ライターが「これは今、本気で使える!」と実感した優秀アイテムを紹介する連載【読む試着室】。
ただの紹介ではなく、実際に履いて・動いて・試してわかった「リアルな使い心地」や「見た目の印象」まで徹底レビュー。サイズ感や素材感など、気になるポイントは編集部が独自に調査&細部の写真とともに、読者が“手に取るようにわかる”ようお届けします!
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雨の日も“きちんと見え”を叶える一足。ワシントン靴店の万能ブーツをレビュー!
ワシントン靴店「晴雨兼用ショートブーツ」¥17600

働く女性にとって、雨の日の靴選びは永遠のテーマ。機能重視のレインブーツだと通勤服に合わないし、パンプスやスニーカーでは足もとが濡れてしまう。そんな悩みを解消してくれるのが、今回ご紹介する「晴雨兼用ショートブーツ」(¥17600)です。
「雨兼用なら、長靴っぽい見た目だよね…」「防水性があるなら、履き心地固そう」「晴れの日も使えるというのは機能性だけじゃなくて、デザイン性も大事」という声も聞こえてきそうですが、実際のところは? では早速見てみましょう。
晴雨兼用ショートブーツの「細部」に注目!

今回レビューするのは、晴雨兼用ショートブーツのブラック、Lサイズ(24.0〜24.5cm相当)。一見キレイめなレザーブーツに見えるのに、じつは防水仕様の、今年も引き続きトレンドであるショートブーツに注目しました。
素材・質感:レイン対応を感じさせない上品なマットレザー風

まず履いて感じたのは、「これが本当に晴雨兼用?」という驚き。素材は人工皮革ですが、マットでしっとりした質感があり、レインブーツによくあるラバーのツヤ感はなく、見た目はほぼリアルレザー。ほどよいツヤ感と細かなシボが高見えを叶えています。指で触れると柔らかく、屈んだときにも素材が突っ張らない。防水仕様ながら硬さを感じず、足になじむ感覚がありました。この見た目でいて、表面には撥水加工が施されており、雨粒をしっかり弾いてくれる設計。ちなみに内側は表よりさらっとした質感で滑りがよく、着脱しやすかったです。

防水と見た目の両立って、なかなか難しいものですが、このブーツは“レイン対応”をまったく感じさせません。オフィスにも休日のキレイめコーデにも自信をもって履ける仕上がりです。
色み:マットなブラックがどんな装いにもすっきりなじむ

今回試したブラックは、ツヤが控えめのマットな仕上げで、オンオフ問わず活躍してくれる万能カラー。コントラストが強すぎないため、明るいトーンの服と合わせても浮かず、足もとに自然な引き締め感を与えてくれます。パンツの裾からちらりと見せても、スカートやワンピースに合わせても、印象は常に上品です。
ちなみにこちらは、ブラックのほかにアイボリーの展開もあります。アイボリーは淡色コーデをまとめたい日におすすめ。ライトカラーは汚れやすいですが、撥水加工がされているのでその点でも安心感があります。雨対策だけでなく、汚れが気になる人でも手に取りやすい一足と言えるでしょう。

デザイン:細身シルエットとショート丈で“脚をキレイに見せる”

シルエットはやや細身で、くるぶしより少し上のショート丈の筒が足首に沿うラインがとてもキレイです。ジップがついているのは、シンプルなデザインをそこないにくい側面内側。そのジップ、靴底まで続いていることに感動しました! ガバッと間口が開いて着脱しやすいです。

また、悪天候時に履くとなると気になるのがヒールですが、チャンキーなヒールは約5.5cmとほどよい高さで、安定感がしっかりあります。

チャンキーヒールでマニッシュな印象を心配する人もいるかもしれませんが、細みのトゥが女性らしさをしっかりキープ。足首の細さも相まって、どこか女性らしさが漂う、まさに“キレイめに履けるレイン対応ブーツ”だと思いました。
歩きやすさ・履き心地:ヒールの安定感とクッション性が秀逸
安定感のあるチャンキーヒールのほかにも、歩きやすさや履き心地に影響していそうなポイントが。

