今回は、ジャンプとともに育ってきた自他ともに認めるジャンプっ娘のライターOが、アラサー視点でその見どころをご紹介いたします! ちなみに、9月1日(金)以降は後期展示がスタートしており、100点以上の展示原画が入れ替わっておりますので、8月に一度行ったキミももう一度行くべしですよ~♪
【週刊少年ジャンプ展 VOL.1】のパワースポット一覧
黄金期を創造した神先生たちも応援のため会場に降臨!
「陽一くんのキャプテン翼、北斗の拳、キャッツアイにドラゴンボール。連載陣はみ〜んなもれなく“敵”ですよ。誰がどの作品のクライマックスをどのタイミングで持ってくるか? 情報戦がすさまじかった。“もう少し寝かしとこかな”と思ったネタをあえてぶつけに行く。潰しにかかるんですよ(笑)。編集者もみんな仲が悪くて、全員ライバルでした。でも、そんな命がけでギスギスした切磋琢磨があったからこそ、各作家の持つ個性が飛躍的に伸びて、ジャンプは売れたんだと思います」と秋本先生。それを穏やかな笑顔を浮かべて聞いているゆでたまご&高橋先生。戦友ってこういうことなんだなと、胸が熱くなりました。
「生原稿の生々しさ」を体感してほしい
「現在の漫画はすべてデジタルで作られているのがほとんどですが、80年代当時は、専用用紙にペンでガリガリ描きつけていました。今ほどスクリーントーンも発達していませんから、効果線や影もすべて手描きによるものです。修正したホワイトの跡や、フキダシ内に合わせて貼られたセリフの写植などの生々しさ、またそれにしゃかりきになって毎日向かっていた作家の姿や熱意を想像して、感じ取って欲しいですね。僕らの原体験がすべて詰まった空間ですから」。と感慨深げに目を細めていました。
ジャンプの理念「友情・努力・勝利」は私たちの仕事にも生きるハズ!
みなさまもぜひ、ご家族で、お友達と、パートナーと、もちろんぼっちでもOK!!! ぜひ少年ジャンプ黄金期クリエイティビティの熱気を体感してください!