2020年は“変革の年”!この一年をハッピーに過ごす秘訣って? 人気占い師のムーン・リーさんに2020年はどんな年になるか教えてもらいました。
教えてくれたのは……
西洋占星術で運勢を読み解く!ムーン・リーさん
ムーン・リー
西洋占星術を駆使して、個人の運勢から世界の情勢までを読み解く、大人気の占い師。女性誌『MAQUIA』『NumeroTOKYO』『mina』やオンラインメディア「FASHION HEADLINE」など、監修・鑑定の実績多数。
人気占い師 ムーン・リーさんに聞く!「2020年はどんな年になりますか?」
「“働くこと”がテーマの一年。しゃがんで踏ん張ることで荒波を乗り越える力がつくはず」
西洋占星術で見ると、2020年は山羊座に多くの星が集まる時期。2008年から滞在している冥王星、2017年から滞在している土星に加えて、2019年12月3日からは木星も山羊座に入ります。冥王星は、オールオアナッシング、生きるか死ぬか、といった事象を表す、大きな影響力を持つ星。土星は、試練や困難を象徴する山羊座の守護星。人々の精神面には、これまで厳しくストイックなムードが漂っていて、それもまだ続くのですが、ラッキーやトレンドを象徴する木星もやってくることで、次第にまじめ、安心安全、本物志向、といった、いい意味の山羊座らしさも表れてきそうです。
一方で、2020年は、変革や奇想天外なものごとを象徴する天王星が、財や富をつかさどる牡牛座に。また、下半期からは、情熱や勇気を象徴する火星が、活動や闘争を表す牡羊座に入ります。社会的、経済的には、穏やかとは言い難く、予想外の出来事が起こりがちな年だと考えられるでしょう。
そんな2020年のテーマは、“働くこと”。誰もが仕事について真剣に考えていく年になりそうです。きっちりかっちり頑張ることが幸せの定義になって、のんびり屋の人は意識が変わり、もともとキャリア志向の人はより猛烈に、仕事に打ち込むことに。また、職場環境も整いやすいため、女性の場合は結婚や出産をして仕事と家庭を両立させようという意欲も高まる兆し。
ファッションやカルチャーに関しては、レトロなものや本格的なものが注目を集めるでしょう。きもの、歌舞伎、老舗料亭などが話題になりそう。特に食に対する姿勢はシビアに。安全面や健康面を考えて、野菜を育てる、そばを打つ、など素材から自分で作る人が増えてくるかもしれません。また、ネットの世界は劇的な進化を遂げる予感。
2020年は、しゃがんで踏ん張るような時期。華やかな星回りではありませんが、ここで地道に努力することで、今後の荒波を乗り越える力を身につける、とても重要な年だと思います。
【LOVE】チャンスは仕事の場面に公にできる関係に追い風が
“働く一年”だけに、恋愛のチャンスも仕事の場面に。職場の行事や出張などに、出会いが待っている気配。注目の男性は、年上で落ち着いた、仕事ができるタイプ。女性は仕事だけでなく家事や育児もまかせられる、きちんとしたタイプが求められるでしょう。家族や職場で公にできる関係には追い風が。スピード結婚・出産も増えそうです。
【WORK】今ある環境や状況を大切に異業種交流をすると収穫大
仕事の面では、今ある環境や状況にしがみつくのが賢明。問題がある場合は、やり方を工夫したり上司に直談判したり、自分から行動を起こせば改善につながるはず。それでも転職や独立を考えるなら、3月から6月に。2020年は大企業や老舗での仕事に幸運が。また、異業種で働く人たちと積極的に話すと得るものが多いでしょう。
イラスト/itabamoe、きくちりえ〈Softdesign〉(p.166~p.167) 取材・原文/藤本幸授美 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2020年1月号掲載