気になるバイラモデルズやおしゃれプロのプライベートも新しいおしゃれはやっぱり小物から。彼女たちらしいスタイルのカギになる春の小物をリストアップ!
- 1.桐谷美玲は【ベージュ系バッグ】&【ハイテクスニーカー】
- 2.大政 絢は【スクエアフェイスの時計】&【シンプルバングル】
- 3.松島 花は【キャスケット】&【一粒ダイヤピアス】&【一粒ダイヤピアス】
- 4.宮田聡子は【淡色クリアメガネ】&【春色ショートブーツ】
- 5.佐藤晴美は【華奢ネックレス】&【ハイテクスニーカー】
- 6.宮本茉由は【イヤカフ】&【色石リング】
- 7.スタイリスト佐藤佳菜子さんに学ぶ、ローファーとネックレスの効用
- 8.スタイリスト加藤かすみさんの相棒シルバーアクセ&ロゴバッグを拝見!
- 9.エディター東原妙子さんの相棒ミニバッグ&イヤカフを拝見!
- 10.エディター伊藤真知さんの相棒黒小物&プレイフルなエコバッグ
1.桐谷美玲は【ベージュ系バッグ】&【ハイテクスニーカー】
「最近、ベージュやブラウン系の服を選びがちなので、そこにバッグも同系色を合わせて、軽やかなワントーンコーディネートを楽しみたい。足もとは、ハイテクスニーカーがずっと好き。全身カジュアルよりも、フェミニンな着こなしのハズしとして効かせます。」
「アーモンド」という色名のまろやかなベージュのバッグ。スニーカーも同系色でまとめてカジュアルを洗練。バッグ「トップハンドルバッグ」(20×30×12)¥400000/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ) 靴¥9490/リーボック アディダスお客様窓口(リーボック) ジャケット¥105000/シシ(シシ) ニット¥23000/ebure GINZA SIX店(エブール) スカート¥26000/ショールーム セッション(アダワス) ネックレス¥15000・イヤカフ¥12000/アマン(アンセム フォー ザ センセズ) ソックス/スタイリスト私物
2.大政 絢は【スクエアフェイスの時計】&【シンプルバングル】
「今年30歳になるので、その記念にずっと愛せる時計を買おうと思っています。薄着になる春は、手もとのコーディネートも楽しい季節。少しメンズライクなスクエアフェイスの時計に、シンプルなバングルを重ねづけして、ボリューム感を楽しみたいな。」
今も、この先も。エレガントに着こなしを格上げしてくれるタイムレスな時計&ブレスレットは投資する価値あり。時計「タンク アメリカン」(SS、レザー)¥345000・ブレスレット「トリニティ」(WG×YG×PG)¥705000/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ) ワンピース¥71000/シジェーム ギンザ(マディソンブルー)
3.松島 花は【キャスケット】&【一粒ダイヤピアス】&【一粒ダイヤピアス】
「シンプル服のアクセントになる帽子とピアスは、ついつい集めてしまう私の定番アイテム。色々なデザインがあるなかで、いちばん使うのはキャスケットと一粒ダイヤモンドのピアスかな。どちらも、よく着るデニムやフレンチスタイルと相性がいいんです。」
小ぶりのダイヤモンドも、ゴールドの地金で囲んだデザインが華やかな存在感。シンプルなボーダーニットにキャスケットひとつで小粋なフレンチシックが完成する。ピアス「エルサ・ペレッティ ダイヤモンド バイザヤード ピアス」(K18RG×ダイヤモンド0.06ct)¥117000/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク(ティファニー) 帽子¥30000/ボルサリーノ ジャパン(ボルサリーノ) ニット¥19000/デ・プレ
4.宮田聡子は【淡色クリアメガネ】&【春色ショートブーツ】
「さらっとした服にゴツめの小物を合わせるのが好きで、特に足もとにボリュームを持たせることが多いんです。ショートブーツは一年中愛用! 春は明るい色が活躍しますね。さらになんだか物足りないときは仕上げにメガネを。軽やかなクリアフレームが新鮮です。」
