「30代、“憧れ”が似合う私に――」。そう願う佐藤晴美さんの胸の内をひもとく新連載がスタート。第1回は、理想の女性像を体現するジュエリーのお話。
CHANEL「ココ クラッシュ」
現在29歳。30代を目前にした等身大の自分と、まだ見ぬ未来の自分。両方を託せるジュエリーとして、シャネルの揺るがないアイコン「ココ クラッシュ」を指名。その輝きに魅せられる理由とは。
「太さの異なるリングの隣り合わせは、最もしてみたかったつけ方。真っ赤なコートにさらりと合わせるところに気どらないレディ像を感じ、グッときます」。
リング(人さし指)(YG)¥660000・(中指)(WG)¥280500/シャネル コート¥209000/トゥモローランド 渋谷本店(トゥモローランド ビー)
ひとつで、重ねて…。その時々で変わる魅力に強く惹かれる
「ふっくらしたフォルムが、辛口なジャケットに女性らしいしなやかさを添えてくれる。重ねづけした瞬間、『私らしい!』って胸躍りました」。
イヤカフ(上から)(BG×WG×DIA)¥577500・(WG)¥244200・イヤリング(YG)¥665500/シャネル ジャケット(参考商品)/ザ・ウォール ショールーム(ハルノブムラタ) タイツ/スタイリスト私物
Q 20代を振り返って思うことは?
「長年ガールズグループに身を置き、25歳で独り立ち。両方を経験して視野が広がり、29歳の今は“原点回帰”が活動のテーマになっています。周囲を巻き込んで、自分だけでは成し得ない大きな夢を実現させたいと思うようになったんです。今はその準備の真っ最中! どうキャリアを積んでいきたいかが見えたことで、30代がとても楽しみになりました」
Q ジュエリーに対するイメージって?
「つける人の内面が表れるもの。身の丈に合わないと思っていた本格ジュエリーも、30代を目前にしてやっと自分に何が似合うのかリアルに考えられるようになりました。普段着にサラッと身につけたいと直感的に思えたのがほかでもないココクラッシュだったんです」
Q 「ココ クラッシュ」の魅力は?
「ぷっくり感とキルティングパターンが印象的で、ひとつでも存在感があるのに重ねるとまた違った魅力を発揮するところに惹かれます。自立した、柔軟性のある女性像を体現しているように感じ、私の理想とピタッと重なったんです。だから無性にときめくんでしょうね。まさに一生ものだと思います」
Q 今後どんなスタイルに合わせたい?
「やっぱり愛すべき白Tやデニムに! 私にとっての永遠のベーシックにプラスして、好きなスタイルを極めていきたいです」
モデル
佐藤晴美
撮影/嶌原佑矢〈UM〉 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/加藤かすみ モデル/佐藤晴美 取材・原文/榎本洋子〈TENT〉 ※YG=イエローゴールド、WG=ホワイトゴールド、BG=ベージュゴールド、DIA=ダイヤモンドの略です ※BAILA2025年1月号掲載