フラミンゴ”という名前は、脚がまっすぐキレイに見えるシルエットを追求したデザインが由来です。

デザインに注目してみると、そのこだわりを痛感。まずハイウエスト仕様で腰まわりはすっきりと、そこから裾にかけてストレートに落ちるワイドシルエットが、縦のラインを強調してくれます。筆者の場合Mサイズは腰骨あたりのフィット感がほどよく、トップスをインしてもアウトしてもきれいに決まるのが嬉しいポイントです。
また、センタープリーツが入っているのでワイドパンツ特有のカジュアル感が抑えられ、きちんと感をキープ&脚長効果が。 ちなみにラインは生地に細いひだを入れて縫製されているので、動いても、何度洗ってもキレイなラインが持続するという優れものです。

ほか、ベルトループ付きでアレンジも利き、ポケットの位置や深さも実用的。ウエストは背面がゴム仕様になっているので、ラクなのにカジュアルに寄りすぎません。どこのポイントをとっても、オフィススタイルから休日のリラックススタイルまで対応できる、デザインの完成度の高さを感じました。
カラバリ:万能&肌馴染みのいいカラーも展開

現在取り扱っているORIHICAフラミンゴPANTS® ワイドのカラーバリエーションだと、チャコールグレーのほか、ブラックがあります。少し肉厚なので、透け感はなさそう。どちらも使えるカラーなので、これは色違いでゲットしても損なしです!
ORIHICAフラミンゴPANTS® ワイドの「サイズ」をメジャーで実寸!
店頭で着ずとも手持ちのアイテムと比較できるよう、気になるサイズをメジャーで測ってみました! この後のコーディネート提案時に着ているMサイズの数値なので、着用写真と合わせてチェックしてみてくださいね。
※サイズは編集部調べ。オリヒカが提示している公式な数値ではありません。また、物によってサイズには若干の差があるので、あくまで参考として、見てくださいね!
総丈:約98cm

162cmの筆者でジャストサイズくらいの丈感。フラットシューズに合わせてもルーズにならず、足のラインがキレイです。
ウエスト幅:約33cm

数値的に小さめにも思いますが、ハイウエスト気味なのでくびれくらいの位置ではくイメージです。
股上:約32cm

思っている以上にハイウエストでした。
ヒップ幅(ポケットのつけ根からの幅):約45cm

スッキリ着られる幅感なので、ワイドパンツで起こりがちな「お尻まわりがゆったりで、お尻が大きく見える」なんてことにはなりません。
裾幅:約24cm

ワイドパンツですが、比較的ストレート気味かも。ワイドすぎるとカジュアルになってしまうことがあるので、この幅はスーツの老舗・AOKIルーツのこだわりを感じました。
ベルトループ幅:約4.5cm

少し太めのベルトもOK。細めでもぐらつくほどのゆとりはないのでキレイに着られます。
アイテムのスペックがわかったということで、続いてはこのアイテムをどうコーデに取り入れるか? キレイめ&カジュアルめの2組を考えてみました。
ORIHICAフラミンゴPANTS® ワイドのMサイズで「コーデ」!
王道デザインだからこそ、いろんなシーンで使えるこのパンツ。ということで、オフィス向け、休日向けのコーデをそれぞれ考えてみました。
普段は基本的にMサイズ(時々Sサイズ)を着ている162cmのライターが、Mサイズを着用。コーデに取り入れたときのサイズ感も参考にしてみてくださいね。
ニットジャケットを主役にモノトーンでまとめて

着用者:身長162㎝
パンツ/ORIHICAフラミンゴPANTS® ワイド(¥8789)
ジャケット/ニットジャケット(¥10989) ※9月下旬発売予定
インナー/タートルネックニット(¥5489) ※10月上旬発売予定
シューズ/私物
私物以外オリヒカ
コンサバチックなニットジャケットに合わせてみました。股上深めのパンツなので、インナーをタックインするとウエストの位置を高く見せてくれ、脚長効果が抜群ですね。ほっこりしやすいニットのトップスですが、ストンとまっすぐ落ちるパンツのラインの効果もあってか、スッキリした印象で着ることができました。ここでブラックのパンツを持ってくるとかっちりしすぎですが、あえてグレーのパンツを合わせることでタートルネックの延長にならず、奥行きとこなれ感が出た気がします。
映え色カーデとスニーカーでラフスタイル

着用者:身長162㎝
パンツ/ORIHICAフラミンゴPANTS® ワイド(¥8789)
そのほか/私物
私物以外オリヒカ
キレイめな生地感でオフィス向けにぴったりなパンツですが、ワイドシルエットなのでカジュアルにもマッチします。合わせたのは重めのスニーカーとロゴT、キレイ色のカーディガン。パンツはセンターラインがしっかり出るタイプなので、これだけカジュアルなアイテムを合わせてもキレイめの印象をキープしてくれて、大人女子でもカジュアル合わせにチャレンジしやすくしてくれます。ハイウエスト気味なので、Tシャツの裾はインして着れば脚長効果バッチリです!
【結論】きちんと感と美脚を叶える万能パンツ

オリヒカの「ORIHICAフラミンゴPANTS® ワイド」は、きちんと見えと快適さを兼ね備えた優秀パンツでした。落ち感のある生地とストレッチ性で動きやすく、チャコールグレーの上品な色みはオンにもオフにもマッチ。ハイウエストとセンタープレスが美脚シルエットを叶え、ワイドながらすっきりとした印象に仕上がります。通勤にも休日にも活躍し、着回し力の高さを実感できる1本でした。こちらは9月2日に発売したばかり。ぜひサイト&店頭でチェックです!

























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