春の軽やかなスタイルに、足もとはブーツが旬のバランス。メガネは、肌なじみのいい明るい色のクリアフレームに更新を。メガネ¥38000/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) 靴「RIBBON BOOTIE」(4.5)¥160000/ジャンヴィト ロッシ ジャパン(ジャンヴィト ロッシ) ワンピース¥49000・肩にかけたカーディガン¥29000/エイトン青山(エイトン) ネックレス¥240000・イヤカフ¥58000/ヒロタカ 表参道ヒルズ(ヒロタカ) バッグ¥34000(へリュー)・リング¥66000(ソフィー ブハイ)/エスケーパーズオンライン
5.佐藤晴美は【華奢ネックレス】&【ハイテクスニーカー】
「ほぼ毎日デニムなので、小物もそれに似合うものばかり選んでしまいます。バッグは斜めがけできる小ぶりのものが好きで、毎シーズンアップデートしています。さりげなく女っぽさを足してくれる華奢ネックレスもマスト! デコルテのあいたトップスに合わせて。」
ジルサンダーからリネン×レザーのミニバッグが登場。星モチーフの華奢ネックレスでデコルテをチャーミングに飾って。バッグ「タオ スモール」(11×16×6)¥145000/ジルサンダージャパン(ジルサンダー) ネックレス¥138000・ピアス(片耳)各¥67000・ブレスレット¥110000/ハルミ ショールーム(オー) ニット¥22000/スリードッツ青山店(スリードッツ) デニムパンツ¥29000/エンメ(キムヘキム) カチューシャ¥25000/アレクサンドル ドゥ パリ GINZA SIX店(アレクサンドル ドゥ パリ)
ネックレス¥138000/ハルミ ショールーム(オー)
6.宮本茉由は【イヤカフ】&【色石リング】
「普段無地の服が多いので、この春はカラーストーンのジュエリーを合わせて色で遊びたい気分。今年のラッキーカラーといわれているラベンダーの色石で、そのパワーを身につけたいですね。ピアスの穴がない私は、可愛いイヤカフもいつも探しています。」
どこか神秘的で、肌に透明感をもたらしてくれるパープルのカラーストーン。リングもイヤカフも重ねづけが今のムード。コンビネゾン¥17000/アンクレイヴ
イヤカフ¥48000/ヒロタカ 表参道ヒルズ(ヒロタカ)
イヤカフ¥18000/ヒロタカ 表参道ヒルズ(ヒロタカ)
(上)リング(K18YG×K18YGプレーティング×タンザナイト)¥54000・(下)リング(SV925×K18YGプレーティング×アメシスト×ダイヤモンド)¥25000/ジ アナザー ミュージアム(アルティーダ ウード)
リング(SV925×K18YGプレーティング×アメシスト×ダイヤモンド)¥27000/ジ アナザー ミュージアム(アルティーダ ウード)
リング(SV925×K18YGプレーティング×アメシスト×ダイヤモンド)¥17000/ジ アナザー ミュージアム(アルティーダ ウード)
7.スタイリスト佐藤佳菜子さんに学ぶ、ローファーとネックレスの効用
“コーディネートで小物がいちばん好き。「小物でこんなに変わった!」と驚きが”
「マイスタイルに欠かせない相棒といえば、オーセンティックなローファー。昔から何足も持っていて、今は茶色の服と相性のいいこのワイン色がすごく使えてハマっています。ブームのときと興味ないときを繰り返しているのが、ボリュームのあるネックレスで、今また気分!洋服は冒険しないけれど、盛り上げ役の小物にはどんなときも敏感。“シンプルな服が小物でこんなに素敵に!”という変化をいつもひそかに喜んでいます」
【相棒】オーセンティックな「ローファー」
「楽に履けて甘すぎないローファーがマイ定番。最近はこの色が活躍しています」。(左)カステラーノ・(右)セリーヌ/私物
【気分】存在感のある「ネックレス」
「シンプルなTシャツやニットに合わせたいので、華奢なものより、ボリュームやインパクトがあるものを」。3点ともグリン/私物
春はこんなスタイル
スタイリスト
佐藤佳菜子
“さとかな”の愛称でおなじみの人気スタイリスト。大人っぽいのに華があるコーディネートが得意。2018年の渡英を経てスタイリングセンスがさらにパワーアップ中。
8.スタイリスト加藤かすみさんの相棒シルバーアクセ&ロゴバッグを拝見!
