【12歳】「幸運と拡大の星」とよばれる木星が、生まれて初めてあなたのもとへ戻ってくるのが12歳のころ(木星は12年周期)。小学校を卒業し、中学生へと体も心も切り替わって、行動範囲に伴って、人間の器が大きく広がっていく年齢です。
【19歳】この年齢の前後は「ノード」といって、生まれたときの太陽と月の交点に、現在の太陽と月の交点が戻ってくる年齢。古いものを壊し、未来へと目を向ける年齢です。高校卒業とともに、進学や就職・留学など、将来を左右する大きなターニングポイントです。
【21歳】「現実」を表し、社会の仕組みにのっとって生きていこうとする土星と、逆に反発し、殻を破ろうと提案する天王星。この2つの星に対し、それぞれの天体が90度の角度で巡ってきて“大人への第一歩”を促す時期。誰もが進路に悩むのはこのためです。
【24歳】木星が人生2回目のリターンを果たし、人生の楽しみの幅を広げてくれます。大人になった自分に少し慣れ、さまざまな喜びや失敗を味わいながら、社会のなかで自分ができること・できないことが体感としてわかってくる時期。
【29歳】試練や束縛を表す「現実」の天体・土星が、自分が生まれたときと同じ位置へ戻ってきます。これを占星術では「サターンリターン」とよび、多くの人が転職、結婚、出産など大きな転機を迎え、人生のステージが変わっていくタイミングです。
【36歳】幸運と拡大の星、木星が3度目のカムバック。運命の発展期と恵まれた体力との交点にあり、仕事・プライベートともに責任と自由のバランスがとれる年齢です。自ら転機を生み出せる、人生の充実・拡大・発展期でもあります。
【42歳】占星術において、また人生のライフステージにおいても“最大の危機”とよべるのがこの年齢。試練の星・土星と改革の星・天王星が180度のポジションへやってきます。重ねた年齢を武器に新たな可能性を見出せるかどうかの重要な分岐点です。
【48歳】木星が4度目の回帰。若さだけで突っ走ってきたことも、足もとを固めて飛躍することも、幸運の生かし方が肌感覚でわかってくる年齢です。心も体も無理をすればいいという年でもないので、長い人生の「先」を見ながら自分のペースをつかんで。
【51歳】試練の星、土星が教える「人生の限界」について、切実なものを感じるのが50代前半。以前と同じ山を、あともう一歩で超えられない! そんな焦りを感じたら、生きてくるのが豊かな人生経験です。心理的激変期を乗り切りましょう。