30代女性にアンケートを取ったところ、ファッション・美容・ライススタイルともに大半の人が「変化アリ!」と回答! この時代をポジティブに乗り切るためのバイラ読者たちのアイディアを聞いてみました。
1.withコロナの今。30代の生活すべてに変化アリ!
気分が上がる服を着て自分のために花を買う休日。そんな瞬間がいちばん楽しい!
休日のご近所散歩中に、気になっていたお花屋さんで部屋に飾る花を購入。誰と会う予定もない一日だけど、今年らしいボリューム袖の華やかブラウスを着るだけでテンションが上がる! こんな時代だからこそ、毎日をご機嫌に過ごすためのちょっとしたスイッチを大事にしたい。ブラウス¥46200/デザインワークス 銀座店(デザインワークス) パンツ¥26400/カイタックインターナショナル(ヤヌーク) バッグ¥28600/エバゴス
30代女性485人にアンケート!コロナ禍を経て変化はありましたか?
【Fashion】
「余計な服を買わなくなった」
「着たい服を着るようになった」
【Beauty】
「ちょっといい美容液を買った」
「新しいアイメイクにトライするようになった」
【Life style】
「平日、自炊するようになった」
「自分のための時間が増えて新しい趣味ができた」
※2021年5月13日〜5月28日 BAILAメルマガ会員および公式SNSにてアンケート実施
2.ファッション、ライフスタイル、ビューティはどう変わった?
【Fashion】もしかして私、今のほうがお洒落を楽しんでる!?
洋服にかける予算、モチベーションは残念ながらともに「低下」と答えた人が多数。でも、取材してみてわかったのはお洒落に向き合うマインドの確実な変化。ひそかに今、バイラ読者のなかで「お洒落革命」起きてます!
服は少数精鋭主義にチェンジ。無駄なものはもうひとつもいらない!
アンケートでいちばん多かったのが「余計な服を買わなくなった」という声。人と会う機会が減るとともに洋服を買う頻度も激減。だからこそ、本当に欲しい服を厳選しているもよう。「自分のお洒落を見直すきっかけになった」というポジティブな意見も多かった。Tシャツ¥2200/バロックジャパンリミテッド(アズールバイマウジー) パンツ¥30800/IMCF Co.,Ltd.(ジャンシドゥーム) ネックレス¥33000/ライフズ 代官山店(トゥデイフル) ブレスレット¥35200・リング¥25300/スタージュエリー表参道店(スタージュエリー)
「本当に自分に必要なものは何かを考えるようになり、流行に流される買い物が減った」(30歳・IT関連)
「新しい服を買うときはじっくり吟味。持っている服は着回しを考えるようになった」(32歳・保険)
たまのお出かけこそショーパンをはいて新しいお洒落にトライ!
共通していたのが「気軽にお出かけできない分、たまに外出するときは思いっ切りお洒落を楽しんでいる」という声。なかには「お洒落の幅が広がった」という人も。ちょっと閉塞感を感じてしまう時代も、洋服ひとつで毎日が新鮮に。ブラウス¥25300/ル フィル NEWoMan 新宿店(ル フィル) パンツ¥7150(マウジー)・サンダル¥18920(スタッカート)/バロックジャパンリミテッド ハット¥23100/エトレトウキョウ バッグ¥181500/八木通商ザンケッティ事業部(ザンケッティ)
「家にいる時間が長くなった反動なのか選ぶアイテムが華やかなものが増えた」(30歳・メーカー)
「色々なコーディネートを考えるようになった」(32歳・秘書)
「以前よりお洒落の幅が広がった」(34歳・自営)
「平日は動きやすくデスクワークに集中しやすい服、週末の近場のお出かけは気持ちが上がる服を着ている」(36歳・事務)
《「買い方」だって賢くチェンジ!》
「ネットで買うことが増えた」(31歳・メーカー)
「事前にネットで欲しい商品を厳選しおいて、店頭受け取りにして店舗で試着」(30歳・広告代理店)
「サブスクを利用してみるように」(33歳・ネイルサロン)
ECを利用するようになった人も多数。その際も複数サイトで比較したりと“吟味して買う”ためのツールとして賢く利用している様子
たとえば、ひと目ぼれした色石アクセ。他人のためではなく、“自分の心を満たすため”に買いものをするようになった
買い物をするときの気持ちにも変化が。値段の高い、低いにかかわらず「自分の気持ちが上がるかどうか」が購入の決め手になってきていることが判明。涼やかにきらめくアクアマリンの色石ジュエリーも、自分にとってときめきと縁を感じたら、それが“買い”の合図。ワンピース¥31900/カデュネ プレスルーム(カデュネ) ピアス(アクアマリン×ダイヤモンド)¥22000・イヤカフ¥15400・リング(人さし指)(アクアマリン×ダイヤモンド)¥35200・(中指)(トパーズ×ダイヤモンド)¥29700/アルティーダ ウード
「お金を使うことが減った分、本当に欲しいジュエリーやいいブランドのバッグを思い切って買うようになった」(30歳・商社)
「人と比べてしまい、年相応に見られるようにいいものを身につけなくちゃという勝手なプレッシャーから解放された」(32歳・不動産営業)
【Life style】できたのは時間のゆとり。平日に自炊できるってこんなに幸せなんだ
