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ル・コルビュジェ設計の建物で観る『ル・コルビュジェ』展

20世紀の建築の巨匠ル・コルビュジェ。その作品をル・コルビュジェが設計した国立西洋美術館で観るという、またとない機会がやってきました! 

明日2/19から開催される『ル・コルビュジェ 絵画から建築へーピュリスムの時代』展の内覧会に行ってきたのでご紹介します❗️
ル・コルビュジェ設計の建物で観る『ル・コルビュジェ』展_1
ル・コルビュジェの本名、シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ名義で発表された絵画を中心に、建築、インテリア・デザインなどへと活躍の場を広げ20世紀建築の巨匠へと続く約10年間の活動を振り返っている、今回の展覧会。そもそも絵画もあったなんて知らなかったのですが、これが、けっこう見ごたえがあるんです。
ル・コルビュジェ設計の建物で観る『ル・コルビュジェ』展_2
自分が設計した建物で自作の展覧会が開かれるとは思っていなかったでしょうね。
今回の展覧会は、国立西洋美術館開館60周年記念ということで開催されたもの。
ル・コルビュジェが設計した美術館の建物は、2016年にユネスコ世界文化遺産にも登録されていて、この場所で観ることができるなんて、なかなかない。まさに稀有な体験がかなうんです。
ル・コルビュジェ設計の建物で観る『ル・コルビュジェ』展_3
天窓から光が注ぐ1階
ル・コルビュジェ設計の建物で観る『ル・コルビュジェ』展_4
ピュリスム時代の到達点ともいわれる作品も展示されてます。
ル・コルビュジェというと、超高級実用家具や、モダン建築のイメージだったけれど、それだけではない、彼の世界を堪能できます。

ピュリスム(純粋主義)時代の絵画はすべて、ビン・コップ・皿・ギターなど身の回りのありふれたものを素材にした静物画。幾何学的な規則に従って組み合わされているのだけれど、後期の透明な面を重ね合わせ空間を意識した作品のアイデアは、その後に設計された「サヴォア邸」などの建築にも生かされているのだそう。


ル・コルビュジェ設計の建物で観る『ル・コルビュジェ』展_5
こちらは建築で成功をおさめた後に描かれたピュリスム後の作品。


何度も訪れた国立西洋美術館だけど、その建物についての解説もあって、奥深い展覧会になってます。男性も好きそうな、この展覧会、デートにもオススメ❤️

明日2/19~5/19までやってます。(副編な)


『ル・コルビュジェ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代』展
国立西洋美術館 本館:東京都台東区上野7-7
2019年2月19日(火)~5月19日(日)まで


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