リモートワークが増え、「出社するときのおしゃれ」の度合い人がわからなくなってきた!という声が続出。頑張りすぎず、気取っていないのにどこかハッとする、スタイリストさとかな発のおしゃれアイディアを取り入れて!今回は、時間のない朝もコーデに迷わなくて済む“MYセットアップ”を提案。
時間のない朝、コーディネートに迷わない「MYセットアップ」を作っておく
なじませやすく、どう着ても正解。だからこそ意外とコーディネートに悩んでしまうニュアンスカラー。流行りの色で様々なブランドから似たような色が出ているので、私はほぼ同じ色のアイテムを見つけたら、勝手に「MYセットアップ」を作っています。“パーフェクトな二つ”があれば合わせも決めやすいし、セットアップ風ならではの今っぽさも出る。スーツを着るほどのきちんと感が求められないときでもちょっとピシッと見えるので、お仕事にも重宝します。
バターのような黄みを感じるベージュ。目新しい色の力で、シンプルな1+1でも新鮮【BUTTER BEIGE SET】
![TICCAのニット CITYのパンツ](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/b4/b4952168-ac58-40bb-bf95-d070d8d08b9e.jpg)
イエローとベージュの間のようなまろやかなバターカラーは、流行のニュアンスカラーの中でもとびきり今どきな色。「Vネックのふんわりニットとワイドパンツという見慣れたはずのアイテムも、どことなく目新しい表情。単品でももちろん素敵ですが、セットで着ればなおのことおしゃれに」(佐藤さん)。ニット¥35200/ティッカ パンツ¥23100/ステュディオス ウィメンズ 表参道店(シティ) ストール¥14300/マニプリ バッグ¥35200/ショールーム セッション(ミカ デラ ヴァッレ) 靴¥35200/ベイジュ(ピッピシック)
必ずしも上下でなくたっていい。“ほぼ同色”なコート&ニットの即席セットアップ【GREIGE SET】
![FLOMLのコート LE PHILのニット](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/7d/7df69904-3614-4c5d-9063-eec0900158a2.jpg)
「MYセットアップを作り始めたのは、手持ちのコートと同色のニットを買い足したら、ボトム選びがものすごく楽になったから。下は基本何でもOKですが、仲間の色ならさらに洗練」(佐藤さん)。コート¥69300/フロム ニット¥37400/ル フィル NEWoMan 新宿店(ル フィル) スカート¥31900/インターリブ(サクラ) ストール¥39600/シップス 有楽町店(アソース メレ) バッグ¥52800/フルラ ジャパン(フルラ) サブバッグ¥6600/エスケーパーズオンライン(オープン エディションズ) 靴¥53900/アマン(アンスクリア)
万能でバリエも多いモカは初めての“MYセット”に最適【MOCHA BROWN SET】
![桐谷美玲 JUSGLITTYのカーディガン HÉLIOPÔLEのスカート](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/60/601fc980-7b04-411d-a59e-c787dbd08dd5.jpg)
ボリューミーなアイテム同士でも品よく着こなせる、モカブラウン。上下で質感を変えることで、ワントーンならではののっぺり感もゼロに。カーディガン¥26400/ジャスグリッティー プレスルーム(ジャスグリッティー) スカート¥16500/エリオポール代官山(エリオポール) ブラウス¥19800/ルージュ・ヴィフ ラクレ ルミネ新宿店(ルージュ・ヴィフ) バッグ¥44000/ヴァジックジャパン(ヴァジック) ピアス¥13200/エナソルーナ ネックレス¥15400/ヴァンドームブティック 伊勢丹新宿店(ヴァンドームブティック) ソックス¥2970/真下商事(パンセレラ) 靴¥35200/ベイジュ(ピッピシック)
![佐藤佳菜子](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/a4/a4b68cb6-150e-4a74-bf8d-f1046b3425b9-198x199.jpg)
スタイリスト
佐藤佳菜子
さとう かなこ●“さとかな”の愛称でおなじみの敏腕スタイリスト。「ふつうの服」をこよなく愛し、色合わせやサイジング、小物使いで「なんだか素敵」な印象に仕上げるテクニックはバイラスタッフからも絶大な支持が。
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉(人) 、魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/桑野泰成〈ilumini.〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/桐谷美玲 取材・原文/伊藤真知 ※BAILA2021年12月号掲載