【セブン-イレブンの「ビャンビャン麺」が美味い！】読めない漢字名で話題！絶品コンビニ中華麺を実食レビュー

というわけで、今回ご紹介するコンビニ絶品グルメはこちら（↑）、2020年9月現在、東京エリア全域（一部除く）に販路を拡大して販売されている【セブン-イレブン】「西安（シーアン）風 うま辛香油麺 ビャンビャン麺」のご紹介です。

「ビャンビャン麺」とは、中国の陝西省で一般的に食べられている麺料理。写真（↑）は昨年、エディター沖島がとある専門店でいただいた「ビャンビャン麺」です。幅3㎝をゆうに超えそうな極太幅広麺に、肉や野菜などの具材、さらに醤油・酢・ラー油・唐辛子・花椒などの調味料を絡めて食べる汁なし麺です。もちもちつるっとした極太麺の食べ応えに加え、独特の“すっぱ辛さ”に惚れ込んでしまう人続出で、少なくとも東京都内では2019年ごろから「ビャンビャン麺」専門店の出店ラッシュな印象！　個人的にはタピオカミルクティーに次いで流行しているフードだと思っています。

エディター沖島が通う中国語スクールの先生たち（当然もれなく全員生粋の中国人）もみんな「ビャンビャン麺」が大好き ！　もちろん本場の味を知りつつ「【セブン-イレブン】のは本格的においしい！　日本で流行ってうれしい！」と絶賛し、写真（↑）のような激ムズ漢字ポスターまで手作りして各教室に貼り出す盛り上がりっぷりです。本来の発音は、日本語カナ表記だと“ビァンビァンミェン”が近いかも。「ビャンビャン麺」というユニークな名前の由来は、極太麺（＝小麦粉に水と食塩を加えてこねた生地を、ゆでる直前に両手で伸ばし、2〜3㎝の幅に平たく伸ばす）を手打ち麺台に叩きつけるときの“ビャンビャンビャンビャン！”という音なんだとか、さまざまな説があります。ちなみに“ビャン”の漢字は57画ほどもあり「中国人でもたぶん誰も書けない漢字だし、この料理以外に用途がない（; "q'）」と言語学のプロフェッショナルたる先生たちも口をそろえるので、つづりが覚えられなくても気にせずおいしく麺をいただくこととしましょう。

では実際に【セブン-イレブン】で販売されている「ビャンビャン麺」（税込￥429）をいただいてみましょう！　フタを開けると、幅約3㎝はあろうかという極太幅広麺のうえに、チャーシュー（豚肉）・ねぎ・にんじん・もやし・キャベツといった肉＆野菜の具材、さらにドーンとゴマ入りの真っ赤な唐辛子のかたまりがのっかっています。

ラベルを見てみると、原材料名に“ゆでほうとう油和え”とあります。極太幅広麺はほうとうの麺を使用しているんですね。ちなみに1カップあたり513kcalとまあまあカロリーが高めなので、いただく場合はほか2食とのバランスをとりましょう。

カップの底にガラスープ（醤油・酢・ゼラチン・いろんな薬味や香辛料etc. が入っている）が沈んでいるので、食べる前に全体を思いっきりよく混ぜ、麺＆具材とスープをよ〜〜〜く絡めるのがコツです！　辛すぎるのが苦手な方は、上の唐辛子トッピングをちょっと減らしてみて。

いざ実食！　食べる直前に油をかけて香りを立たせる“油泼（ヨウポー）”という味つけが「ビャンビャン麺」の定番なのですが、よく混ぜる必要がある【セブン-イレブン】の「ビャンビャン麺」は、その定番の調理法にきわめて近い印象でいただけます。混ぜ混ぜすることで香辛料の香りがいちめんに漂い、気分はすっかりシルクロードの出発点に立っているかのよう（今は行けないけど）。じんわりとあとを引く独特の辛さと未体験のすっぱさに「ヒョーーーーーー（* "q'）!!!」と驚くはずです（伝われ）。

幅約3㎝はあろうかという極太幅広麺は、もちもち＆ツルツルでしっかりコシがあり、食べ応えたっぷり♡

キャベツ・にんじん・もやし・ねぎなど野菜陣のシャキシャキ食感がほどよいアクセントに。箸が進みまくります〜！

スープが余ったら、白いご飯を投入して絡め、おじやのようにしていただくと、すっぱ甘辛いご飯がいただけて2度おいしいそうな...摂取カロリーはもれなく1.5倍ほど増える計算になりますが; "q'）、満足度は確実にアップ↑。腹ペコのときにぜひ試してみてください。

今回ご紹介した「ビャンビャン麺」のほかにも、【セブン-イレブン】にはこの秋、アジアの国由来の麺が充実しているもよう！　「シンガポール風焼そば ホッケン・ミー」（税込￥496）と、「タイ風焼そば パッタイ」（税込￥475）が同じ並びにありました。2020年9月現在は東京エリア限定発売のようなのですが、3麺とも全国で発売してほしいレベルの完成度！　全国展開を強く求めます（^p^）ノ♡