0108
①柔軟剤をしっかり洗い流すのはNG。せっかくのふんわりなめらか効果が台なしに! 押し洗いしたら、かるく絞って脱水し、そのまま平干しへ!
②洗濯時ハンガーに干すのはNG。跡がついてしまったり、重みでニットが伸びきってしまう。形をキープするために、平干しはマスト! 伸びてしまったニットは戻りづらいので注意。
③毛玉にはさみを使うと、問題のない生地まで切ってしまったり、取り返しのつかない事態に(涙)。ハンガーにかけながら、つるした状態で毛の流れに沿って軽くブラシをかけて。
④消臭スプレーはシミになる場合もあるので、むやみに使うのは避けて。タバコや焼き肉などのニオイなら、風通しのよい場所に1 日置いておいて。扇風機で人工的な風をあてても。
⑤ 食べこぼし油は、通常の洗濯用洗剤だけではNG。まず台所用洗剤をつけて油の膜を溶かすのが有効。指を使ってやさしくなでるように洗剤ごと汚れを落としてから、時間を置かずにすぐに全体洗いへ。
⑥ クリーニングカバーをつけたまま保管はNG。店によっては、ドライクリーニングの薬剤が完全に乾ききっていないことも。ビニールは即取って、風通しのよい場所で一日ほど空気に当ててから保管して。
⑦ コンパクトにたたむのはNG。ニットのためには、たたむ回数をなるべく少なくするのが正解です。本来はつるして保管するのが理想ですが、難しい場合はなるべく少ない回数でたたみ、余裕をもたせてしまうこと。
⑧ 洋服に日光や照明はNG!日焼けして傷んでしまう。クロゼットなどにつるして収納する場合は、なるべく衣類同士の間隔をあけて。不織布など、通気性のいい半透明のカバーも有効。
撮影/中澤真央 イラスト/ユリコフ・カワヒロ