ライフスタイルでの変化を聞くと真っ先に上がってきたのが「時間の余裕ができた」こと。自分の暮らしを整え、丁寧に暮らす。慌ただしく働いていた30代だからこそ、その幸せを再発見。
会社帰りはスーパーへ。外食が減りオーガニックなものを選ぶように
残業が減り、リモートワークの導入もあっておうち時間を楽しめるようになった人が増加。「自分の体や環境のことを考え、なるべくエコなものやオーガニックな食材を選ぶようになった」など、意識の高さもうかがえる。ニット¥25300・カーディガン¥28600/デザインワークス 銀座店(デザインワークス) パンツ¥14850・ピアス¥12760/ライフズ 代官山店(トゥデイフル) バッグ(ダークブラウン)¥63800/八木通商ザンケッティ事業部(ザンケッティ) ブレスレット¥74800/ハルミ ショールーム(カフカ) リング¥9900/プルミエ アロンディスモン(フィリップオーディベール) サンダル¥9680/アバハウスインターナショナル オンラインストア(ラルート) メガネ(スタイリスト私物) ※エコバッグはビオセボンのオリジナル商品です
「今までは3食コンビニか外食、終電帰宅後、短時間睡眠で翌朝出社。今は自炊をしてジムに行って、ゆっくりお風呂につかって睡眠時間をしっかり確保できるようになった」(33歳・WEBデザイナー)
「生理などつらいときにリモートワークができると本当に助かる」(31歳・派遣)
「健康的な生活が送れるようになった」(35歳・マスコミ)
《ライフスタイルのチェンジキーワード》
#早寝早起き #断捨離 #自炊 #筋トレ #ヨガ #Netflix #YouTube #自分時間
【Beauty】二度目の夏は“スキンケア欲”がもう止まらない!
おうち時間が増え、リモートワークなど働き方の変化も相まって美容では「スキンケア」への関心が急上昇! ちょっと高価な美容液や癒されるボディケアアイテムにも投資。
ベースは“薄め”で素肌感重視にシフト
「マスクをするので化粧が薄くなり化粧品代が下がったのでスキンケアにお金をかけるようになりました」(35歳・公務員)
《ビューティーのチェンジ!》
1位:スキンケアへの投資
2位:アイメイクを頑張る
3位:美容医療(シミ取り、レーザーなど)
「マスク時代は“肌休み中”と思い、肌を立て直しています」など圧倒的にスキンケア重視に。メイクはやはりアイメイクに関心が集中
「自宅にいるので気になっていた香水を気兼ねなく試せるようになった」など香りで上手に気分転換をしている人も。今年で誕生100周年を迎えるシャネルの香水「N°5」のボディクリームやバスタブレットで、特別なボディケアタイムを。(上)オールインワン¥39600/インターリブ(サクラ) (下・右から)シャネル N°5 ザ シャワー ジェル 500㎖ ¥9680・シャネル N°5 ザ ボディ クリーム チューブ 150㎖¥11770・シャネル N°5 ザ バス タブレット 17g×10個 ¥8910/シャネル(シャネルオンラインブティック〈chanel.com〉および限定店舗にて数量限定発売)
「五感をどう居心地よくさせるかを考えて香りなどにこだわっている」(31歳・法律事務所)
《美容アイテムで買ったもの》
ランコムのジェニフィック アドバンストN、エスティ ローダーのナイトリペアエッセンス、カネボウのデイ&ナイトクリーム、シスぺラのクリーム、クラランスのグラン アイセラム、リファの美顔器、パナソニックのスチーマー、ヤーマンの美顔器、電気バリブラシ、ポーラのリンクルショット・B.Aクリーム、コスメデコルテのモイスチュア リポソーム、クレドポーのヴォワールコレクチュールn etc.
【Mind】今だからできる“自分勝手”が最高に楽しい!
初めは環境の変化に戸惑うことも多かったけど、考え方を変えれば「自由」は増えたはず。自分の心に忠実に過ごすことが、今の時代のハッピーの秘訣。
平日の朝からパンケーキ、おやつにアイス。リモートワークの日こそできる贅沢!?
在宅勤務の平日なら好きなものに囲まれながら自分のペースで働けたり、外出しづらい休日も好きな本や映画に没頭できたり。色々と不安もあるけれど、大変革中の今の時代は、自分にとって本当に心地いいものを見つけるチャンスなのかも。「やりたかった仕事が見えてきて、資格試験の勉強を始めた」という人も。ワンピース¥24200/ルージュ・ヴィフ ラクレ ルミネ新宿店(ルージュ・ヴィフ) バングル¥13200/アルティーダ ウード
「通勤時間が減り、一日2時間ほど自由に使える時間ができた。Netflixで好きなドラマを毎日見られて幸せ」(33歳・公務員)
「無駄な飲み会が減った分、自分が会いたいと思う人とは密に連絡を取り合っている」(32歳・金融)
「自宅でも、きれい色の服を着てテンションアップ!」(35歳・通信)
撮影/倉本ゴリ〈Pygmy Company〉 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/加藤かすみ モデル/大政 絢 構成・原文/内海七恵〈BAILA〉 撮影協力/ビオセボン麻布十番店 ※BAILA2021年8月号掲載