“スタイルを決める比重が大きいから、ちょっとずつ素敵なものを集めたい”
「自分スタイルの決め手になる小物は、相棒小物はもちろん、気分のものでも、長く使える素敵なものを集めたい。エルメスのリングは時代を超えたデザインで、20年くらい前に買って手放すことなく使っているし、一方で、今っぽさが出るセリーヌのロゴバッグは、扱いやすく、なんだかんだ毎日持ち歩いているかも。カジュアルな格好をしていても、小物によって、ちゃんと大人らしさが加わるのが、私にとって“使える”小物だと思います」
【相棒】メンズライクなシルバーの「手もと」
「メンズっぽい手もとが好み。一点ずつ主張があるものを選んでいます」。(バングル)バレンシアガ・(時計とリング)エルメス/私物
【気分】身軽で今っぽい「ロゴバッグ」
「白いロゴが入ることでスタイルが今っぽく。昔ほど大きいバッグは持たないけど、必要なものがきちんと入るサイズ感が使える」。セリーヌ/私物
春はこんなスタイル
スタイリスト
加藤かすみ
シンプルなスタイルをベースに、旬や洒落感を加えたリアルなコーディネート提案にファン多数。本誌をはじめ女性誌やカタログにひっぱりだこの敏腕スタイリスト。
9.エディター東原妙子さんの相棒ミニバッグ&イヤカフを拝見!
“バランスをくずす小物で抜けを。コンサバになりがちな服を自分らしく”
「きちんとしたセットアップや女性らしいワンピースが好きで、それをコンサバすぎず、スタイルよく見せるには?と小物を考えます。バッグを斜めがけすると、服に1本ラインが入って、抜け感も出るし、重心アップにつながる。イヤカフもアシンメトリーで楽しめるデザインが多いから、かっちりした服のバランスをくずせる。その基本方針の上に、シーズンごとの“こうなりたい”という意志を反映させるのが私の小物の選び方です」
【相棒】斜めがけできる「ミニバッグ」
「毎シーズンの“なりたい女性像”を意識して追加する定番小物」。(右)ボッテガ・ヴェネタ・(中右)ヴァジック・(中左)ザンケッティ・(左)エスターエクミ/私物
【気分】立体的に効かせる「イヤカフ」
「マスクをしていても効果的に華やぐ」。(右)ジューシーロック・(右から2番目)エナソルーナ・(中央)ヒロタカ・(左2つ)マリアブラック×チノ フォー デミルクス ビームス/私物
春はこんなスタイル
エディター
東原妙子さん
そのセンスに各所から絶大な信頼が集まるファッションエディター。2019年SSにデビューし話題のECブランド「アンクレイヴ」のクリエイティブディレクターを務める。
10.エディター伊藤真知さんの相棒黒小物&プレイフルなエコバッグ
“服では補えない楽しさをバッグやジュエリーに求めている”
「普段の服がカジュアルなので、小物はキャッチーで華があるものがいいんです。たとえば、年を重ねて流行に左右されない名品をと選んだハイブランドの時計とジュエリーは、何にでも合う黒だけど、ストイックになりすぎない、可愛らしさがあるもの。今季でいえば、TICCAのバッグは、服だと勇気がいるけど、小物だったらチャレンジしたいと思ったプレイフルな色使い。どちらの小物も自分のテンションをあげてくれる存在です」
【相棒】ちょっと甘めの「黒小物」
「ラグジュアリー小物をあまり買わない私が、好きを追求して到達」。(ピアス)ヴァン クリーフ&アーペル・(時計)シャネル/私物
【気分】プレイフルな「エコバッグ」
「スピック アンド スパンで見つけたトート。エコバッグはそのときの気分と遊びを加えて軽やかに楽しみたい」。ティッカ/私物
春はこんなスタイル
エディター
伊藤真知さん
丁寧な取材で服の魅力を引き出すファッションエディター。カジュアルなのに女らしい私服も大好評。著書に『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』(講談社)がある。
撮影/YUJI TAKEUCHI〈BALLPARK〉 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/桐谷美玲、大政 絢、松島 花、宮田聡子、佐藤晴美、宮本茉由 構成・原文/東原妙子 企画/岩鼻早苗〈BAILA〉 ※( )内の数字は(高さ×幅×マチ)およびヒールの高さで単位はcmです ※BAILA2021年3月号掲載
【BAILA 3月号はこちらから!】