旅先として定番&ファーストチョイスのソウルを、モデル界きっての“韓国通”、emmaさんがガイド! 4月に発売するスタイルブックでもソウルでの撮り下ろしに挑戦したというemmaさんに、アクティブにソウルを旅する際のファッションや、ソウルでゲットしたお気に入りのファッションアイテムを教えてもらいました。
必ず年に4回以上は渡韓するほどのソウル通
emmaの韓国旅の思い出は?

「高校生のときに少女時代をはじめとしたK-POPにハマったことがきっかけで、韓国のカルチャーに興味を持つように。バイトしてお金を貯めて、18歳のときに初めてソウルを旅しました。
その時と変わらず、いや今はそれ以上に、韓国への熱量は上がっています(笑)。K-POPだけでなく、ファッション、そして美容までとにかく夢中! 通っているうちにローカルの友人も増えてきて、ますます韓国が大好きになっています」(emmaさん・以下同)

おすすめエリアは狎鴎亭と漢南洞
「狎鴎亭(アックジョン)と漢南洞(ハンナムドン)はおしゃれなショップやレストラン、カフェが多く、それぞれが密集しているので、街歩きしていて楽しいエリア。人気のエリア、聖水(ソンス)より人が少なくて、観光しやすいのもお気に入りポイントです。
ソウルと一言で言ってもかなり広くて、移動にも時間がかかるので、「今日はこのエリアを回ろう」と決めてから1日のスケジュールを組むようにしています。朝から効率よく歩き回って、夕方には一度ホテルに戻って休憩。20時くらいから夜ごはんを食べに、また街へ繰り出すパターンが多いです」
アクティブにソウルを旅するなら? emmaの旅コーデをチェック!

「春のソウルはまだまだ冷えるので、アウターは必須。コートはかさばるので、私はヴィンテージのMA-1を着ていきます。今回のコーデのように中にシャツを着ればきれいめに見えるし、パーカを合わせたらカジュアルな雰囲気に。気分に合わせてコーディネートを組めるので便利なアイテムです。
ソウル旅はとにかくたくさん食べ歩きをするので、体型をカバーしてくれるロングスカートを。スリットが入っているので、歩きやすい!
ソックスは、ソウルに来ると必ず買う定番アイテム。厚み、締め付け具合がちょうどいいんです。足もとは、履き慣れたフラットなローファーを。ソウルは坂が多いので厚底やヒールの靴だと疲れてしまうかも。スニーカーだとラフになりすぎてしまうので、ローファーを選びました。
シャツはER、スカートはThe Frankie Shop、ローファーはtheVirginsのものです」
emmaがソウル旅で購入したファッションアイテム拝見!
Open YYのニットキャップ

「ほどよくキャッチーなデザインでコーデのはずしアイテムに使えるニット帽。かぶるだけで韓国ファッションっぽさを出せるので気に入っています」
GENTLE MONSTERのアイウェア

「まるでアクセサリーのような美しいルックス。顔まわりを華やかに見せたいときに活躍してくれます。このアイウェアをかけるときは、ヘアスタイルはシンプルにすると好バランスに」

s/e/oのキャップ

「ロゴの入り方が潔くって可愛い。これはお店でフィーリングで買いました。ツバが広めでかぶりやすい型です」
白いソックス

「私服には必ずホワイトソックスをはくので、市場で大量に買って帰ります。なんと1足200円くらいと安くて質もよく、何より厚さが絶妙。締め付け具合もちょうどよくて、キツすぎないのに、ずり落ちてこないんです」
ソウルで必ずチェックする、韓国ファッションブランド&ショップ
RECTO(レクト)
現代のニュークラシックをキーワードにした、韓国を代表するデザイナーズブランド。
「おしゃれ上級者なアイテムや、年齢を問わずにチャレンジできる上質なデザインのものが多い。シンプルだけど、アクセントがあるデザインなので、ショップに行くと必ず何か欲しくなります。店内の雰囲気も素敵です」
【店舗情報】
住所:ソウル特別市龍山区漢南大路40ギル8
서울특별시 용산구 한남대로40길 8
LOW CLASSIC(ロウ クラシック)
洗練された素材とクラシックなシルエットの共存が人気のブランド。
「昔から好きで注目しているブランドです。上品なのに、どこかカジュアルでストリートっぽい雰囲気をまとっているのも好みです」
【店舗情報】
住所:ソウル市中区東湖路15ギル43
서울특별시 중구 동호로15길 43
AMOMENTO(アモーメント)
洗練されたシンプルな装いを追求しているブランド。
「BAILAの読者の方もきっと気に入るはず。シンプルな中にぐっと惹かれるポイントがあるのが素晴らしい。AMOMENTOのセレクトショップもセンスがよくておすすめです!」
【店舗情報】
住所:ソウル特別市龍山区大使館路25
서울특별시 용산구 대사관로 25
Open YY(オープンワイワイ)
2020年にスタートした、今注目の気鋭ブランド。BLACKPINKのジェニーや、TWICEのナヨンが愛用していることでも知られる。
「Y2Kな雰囲気があってキャッチーなデザインが人気。いつ行ってもおしゃれで可愛い子がお店にいるので、着こなしやメイクの参考にもなります」
【店舗情報】
住所:ソウル特別市 龍山区 梨泰院路36キル16
서울특별시 용산구 이태원로36길 16
BEAKER(ビーカー)
韓国だけでなく、世界中の人気ブランドの新作がチェックできるセレクトショップ。
「オリジナル商品も人気です。ここに行けば、韓国の注目ブランドは網羅できると思います。欲しいものが必ず見つかるはず」
【店舗情報】
住所:ソウル特別市龍山区梨泰院路241
서울특별시 용산구 이태원로 241
10CorsoComo(ディエチ コルソ コモ)
イタリア・ミラノ発のセレクトショップ。
「ファッションだけでなく、コスメや書籍なども並んでいてギャラリーのよう。滞在しているだけでテンションが上がります」
【店舗情報】
住所:ソウル特別市江南区狎鴎亭路416,1~2F
서울특별시 강남구 압구정로 416,1~2F
【韓国ロケも】emmaさん2冊目の書籍『HERE I AM』発売
emmaさんが、30年間を振り返りながら自身を深掘りした書籍を発売。
2018年に発売したスタイルブック『emma』から7年半。常に時代と戦い、ファッションもライフスタイルも、時代を切り拓いてきたemmaが、この度、自身の「今」を表現する一冊『HERE I AM』を発売。
表紙のフォトグラファーにemmaが選んだのは、BLACKPINKやBTSなどを撮影してきた韓国のトップフォトグラファー ホン・ジャンヒョン氏。華やかさの中にも大人の落ち着きを感じさせ、現在の彼女を表現している。

『HERE I AM』4月18日発売(2月13日予約開始)¥2500(税込) ©SDP

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※掲載している情報は2025年2月1日時点の情報です。
撮影/岡本俊 ヘア&メイク/小澤麻衣 取材・文/高田真莉絵