アラサー世代に突き刺さる『ONE PIECE』のストロングポイント5
『ONE PIECE』を読んだことのないジャンプっ娘が『ONE PIECE』を手に取るまで
しかし、現在大好評発売中でございますBAILA9月号にて、かの国民的大冒険マンガの連載20周年をお祝いすべく、キャラクター解説や名場面を集めた総力特集&第844話をBAILAサイズで丸ごと収録したプレミアムBOOK付録を実施しておりまして。特集を担当した編集カゲモンが、編集部に『ONE PIECE文庫』を作ってくれました。当然、@BAILAでもカゲモンの努力を最大限盛り上げねばならないのですが、忙しいのを理由に「原作を読んだことがない私は記事を書く資格がない...早く読まなきゃ...スヤァ(寝)」みたいな自堕落な毎日を続けておりました。
しかし、先日、取材でお会いした韓国のとあるアーティストさまにご挨拶のため名刺をお渡ししたところ、それまで人見知りのせいかモジモジしてらしたのに、いきなり
「集英社さんってワンピースの会社ですよね!? ぼくワンピースだいすきなんです! 日本語をワンピースのアニメで勉強してます!!! Oさんはだれがすきですか!!!」
...と、ものすっっっっごい目をキラ⭐︎キラ★させながら一気に距離を縮めてきてくださり(驚)、外国の方の心をここまで打つマンガとはいったいどんなパワーを持っているのやら、大変興味をそそられまして、ついにカゲモン文庫に手を出すに至ります。
そしたら一週間ほど、一日10冊読破が日課になってしまいまして(笑)
Q:ONE PIECEを読んでいると異様に“おっさん”が目につくのですが、登場人物におっさんが多いのは話の都合上仕方ないのでしょうか?
ーA:「おっさん好きです! 歳をとると、男女ともに深みが増します。面白い人が多い! しかし現実的には歳をとると体力的に弱くなりがち。それをバカにするような、目上の人を尊敬できない若者が昔からキライだったんです。だからおっさん、おばさん、じいさん、ばあさんがもし力を失わなかったらどれだけカッコいいだろう。というのがONE PIECEで描きたいファンタジーのひとつなんです。キミもいつか歳をとります。こんなに強くあれたらいいね!」
みなさま、年齢なんて気にせず、できる範囲でやりたいことをやりましょう♡ それが人生の醍醐味ではないでしょうか?