2022年上半期は幸運の星・木星が魚座から、牡羊座へ移動する時期。我慢が多かったこれまでから一変し、新たにスタートを切れるという期待も。2022年をより素敵なものにするために、占い師・鏡リュウジさんがみなさんにアドバイス!
鏡リュウジさん
1968年、京都府生まれ。国際基督教大学大学院修了。心理占星術研究家・翻訳家。新刊『鏡リュウジの実践タロット・テクニック ケルト十字法大辞典』(朝日新聞出版)が12/20発売予定。
ゆっくりと、自分のペースでいい。新しい、希望の年へ!
街に少しずつ人が戻り、希望が見えてきた2021年。
幸運の星はいよいよ本格的に魚座へ入ります。
我慢続きの生活に疲れた人には穏やかさを、コロナ禍で必死に社会を支えてきた人には感謝を。
みんなが手を取り合い、苦しかった日々をよくぞ乗り越えたと、たたえ合うことができるようになるでしょう。
社会の大変動によって、これまで眠りについていた様々な力は、ここから大きく花開くときを迎えます。
あなたの眠らせてきた才能は、何ですか?
自分に優しく問いかけ、答えを聞いてみましょう。
2022年の春は、ちょっと特別です。
幸運の星が癒しの魚座を抜け、12星座のスタートライン、牡羊座に戻り「始まり」の笛を鳴らすのです。
以前ならあきらめていた夢も、今なら描き直せます。
少しくらい失敗しても、大丈夫。
なぜなら、みんなまたここから始めるのだから。
思い切り転んだら、ひざの砂を払って立ち上がればいい。
少し欠けた夢は、新しい希望でもっと大きくすればいい。
もとの生活に、完璧には戻れないかもしれないけれど、新しい生活はいつだって始められます。
さあ、一緒に始めましょう。
鏡リュウジ
イラスト/mutsumi illustrations 原文/浅島尚美(説話社) ※BAILA2022年1月号掲載