まず、ヒールの底・アウトソールには滑りにくいラバー素材が使われており、雨の日のタイルの上でも安心。ちなみにこのラバーのグリップ力は、従来の同製品からパワーアップしたそうです。

さらにインソールには低反発クッションが入っており、足裏全体がふんわりと支えられる感覚。長時間の立ち仕事や外回りの日でも、足が疲れにくそうでした。また、ラバーブーツより柔らかい点もポイント。下写真のように足先も柔軟なので、とにかく歩きやすかったです! お試しで履いたのは短時間でしたが、かかとが当たったり、足先が痛くなったりすることはもちろんありませんでした。履き心地のバランスがとにかく優秀です。

サイズ感:普段どおり〜1サイズ大きめでOK。厚手ソックスでも快適
私は普段24cmを履くことが多く、今回はLサイズを選びました。結果、ジャストサイズ。ラバーブーツに比べて伸縮性があるので厚手の靴下を合わせてもきつさを感じず、かといって脱げそうなゆるさもありません。筒の部分の伸縮性も高く、立ったままでも着脱がスムーズです。このフィット感と軽さなら、長時間歩いても疲れにくそう……! もし迷ったら、普段履いているサイズか、少し厚手のソックスを想定してワンサイズ上げてもよさそうです。
晴雨兼用ショートブーツの「サイズ」をメジャーで実寸!

店頭で履かずとも手持ちのアイテムと比較できるよう、気になるサイズをメジャーで測ってみました! このあとコーディネートでも提案時に履いているLサイズ(24.0〜24.5cm相当)の数値なので、写真と合わせてチェックしてみてくださいね。
※サイズは編集部調べ。ワシントン靴店が提示している公式な数値ではありません。また、物によってサイズには若干の差があるので、あくまで参考として、見てくださいね!
長さ(かかと〜足先のいちばん長い部分):約25cm

トゥが細く先に余裕が出るため、公式の表記より大きめです。
幅(親指のつけ根あたり):約8cm

細め。公式ではEEと記載されています。
高さ:(ヒール)約6cm、(間口まで)約21.5cm

公式ではヒール5.5cm。雨の日も履けるのに脚がキレイに見えやすいヒールの高さです。間口はふくらはぎのつけ根くらいでした。
アイテムのスペックがわかったということで、実際履いてみるとどんな感じか? パンツコーデに合わせてみました。
晴雨兼用ショートブーツのLサイズを「履いてみた」!
ディテールはわかりましたが、コーデに合わせると……? ということで、パンツスタイルに取り入れてみました。
普段から靴は基本的に24.0cmを履いている162cmのライターが、Lサイズ(24.0〜24.5cm相当)を着用。コーデに取り入れたときのサイズ感も参考にしてみてくださいね。
天気に関係なく履きたくなる、コーデを邪魔しないシンプルデザイン

着用者:身長162㎝
ブーツ/晴雨兼用ショートブーツ(¥17600)
ニット、パンツ/私物
私物以外ワシントン靴店
高めヒールの脚長効果をさらに享受すべく、長めのワイドパンツに合わせました。こうやって履くとさらに本当に雨天時も使える仕様なのか疑うほどキレイなデザインです。筒がキュッと華奢なので、パンツに響かないのも嬉しいポイント。
【結論】雨の日でも“キレイ見え”をあきらめない人にぴったり

見た目も履き心地も妥協なしの「晴雨兼用ショートブーツ」。一足あれば、天気を気にせずお気に入りのコーデを楽しめます。朝から雨が降りそうな日も、「これなら安心」と思える心強い存在。特に、パンツにもスカートにも合わせやすい丈感や、マットブラックの上品さは、通勤にも休日にも活躍すること間違いなしです。“雨の日専用”ではなく、“毎日使えるキレイめブーツ”。そんな理想を叶えてくれる、頼れる一足でした。


























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