心理カウンセラー 根本裕幸さん
恋愛や人間関係を得意とする心理カウンセラー。ユニークかつ的確な分析と提案で相談が絶えない。著書に『愛されるのはどっち?』(リベラル社)等。
女性は男性と異なり視野が広く細かいことに気づけてしまう。ある意味、その能力に長けているのが尽くしたガール。「細かい気づかいや心配りで友達から愛され、女子モテする人も多いんです」と根本さん。「特に女性同士だとお互いに気づき合えるので、ギブ&テイクの関係が成立。友情が深まることも。ただ、これが男性相手になると話は別。女性のような相手を気づかえる視野や思慮深さを持ち合わせていないだけに、素直に女性の行為に甘えて頼るようになってしまう。尽くされれば尽くされるほど図に乗ってしまう傾向があるんです」
そこで気になるのが「どこまで尽くすべきか?」のボーダーライン。「同じ行動に対して、天狗になる男性もいれば、感謝の気持ちを返してくれる男性もいる。その反応は人それぞれです。だからこそ、大事なのが相手ではなく自分のボーダーラインを知ること。世の中には、尽くされるのが好きな姫気質の女性もいれば、尽くすのが苦じゃない女性もいる。自分はどっちのタイプなのか、どこまでなら楽しむことができて、どこからつらいと感じるようになるのか……。まずは自分自身と向き合う必要があります」
ついつい彼の愚痴を言ってしまう、それはオーバーワークの証。ボーダーラインを越えているときは必ずなにかしらのサインが。「そこで感じる、それもまた大切なこと」と根本さん。「ボーダーラインを越えていることに気づき、尽くし行動を控えることができたり、やりたくないことはできないと彼に告げることができたり、自分をコントロールできれば問題はないのですが。許容範囲を超え疲弊しているのにもかかわらず尽くし続 けてしまう場合は依存症に近いパターンに陥っている可能性も。尽くすのは悪いことではありませんが、ストレスを感じたり、日々の生活や思考が自分よりも彼優先になっている場合は問題。自分を取り戻すためのトレーニングが必要です」
尽くしたガール3タイプの詳細はこちら。「ええっ、こんなことまで!?」と驚くようなエピソードも。
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