運勢に影響を与える主要な惑星の移動が前半に集中しているという2026年。世の中は、社会は、私たちの生活は、どんなふうに変化する？ 2026年の開運アクションを鏡リュウジさんに教えていただきました。

リアリティの土星とイマジネーションの海王星の共鳴は、「現実を見ること」と「夢をもつこと」のバランスが大切であると私たちに教えてくれています。あれもこれもと欲をかくと、結局何も手に入らないかも。地に足はしっかりとつけつつ、つま先立ちで手を伸ばす。そんなふうに、無理をしすぎない目標をもつことが2026年に運をつかむためのポイントになるでしょう。

影響力の強い星の移動がいくつかある、2026年前半。とはいえ、幸運の星・木星が蟹座に滞在しているうちは「身近な人やもの」との向き合い方がカギに。家族や友人、恋人と過ごす時間は、いつも以上に大切にしましょう。ただし、絆の強さを利用して情に訴えかけるような行為はNG。「友達同士だし、〇〇してくれるよね？」という過度な期待は、相手の重荷になってしまいかねません。親しき仲にも礼儀あり、という言葉を忘れないようにしましょう。また、地元で生産された野菜を買ったり、近所にあるレストランに足を運んだりするのはおすすめ。家の近くに気になる場所があるなら、この機会に行ってみては。

木星が蟹座に滞在している前半は、内面や身近なところがフォーカスされがち。それに比べて、木星が獅子座に移動する後半はにぎやかな雰囲気に。花火大会や音楽フェスなど、面白そうなイベントには積極的に参加すると、パワーをもらえて仕事などほかのことにも精力的に取り組めるようになるでしょう。また、自己表現することも幸運につながるとき。自信のあることは、どんどんアピールして。それがきっかけとなり、さらなる好機をつかめるはず。さらに、ちょっと奮発して高価なものを買い、自分に発破をかけるのも◎。「コレが似合う自分になるぞ！」と覚悟を決めれば、どんなことも乗り越えられるでしょう。

イラスト／岡崎マリー　取材・原文／中垣香織、仲川祐香〈ともに説話社〉、冨田聖子〈西瓜社〉　※BAILA2026年1月号掲載