1 モノトナス方法で脳を単調にする!
「眠る前は極力脳を単調にする=モノトナスにすること。ストーリーに起伏のある映画や動画、ミステリー小説は避け、あれこれ考えずにあえて退屈な本やリラックスできる本など、自分なりのモノトナスを見つけて」(西野先生)
2 夜のひとり反省会をやめる
「ベッドの中で日中の失敗や心配事をあれこれ考えていると、脳が興奮して眠れなくなります。“今ここで寝ようとしている自分”に集中し、その時間を5分、10分と少しずつ長くしていけるとスムースに寝られるように」(睡眠コンサルタント・友野なおさん)
3 脳のリラックスにはコブラのポーズ
「深い呼吸を伴い、運動強度も強くないヨガなら、副交感神経が優位になってリラックスが可能。特に肩と胸を開く“コブラのポーズ”は昼間のデスクワークで内巻きになった肩を戻し、深い呼吸ができます。うつぶせに寝て手を胸の横についた状態から腕を伸ばし、背中をゆっくり反らして」(友野さん)
4 入浴は眠る90分前に
「深部体温には上がったぶんだけ下がる特性が。しっかり温度を上げてその後効率よく下げるには、湯船につかるのが効果的。38度から40度のぬるめの湯に20分程度、全身つかって。寝る60~90分前に入り、ベッドに入る頃にはちょうど深部体温が下がって心地よい眠気がやってきます」(友野さん)
5 布団のかけ方にもワザあり!
「これからだんだんと寒くなる時季。掛け布団の順番にもひと工夫。体のすぐ上に熱伝導率がいい羽毛をかけて体温を吸収させ、その上に毛布をかけてその熱を閉じ込める。そうすれば体温を下げつつ快適な温度をキープできて自然と眠くなります」(友野さん)
6 手足と目を温める
「手足が冷えて眠れない人は、靴下をはいたり電気毛布などで温めて。ただしそのまま寝ると熱が放散せず、かえって眠りを妨げるので、寝る直前に脱ぐorスイッチを切ること」(西野先生)/「脳に近い目をあたためてゆるめると、間接的に脳をマッサージするような作用があり、眠りにつきやすく」(友野さん)