「プラダ」は「プラダ 青山店」にて、2023年11月3日から2024年1月29日まで、プラダ財団の企画による展覧会「PARAVENTI:KEIICHI TANAAMI - パラヴェンティ:田名網 敬一」展を開催します!
屏風にフォーカスした本展は、歌舞伎の小道具として設置された屏風や、12世紀の日本の仏教寺院をその由来とし、1930年代に起きた世界恐慌時だけでなく戦後にも流行した、路上で紙面に描かれた絵を使って物語を説明する紙芝居の小道具としての屏風に言及しながら、屏風の物語をその担った役割の面から探求します。
1960年代から日本を代表するポップアーティストの一人である田名網敬一氏は、ミラノでの展覧会のために考案し屏風のコンセプトを発展させた、新たな環境アート作品をプラダ 青山店の会場のために特別に制作。屏風のように展開するビデオインスタレーション、屏風のコラージュ、ビデオマッピングを使用した本型の彫刻などが含まれ、畳み込むという概念を強調するとともに紙芝居の伝統を想起させる展示が行われます。
田名網敬一氏は1936年東京生まれのアーティスト。ドローイング、絵画、コラージュ、イラストレーション、映像、彫刻といった様々なジャンルの第一線で活躍。作品は、東京、ニューヨーク、パリ、ロンドン、上海など、世界各地の公共施設が擁する常設コレクションに収蔵されています。
また、2023年10月26日から2024年2月22日までは、ミラノのプラダ財団での大規模なグループ展「Paraventi:Folding Screens from the 17th to 21st Centuries(パラヴェンティ:17世紀から21世紀の屏風)」を併せて開催します。
「PARAVENTI:KEIICHI TANAAMI - パラヴェンティ:田名網 敬一」
会期 2023年11月3日(金)〜2024年1月29日(月)
場所 プラダ 青山店 5階
東京都港区南青山5ー2ー6
入場料 無料