【①ヘアスタイルを今っぽく更新する】髪型に旬の雰囲気が漂うだけで、ベーシックな服でもとびきりあか抜けて見えるもの。正面だけでなく、横顔や後ろ姿など、他人から見られる「3Dの視点」を意識しましょう。オススメは断然、カバーモデル中村アンのような無造作でラフな動きのあるヘア。
【②旬のきれいな靴に履き替える】コーディネートの総仕上げ役といっても過言ではないのがシューズ。きちんとお手入れされた上質な靴を履いている人はそれだけで好印象。面積は小さくても、ここをサボると着こなしは途端に野暮ったくなるので、絶対に手を抜かないこと。
【③モダンなバッグを持つ】靴と並んでおしゃれの印象を左右するもうひとつの最重要小物がバッグ。控えめながらキラリと存在感を放つ、モダンなルックスのバッグを手に入れて。小荷物派も大荷物派も、TPPOに合わせた持ち歩くべきモノがきちんと収まる容量をクリアするジャストなサイズ感を把握して選ぶのも大前提です。
【④自分に似合うトレンチコートを持つ】カジュアルにもドレッシーにも着られるトレンチコートは、アラサー世代の永遠の定番アウター。自分にジャストな一枚を持ち、TPPOや気分、中に着るアイテムに合わせて表情を変えられる着回し力の高さは貴重です。ちなみに今年なら、ぜひパリシックに着こなしてみて。
【⑤差し色の効果的な効かせかたを知る】きれい色アイテムが着こなしにもたらす効果は絶大です。印象も明るくなるし、着慣れたワントーンやシンプルスタイルに「はっ」と驚くような華やかさを与えてくれます。キレのよい小物使いでクールに装い、自分らしい個性をさりげなく発揮して。
【⑥上質なスカーフで遊ぶ】一枚あるだけで着こなしを楽しげに彩るスカーフの力は実に偉大。ニットやシャツの首もとに巻いたり、バッグのハンドルに垂らしたり。大判サイズのものなら、ベルトにしたり、トップスやスカートにアレンジなんて大胆技も! 今も昔も、スカーフを制する者はおしゃれを制します。
【⑦シャツは“抜け”て羽織る】端正なイメージの強いマニッシュなシャツは、襟を抜いたり、袖をまくったり、強いポイントを作らず、あえてゆるゆると着くずすのが新ベーシック。盛らない潔さがかえって印象をきわだたせ、ほどよい肌の“抜け”がそのままダイレクトに“あか抜け”につながります。