大丸梅田店に新しくオープンした話題の「michi kake(ミチカケ)」をはじめ、生理用品に大きくフォーカスするショップやプロジェクトが急増しています。@BAILAでもこの夏、西武池袋本店で実施した、ナプキンやタンポン不要の吸水性サニタリーショーツ【ムーンパンツ(MOON PANTS)】ポップアップストア紹介記事が大ヒット! 女性である以上、生理のお悩みってガチで本当に尽きませんよね...毎月のようにやってくるし、おなかも頭も痛いし(涙)。
そこで@BAILAでは、エディターが使ってよかったおすすめ生理用品を定期的にクローズアップしていこうと思います。今回ご紹介するのは、ユニ・チャームの生理用品ブランド、ソフィから今年リリースされた新商品「はだおもい オーガニックコットン100%」シリーズのナプキン&温活ショーツです。
(右)ソフィ はだおもい オーガニックコットン ナプキン¥オープンプライス・(左)ソフィ オーガニックコットン 温活ショーツ¥オープンプライス/ともにユニ・チャーム
いずれも、マツモトキヨシさんやツルハドラッグさんなど、ご近所のドラッグストアで手に入る生理用品です。「なんだかよさげだなあ(* "q')」と思ったひとめ惚れポイントが「デリケートゾーンが触れる面の上層に100%オーガニックコットンを使用しています」というキャッチコピー。経血量や腹痛だけでなく、ムレやかゆみなどが群れをなして襲ってくる(決してシャレではありません涙)下半身の不快感1000%の生理中がちょっとでも快適に過ごせそうだな、と期待して、レジへと並んだのでした。
1.ナプキン(特に多い昼用・26㎝・羽つき)をチェック
経血量が多く、とくにツラい2~3日めの日中に使ってみるべく「特に多い昼用・羽つき・28㎝」を購入。オーガニックコットンのイメージに合わせて、ブラウンがかった外包紙に包まれています。
開くとこんな感じ。肌に触れる表面全体(内側のラインより中)に貼ってあるのが、このナプキンの核であるオーガニックコットン製のシートらしい。
パッケージ(ほかの「ソフィ」シリーズよりもフェミニン度控えめなデザインなのでそれもまたよし)の裏に、この「ソフィ はだおもい オーガニックコットン100%」のメリットすべてが書いてあります。吸水性に優れたオーガニックコットン特有のメリットをフルに活かした、ムレない快適な使用感が期待できそうな(* "q')。
(閲覧注意かもしれませんが)思いきって表面を大きくクローズアップ。全体的に細かく凹凸加工してあるうえ、コットン特有の性質(=吸水性が高い)を生かしているので、生理用ナプキンや紙おむつによく使われている高分子吸収材(ポリマー)を使用することなく、経血やナプキン装着時にこもりがちな汗など、とにかく生理中に体から出るあらゆる水分をなるべく迅速にギュンと吸い取ってくれて、しかも肌に触れる面積を少なくしてくれる。「ソフィ」のほかのナプキンよりも、装着したときの不快感が少なく、快適な気がします(あくまで個人の感想ですが* "q')。
表面の前後はコットンの絵柄になっていて(「ソフィ」のほかのナプキンはハート柄)、よく見ると”cotton”とエンボス加工されています。肌にやさしそう。
「そうはいっても、肌に密着していないと横からモレそうで不安...」と思った方、意外と大丈夫◎。「ソフィ」シリーズのナプキンはサイドが1cmほど立つようになっていて、高い吸水性と工夫された構造でうっかり横モレを可能な限り防いでくれます。
さらにこの「ソフィ はだおもい オーガニックコットン」はきわめて薄く、筆者調べで約2mm程度(吸水前)。長さ28㎝の大きいサイズをつけても、アウターに響きにくいナプキンといえると思いました。
裏は全面的にシールになっていて、サニタリーショーツにばっちり固定できます! 装着時はズレにくいのに、取り替えるときははがしやすい、理想の粘着力かと。ユニ・チャームさんありがとう!
この「ソフィ はだおもい オーガニックコットン100%」シリーズは2019年11月現在、23cm羽なし・23cm羽つき・26㎝羽つきの3サイズ展開。夜用や軽い日用も早く出してほしい~~~!!!
2.合わせて使うとより快適! 温活ショーツ
このようなメリットに惹かれて、2019年はすべてのナプキンを「ソフィ はだおもい オーガニックコットン100%」に総取り替えした筆者ですが、秋になって、同じシリーズの「ソフィ オーガニックコットン 温活ショーツ」を発見したものだから、即購入! 「ぐるっと一周 あったかい」...だと!?
生理用品専門ブランドのサニタリーショーツはお値段こそちょっと張りますが、おなかを冷やさないハイウエスト仕様だったり、体へのフィット感がきつすぎずゆるすぎずちょうどいいバランスだったり、うっかりアウターを汚さない工夫がされていたり、機能的にとっても優秀◎。しかもこの新作は、高機能はそのまま、ショーツ本体全面がオーガニックコットン製で、かつあったか素材内蔵ときました! これは買いだ(そそくさ)!!!
その「あったか素材」パーツをクローズアップ! ショーツの内側、ちょうど子宮がある部分を包み込むように、ぐるりと一周あったかシートを内蔵しています。サニタリーショーツの上、しかも前(子宮上)にも後ろ(腰)にも“貼るホッカイロ”をダブルでペタンして生理痛に耐えていた子宮筋腫持ちの筆者には、サニタリーショーツ一枚で保温が済むこちらは実に画期的!
ナプキンの羽をしまう二重構造部分はメッシュ生地&ポリウレタンラミネート防水加工生地で、着脱がラク。外からはみ出して見えたり、アウターを汚してしまう心配が極力なくなりました。
さらに、ナプキンをぴったり体にフィットさせる“極ぴたフィット構造”を踏襲。レッグ部分はゴム製(ナイロン+ポリウレタン)なのですが、縫い目が幅広くとってあるので、肌に当たる感覚があまりありません。
お尻のラインに合わせて極太のゴムがあしらわれているので、横モレだけでなく、夜寝ている間の後ろモレもほぼ気にならなくなりました(ショーツに支えられたナプキンがしっかり吸血してくれる)。
さらに、オーガニックコットン使用の割に生地自体はごく薄手で、お洗濯からの部屋干ししても一晩あれば自然乾燥で乾くので、2枚あれば一週間ほどの生理期間はほぼ快適、不安なく過ごせます。
...というわけで以上、ナプキン派の筆者が全力でおすすめしたい「ソフィ はだおもい オーガニックコットン100%」シリーズのナプキン&温活ショーツのプレゼンテーションでした。ちなみにショーツに保温効果があるせいか、ガツンと冷えが直接来がちな秋冬の生理中も、下半身全体がほどよく温かくキープされている気がします。生理はツラいものですが、お悩みのみなさまにぜひ一度試してみていただきたいと思います(^^)b。
取材・文/沖島麻美 ※掲載されている情報は2019年11月22日時点でのものです。また、テキストには個人の感想が含まれます。